漫画｜ドラゴンボール超19巻(81〜84話)ネタバレ感想！今明かされる40年前の闘い

⇒ドラゴンボール超18巻のネタバレ感想記事をまだみていない方はこちら

モナイトの話からわかった40年前の話。サイヤ人によってすべてを奪われたと思っていたグラノラでしたが、本当はサイヤ人であるバーダックによって救われた事実を知りました。

そんな中、エレクたちはドラゴンボールを使ってガスを宇宙一にします。

悟空、ベジータ、グラノラの前に強敵となって現れたガス。さらにガスは、エレクによって本能を開放され、さらなる力を発揮しました。

暴れ回るガスでしたが、悟空を見てバーダックと重なり、エレクの言葉により覚醒に成功。

この状況に悟空たち3人は、どう立ち向かっていくのか!?

モナイトが知る、バーダックとガスの闘いに何かヒントがあるのか!?

闘いの行方が気になるところです!!

それでは気になるドラゴンボール超19巻をみていきましょう!!

ドラゴンボール超19巻(81〜84話)ネタバレ感想

『ドラゴンボール超19巻』は2022年8月4日に発売されました。

19巻では、覚醒したガスと悟空たちの闘いの様子が描かれています。

また、バーダックのスカウターにより、40年目にシリアス星で起きた出来事、ガスとバーダックの闘いについて語られました。

メチャクチャな強さのガスに、悟空、ベジータが挑む!!

ドラゴンボール超19巻(81話)のネタバレ

ガスが本能を開放し、覚醒。ガスの術にハマり突然、悟空とベジータの身体が重たくなり動かなくなりました。”殺れ”とガスに命令するエレク。

その時、グラノラがエレクの背後を取ります。｢キサマだけは絶対に許さない!!!｣殴り掛かるグラノラでしたが、ガスの瞬間移動によってエレクは移動され、グラノラの打撃は空振りに終わってしまいました。

母親を殺された仇が打ちたいグラノラは、両手で狙撃の構えを見せます。しかし、ガスがその両手を蹴り上げ、へし折ってしまいました。

痛がるグラノラ。ガスはこれだけでは済みませんでした。次にグラノラの狙撃に大切な両目を潰してしまいます。

エレクはグラノラの背後から｢せめて母親と同じ方法で殺してやろう｣と言うと、

そのまま銃でグラノラを撃ってしまいました。グラノラは川へと落ちていき…。

その様子を見ていた悟空の身体が突然動き出しました。ベジータが自分の残りのエネルギーを悟空に託したのです。

今度は悟空が勢いよくガスに向かっていきました。ガスは次々と武器を創生。悟空に襲い掛かります。力の差は歴然。｢このままじゃ勝てねぇ……!｣悟空が言った時でした。

ガスがあることに気が付きます。モナイトがグラノラを治療し、体力を回復させていたのを見ました。ガスの牙がモナイトへと向かいます。悟空は急いでガスに近づき、ガスごと瞬間移動をしました。

ドラゴンボール超19巻(81話)の感想

なんと、ガスが覚醒してしまいました!　宇宙一の強さでしかも覚醒。これじゃあますます

悟空たちの勝利は難しくなってきました。

それにしてもガスの技は凄い!　どんな武器も出せて、物体は自由に動かせ、仕舞いには、水を操ることも出来るんです。無敵感が半端ないっ!

ガスに勝つための方法が浮かんできません!(笑)でも、この状況を何とかするのが悟空たちです。きっと打破できるはず!!

