漫画|ドラゴンボール1巻(第1話~第11話)3行ネタバレと感想|ブルマとの出会いから牛魔王登場
今回は『ドラゴンボール1巻』についてみていきたいと思います!
歴史の長いドラゴンボールでは、初期の頃を知らない方もけっこういらっしゃるのではないでしょうか。
無印、Z、GT、(改)超とありますが、どれを観ても、どれから観ても内容が分かりやすく、観やすいのがドラゴンボールの特徴です。
そんな中でも、今回ご紹介する『ドラゴンボール1巻』はドラゴンボール史上もっとも大切な出来事が描かれている1冊ではないかと思いました。
何と言っても、悟空がブルマと出会い、パオズ山から世界へと出ていく最初の大事な瞬間が描かれていて、仲間や師匠にも出会った大切な回が1巻にあります。またこの頃はコメディ要素が高く、面白いのも見どころの一つですよ!
今のドラゴンボール超を観ていると、もしブルマに出会わなければ悟空はどうしていたのか・・・と頭によぎってしまう程、この出会いは素晴らしい物になりましたね!!
それではみていきましょう!
ドラゴンボール1巻を3行でまとめると・・・
- 悟空とブルマが出会い、ドラゴンボールの旅に出る
- 道中に亀仙人、ウーロンやヤムチャと出会う
- フライパン山の牛魔王登場
漫画|ドラゴンボール1巻(第1話~11話)3行ネタバレ|ブルマとの出会いから牛魔王登場まで!
ドラゴンボール1巻は全部で11話あります。
内容やネタバレがざっくり分かるようにそれぞれ3行でまとめました
1話|ブルマと孫悟空
- 悟空が初めての人間、ブルマと出会う
- 神龍の伝説を聞く悟空
- 悟空パオズ山を離れドラゴンボールの旅に出る
2話|球がない!!
- 悟空初めてのお風呂で尻尾が発覚
- じっちゃんと違うキンタマクラ
- 悟空・ブルマ、「タマ(球)がない!?」
3話|悟空・海へ走る
- 迷いウミガメとの出会いで悟空は海へ
- 悟空の強さを知るブルマ
- 謎の老人登場
4話|亀仙人の筋斗雲
- その名は亀仙人、悟空お礼に筋斗雲をもらう
- ブルマ、パンツを見せたはずなのに
- 手に入れた4つ目のドラゴンボール
5話|ウーロンあらある!
- ウーロンに怯える村人たち
- 女の子姿でおとりになる悟空
- 悟空対ウーロンの一騎打ち
6話|ウーロン対決孫悟空
- 5分間だけしか変身していられないウーロン
- ウーロンが弱い事を見破る悟空、ウーロンを捕まえる
- ウーロンに連れ攫われた少女たちの変わり過ぎた生活
7話|ヤムチャとプーアル
- フライパン山行きに逃げ出すウーロンにPPキャンディー
- 灼熱の砂漠に苦しむブルマとウーロン
- 荒野の悪党ヤムチャとプーアル現る
8話|ヤムチャおそるべし!!
- 顔見知りだったウーロンとプーアル
- ヤムチャの狼牙風風拳、悟空のジャン拳
- ヤムチャの意外な弱点は…女
9話|ドラゴンボール危うし!!
- ヤムチャ夜中に忍び寄りドラゴンボールの秘密を知る
- ウーロン、プーアルの変身は予想外の結末
- 衝撃的場面に出くわすヤムチャ
10話|強盗大策戦
- 騒々しい早朝にブルマはバニーガール
- 再びヤムチャ登場、悟空対ヤムチャ・悟空圧勝でヤムチャ歯が折れる
- 手のひら返しのヤムチャ
11話|フライパン山の牛魔王
- 燃え盛るフライパン山に到着した一行
- ヤムチャ謎の少女に殴りかかる
- 牛魔王登場、筋斗雲に乗っている悟空に食いつく
漫画|ドラゴンボール1巻(第1話~11話)の感想
いや~とても懐かしく、またあえて新鮮にも感じる『ドラゴンボール1巻』でした!
