漫画｜ドラゴンボール11巻(第121話～第132話)3行ネタバレと感想｜激闘の天下一武道会

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今回は『ドラゴンボール11巻』についてみていきたいと思います！

ドラゴンボール11巻は全部で12話あります！この巻では、鶴仙流の天津飯とジャッキー・チュンの闘いや、悟空とクリリン、そして決勝の天津飯と悟空の様子が描かれていて、内容やネタバレが分かるようにざっくりと3行でまとめてみました！！

それではみていきましょう！！

漫画｜ドラゴンボール11巻(第121話～第132話)3行ネタバレ

ドラゴンボール11巻は全部で12話あります。

内容やネタバレがざっくり分かるようにそれぞれ3行でまとめました

121話｜クリリンの大作戦

• 決まった！かめはめ波
• 腹が痛い！餃子の超能力
• 計算が出来ない餃子・クリリン勝利！

122話｜孫悟空参上！！！

• 第四試合・悟空VSパンプット
• パンプット30秒での勝利宣言
• 悟空勝利！常識を超えた強さ

123話｜実力伯仲！！

• 天津飯VSジャッキー・チュン
• ジャッキーの多重残像拳
• 両者激しい攻防戦

124話｜若き天津飯

• 天津飯の新鶴仙流太陽拳
• 天津飯よ！正しき道へ
• ジャッキー自ら場外へ！

125話｜孫悟空対クリリン！！

• 初めての闘い悟空とクリリン
• 天津飯、武天老師に問う
• どちらも引けを取らない闘い

126話｜孫悟空　強し！！

• 悟空はわくわく、クリリンドキドキ
• 強い悟空、クリリンダウン
• クリリン、悟空のシッポを掴む！

127話｜クリリンの作戦、悟空の作戦

• 悟空、弱点のシッポを克服
• 常識を超える猛烈なスピードの悟空
• 悟空勝利！クリリン場外負け

128話｜天下一のスーパーバトル！！

• こんな試合は二度と観られない！？
• 両者上に横に激しく動き回る
• 天津飯のマシンガン攻撃！悟空ピンチ

129話｜排球拳と戦闘パワー

• 天津飯の排球拳
• 悟空の戦闘用パワー！！
• かめはめ波をやめる、先を計算した闘い方

130話｜天津飯あせる！

• 残像拳、裏の裏のそのまた裏
• 再び天津飯の太陽拳
• 悟空サングラスで免れる

131話｜天津飯、苦悩！

• 様子がおかしい悟空、餃子の超能力
• 鶴仙人に逆らう天津飯
• 亀仙人、かめはめ波で鶴仙人吹き飛ばす

132話｜鶴仙人の怨念　気功法！！

• 天津飯の背中から手が！四妖拳！
• 悟空は素早い動きで8本ウデ！
• 気功砲！その技とは！？

漫画｜ドラゴンボール11巻(第121話～第132話)の感想

今回11巻では、一冊丸々と天下一武道会の様子が描かれていました。

前回の10巻から鶴仙人の弟子、天津飯たちが登場しているのですが、今回の天津飯の試合は物凄く見応えがあったと思います。

新しい技がたくさん披露され、これをきっかけにドラゴンボールファンになった方もいるのではないでしょうか。

そのうちの一つに、『排球拳』という技があるのですが、実はこの技ゴテンクスも使っているんですね。

「ドラゴンボールZ」の“魔人ブウ編”でゴテンクスが魔人ブウに仕掛けた技、『激突ウルトラブウブウバレーボール』をご存じでしょうか。

この技は、ゴテンクスが「行くわよ！！」と言って、ピッコロが「はあ～～い」と言わされ、ゴテンクスがパスをし、ピッコロがトスをして最後にゴテンクスが「アターーック！！！！！」とキメる技です。

天津飯は『排球拳』として悟空に仕掛けるのですが、ゴテンクスの場合とちょっぴり違い、
「排球拳いくわよーーっ！！！」「はあーーい♡」「ワン！！」「ツー！！」「アターーック！！！！」と一人で悟空にキメます。