ドラゴンボール超19巻(82話)のネタバレ

ガスを連れた悟空は最初、ジャコの気を辿って瞬間移動をしました。｢なんだここは?｣と聞くガスに、｢オラもよく知らねぇ　でもお前の覚えたての瞬間移動じゃこれない別の星だ｣と、言います。

またしても別の星へ瞬間移動した悟空。ガスもついて行きます。何度も瞬間移動しては攻防戦を繰り返し、星を移動しました。

途中、悟空が｢おめぇはなんでも兄ちゃんの言うとおりなのか?｣と、尋ねます。ガスは｢エレクは兄弟で一番弱かったオレを　ここまで鍛えてくれた　エレクのためならオレは何でもする・・・エレクは絶対だ｣と答えました。

ちなみにと、悟空は、自分は兄に殺されかけたことがあるから、”おめぇも気をつけた方がいいぞ”と忠告します。

瞬間移動を続け、そろそろ受け身も限界にきた悟空。何かを見つけます。「よし!」と言って瞬間移動した先は、たまたま下界にいたウイスの元でした。

悟空に続いてガスも移動してきます。悟空は｢ウイスさんすまねぇ　ちょっとだけこいつ頼んでいいか?｣と言うと、｢じゃあなガス!｣とその場から消えました。

悟空は今来た星々を順に移動し、シリアル星に戻ります。ウイスの元に残されたガス。ガスが直接ジャンプできない距離、悟空は時間稼ぎにガスを遠ざけたのでした。

モナイトの家に避難する一同。その途中、ウイスからの声が聞こえました。悟空はどうしたら上手に身勝手を使えるか問います。ウイスは言いました。｢内なる声に耳を傾けるのです　あなたは何者なんですか?｣

モナイトの家に着くと、見せたいモノがあると、あるモノを持ってきました。それは壊れたスカウター。オートミルが直します。スカウターから聞こえてきた声の主は…バーダックでした。

“生き延びるんだぞ”この声に悟空の身体は大きな衝撃を受けます。

ドラゴンボール超19巻(82話)の感想

繰り広げられた瞬間移動戦。こんなにも一度にいろんな星を瞬間移動したのは、初めてではないでしょうか。悟空が瞬間移動しては、ガスがついて行く。よく考えたら、超高度な技ですよね。

一瞬で相手の気を捉えて、その場所に移動する。あまり深く考えてはいけないのかもしれませんが、瞬間移動の仕組みって実際どうなっているのか…。気になりますね!

そして82話では、スカウターから40年前のバーダックの声が聞こえるというシーンがありました。憎い演出です!　スカウター、バーダックという言葉だけで胸アツになりました!

ドラゴンボール超19巻(82話後半)のネタバレ

―40年前―

バーダックとガスの激しい攻防戦が繰り広げられていました。岩場にはモナイトと、寝ている幼き日のグラノラが隠れています。

バーダックは森へとガスを蹴とばし、｢モナイト!今のうちにできるだけ遠くに逃げろ!　ガスはオレが食い止める　いいかお前らだけでも生き延びるんだぞ｣と言いったときでした。

森から勢いよくガスが戻ってきます。｢オレから逃げられるわけないだろう｣まったくダメージを受けていない様子のガス。これにはバーダックも焦りの色が隠せませんでした。

ドラゴンボール超19巻(82話後半)の感想

82話後半は40年前の様子から始まりました。単行本だと、話ごとの表紙みたいのがあるのですが、実は82話2つあって、単行本の都合だと思うのですが、なんと、後半7ページしかないんですよ!!　こんなことそうないですよね!?　極めてレアだなぁと思いました。

ドラゴンボール超19巻(83話)のネタバレ

“サイヤ人の運命はそう長くないぞ”と言うガスに対して、｢未来がないのは……お前らの方だ!!｣と言うバーダック。二人の闘いは続きます。

そんな中、モナイトは自宅に戻ると、二つのドラゴンボールを取り出しました。バーダックたちが闘うところから少し離れ、ドラゴン・トロンボを呼びだしたモナイト。｢バーダックを…故郷の星に帰らせてやってくれ!｣と願います。

トロンボがバーダックに、惑星ベジータに転送することを伝えると、バーダックはそれを拒否。｢サイヤ人が敵前逃亡など……死んでもできるか!!!｣と言いました。

バーダックが押された闘いは続きます。そしてついに地面へと倒れたバーダック。ガスがバーダックのシッポを掴み、振り回すとそのまま切れてしまいました。

岩場に叩きつけられたバーダック。ガスは槍を創生し、バーダックに向け投げました。突き刺さるかと思われた瞬間、バーダックの前に立ったのはモナイトでした。槍はモナイトの胸を貫通。