皆さんはドラゴンボールシリーズを全部ご存じでしょうか。
ドラゴンボールは無印から始まり、Z、GT、(改)、超と描かれてきました。
私は以前の職場で、20代の方と何かの拍子でドラゴンボールの話になり、初代のドラゴンボールは知ってる?と聞くと、Zは知っているけど初代はよく知らないという返事が返ってきました。
リアルタイムで観ていた私はビックリしたのですが、(歳がバレてしまいますね笑)そう、ドラゴンボールは原作では約36年経っています。(1984年ジャンプ51号より連載開始)見たことないのは当たり前です(笑)そう考える単行本や動画配信などは本当に便利ですね。
1巻と言えば、本当に最初の最初で、悟空が自分の家からドラゴンボールの旅(冒険)へと、出発するところから始まりました。
ブルマが運転する車と悟空がぶつかりそうになり二人は出会います。そのシーンが描かれている1巻は、「ここから始まったのだな」と、とても感慨深いものがありました。
また何と言っても、この先ずっと仲間になるウーロンやヤムチャ、悟空の妻になるチチ、そして悟空の師匠の亀仙人との出会いがこの1巻に詰め込まれています。
この時代は、ありとあらゆるモノに対して規制が緩い時代で、今では考えられませんがブルマの際どいシーンや、悟空の全裸姿など普通に描かれていました。今のドラゴンボール超しか観たことのない方が『ドラゴンボール1巻』を見たらどう思われるのでしょうか、とても気になります。(笑)
また、元々はギャグ漫画っぽさが多く描かれていたようにも感じます。今でもギャグ的面白さはありますが、“ギャグセンス”が少し変わってきたのかなとも思いました。これも時代の流れでしょうか(笑)
この1巻の単行本は、第1刷発行が1985年9月15日なのですが、凄いと思いませんか!?
今から約35年前です。この年に生まれた方は今35歳、そう考えると改めてドラゴンボールの歴史を感じずにはいられません。(笑)
そう思うと、漫画の展開も随分と変わりましたね。ドラゴンボールZも、ドラゴンボール超もどちらかと言えば“戦い”や、“戦闘力の高さ”などに目が行ってしまいますが、この1巻の頃は“冒険”がメインでした。
旅をしながら戦い、ドラゴンボールを探し、いろんな人物に会い、仲間が出来て、修行をして強くなる、悟空の世界が広がっていく度に自分の気持ちも一緒に高鳴っていったのを覚えています。この物語に幼いころは夢中になりました。
また、当時のアニメ『ドラゴンボール』のOP曲とED曲に、何とも言えない気持ちにさせられるのです!
OPの曲『摩訶不思議アドベンチャー』と、EDの曲『ロマンティックあげるよ』は、正に名曲、これぞ元祖ドラゴンボール!と言えるほど、物語とマッチしていました。
個人的な感想ですが、この初期の頃の単行本と、後半の単行本では若干描かれ方が違うような気もします。表現するのはとても難しいのですが、ドラゴンボールも後半になると世界観が壮大になり、単行本での描かれ方も大きくなっていくような感じがしました。
ですが、1巻ではまだ旅に出たばかりで世界観が狭く、出来事が小さいというか、キャラ同士の距離が近く、濃い感じがするのです。とても濃縮された1冊になっていると思いました。
まとめ
今回は『ドラゴンボール1巻』についてみてきました。
『ドラゴンボール1巻』の悟空と、『ドラゴンボール超』の悟空を比べてみると、性格は変わっていませんが、悟空は大人になったのだなーとしみじみ思いました。
初期の頃の悟空も今の悟空も変わらずに悟空なのですが、少年時代の悟空はなぜか時々、今の悟空と別のキャラなのではないかと錯覚を起こしてしまうから不思議です。(笑)
この1巻を初めて読まれる方はきっと、驚きと新鮮さで夢中になるのではないでしょうか。
そして、読まれたことのある方も、懐かしさと面白さでまた読み返してしまうでしょう