モナイトの邪魔が入ったと、この状況に苛立ちを隠せないのがガス。ガスは逆上しバーダックに襲い掛かります。

そして｢なぜ勝てない戦いを続ける…!!｣とバーダックに問いました。するとバーダックの身体がゾワッと高まり、｢死ぬかどうかの戦いの時に”勝つこと”以外を考えているバカがいるか?｣と言い、重たい一撃をガスの腹に入れました。

｢サイヤ人には大猿以外の覚醒などないはずだ…!!｣と驚くガスにバーダックは、｢限界を超えたときに往々して進化するんだ　オレたちサイヤ人はな｣と言います。

覚醒したバーダックは次々にガスに攻撃。ついにガスが倒れ、闘いが終わりエレクがやってきました。よろよろになったバーダックの腕を銃で撃ちます。そしてエレクはガスを連れ去って行きました。

ドラゴンボール超19巻(83話)の感想

バーダックの闘い、いいですよね~!!　今の悟空たちのとてつもない闘いもいいですが、なんていうのでしょうか、まだ強さが泥臭いというか、絶対的な強さじゃない闘いというか…

とても味がある闘いだと思うんです。最近は強さがウルトラ級ばかりで、時々置いてけぼりになってしまう時も…(笑)　このバーダックの闘いを読んだ時に何故か、天下一武道会がまた読みたくなりました。

ドラゴンボール超19巻(84話)のネタバレ

モナイトの家で、スカウターからの声を聞いた悟空とベジータ。悟空の脳裏に、うっすらと幼き日の記憶が蘇ります。

｢オラ　サイヤ人の誇りってのが　いま分かったような気がする｣

「…いや　　そうじゃねぇ　…　オラ自分の力を信じきれていなかった」悟空の言葉に続きベジータも言います。

｢背負うべきはサイヤ人の罪ではなく…誇りの方だった｣二人はバーダックの言葉から気づかされました。

その時!　物凄い勢いでガスがシリアル星に戻ってきました。モナイトの家の前に立ち、悟空たちを呼びます。悟空とベジータが表に出ました。

｢オレは死んでもアイツに勝ちたい　キサマはどうだ?｣ 

｢オラだって譲るつもりはねぇ｣

｢じゃあ…同時に戦うしかないな｣二人は一気に気を高めます。そして同時にガスに飛び掛かりました。

二人の激しい攻撃。しかしガスも負けてはいません。激しい攻防戦を見て｢ガスのヤツ押されてねぇか!?｣と焦るマキでしたが、エレクは”問題ない”、”ガスの宇宙一はグラノラとは別物なんだ”と言いました。

そんな中、ベジータがガスの攻撃をもろに食らってしまいます。しかしベジータは｢オレにとっちゃダメージなんてものは燃料にしかならいんだよ｣と立ち上がり、ガスをイラつかせました。

ドラゴンボール超19巻(84話)の感想

バーダックの言葉によって、現代のサイヤ人・悟空とベジータが気付かされる、最高の展開でした。

そして何て言っても、悟空とベジータの共闘。彼らはよく昔から一人で闘うのが好きで、共闘を嫌います。でもこういう風に最初から共闘を宣言して闘うのもかなりアリだなと思いました!!

むしろ、最近は何だかんだ言っても、いつも一緒にいる悟空とベジータ。このコンビをみると安心してくるから不思議です。(笑)

ドラゴンボール超19巻の感想・まとめ

19巻では、40年前のバーダックとガスの闘いの事や、悟空たちとガスの闘いの様子が描かれていました。

40年前のことでわかったことは、バーダックは限界を超え覚醒し、ガスを倒したこと。

この様子はバーダックのスカウターに録音されていました。それにより、悟空とベジータは”サイヤ人の誇り”に気付かされました。

そして、再び気合を入れ、ガスに立ち向かう悟空とベジータ。激しい攻防戦が続きます。

そんな中で飛び出したのが、エレクの”ガスの宇宙一は別物”発言。何を意味しているのでしょうか、非常に気になるところですね!

次巻ではその意味もわかるかも!?