ゴテンクスと天津飯では少し違いもありますが、似た感じで繰り広げられました。どちらも女性っぽい言葉使いが特徴のようですね。（笑）

また、この技でそれぞれに面白い要素が含まれていたのがポイントです。

まず、天津飯の『排球拳』の時ですが、天津飯は悟空を追い詰め、
「おわった……天国か地獄好きなほうにいってこい！」
「とっておきの技でとどめをさしてやるぜ！」

と、かなりクールに言い放った後にこの『排球拳』に入るのですが、その技の掛け声は女性口調で、目はニタァとしていてせっかくのセリフが台無しになってしまいます。（笑）

そして、ゴテンクスの時もピッコロはニコ～としながら「はぁ～い」でした。
挙句の果てにピッコロは「…べつにオレが手伝わなくてもよかったのでは…」と悶々としてしまいます。

『ドラゴンボールZ』の方が新しいのでゴテンクスの技として印象深いですが、実は天津飯の必殺技の一つだったことを思い出しました。

そして『排球拳』と『激突ウルトラブウブウバレーボール』は少しの違いはありますが、なぜ女性口調とにやけ顔になるのか、ある意味計り知れなく恐ろしい技なのだと思いました。（笑）

ちなみに、クリリンがよくやる『太陽拳』なのですが、これも天津飯が最初に使っていた技なのです。本家よりも他の者たちの方が有名になっている技、まだまだあるかもしれませんね。

もう一つ今回の大会の見どころの一つに、天津飯の“心の動き”が挙げられるのではないでしょうか。

天津飯は、鶴仙人の弟子で桃白白のような世界一の殺し屋を目指していました。
そしてジャッキーと闘うまで、鶴仙人の言うことや桃白白のようになることに何の疑いもなくいます。

なので、悟空たちと会話をするにしても、悪意ある言葉ばかりで誰がどう見ても悪役にしか見られないキャラでした。（悪役にしてはカッコいいキャラだと思いましたが（笑））

それが、ジャッキー（武天老師）との試合になりジャッキーが
「おぬし、それほどの実力をもちながらなぜいつまでも鶴仙人などにくっついておるのじゃ」と天津飯に聞きます。

この時の天津飯は、鶴仙人を悪く言うやつは許さないとまだ何の疑いも持ちません。

けれど試合の最中、ジャッキーは天津飯に「陽の光に満ちた世界を走ってみよ！！」と説得し続けます。拒否をする天津飯でしたが少しずつ耳に入っていっているかのようでした。

そこでジャッキーはかめはめ波を撃ってきた天津飯を見て、「こういう若者たちがあらわれるのを楽しみに待っておったのじゃ」と自ら武舞台を降りてしまします。

ジャッキー・チュンが武天老師だと分かった天津飯は、試合後に武天老師のところに行き何故大会に出たのかを問います。武天老師は“弟子たちの向上心がなくならないように”と答え、さらに“その心配もなくなった”と答えました。

そして天津飯にも“おまえさんは悪人にはなりきれやせん”と言い、天津飯の顔にも心の動揺が見られるようになってきます。

この後の試合が極めつけでした。それは決勝の悟空と天津飯の試合です。激しいバトルが繰り広げられている中、悟空が突然やられっぱなしになり「きったねえぞ！」と言いました。

これ、鶴仙人の命令で餃子が悟空の動きを封じていたのです。それに気付いた天津飯は餃子に「術を解け！」と怒鳴りました。

鶴仙人に逆らったのです。そして“もう殺し屋にはなりたくない”とハッキリ言い、一人の武道家として悟空との勝負に挑みました。

悟空の仲間としての天津飯が誕生した瞬間でした。

なので、10巻やこの11巻を読むと、天津飯が信じられないほど悪いヤツだったのだなと改めて思わされます。
何せ、10巻ではヤムチャの足を折っちゃっていますし。（笑）他にも知らずとはいえ、亀仙人のことをキサマだのジジイだの…。

登場回数がクリリンやピッコロに比べると多くはない天津飯ですが、こうやって見ていると実はドラゴンボールの中でも上位に来るほど、カッコいいキャラではないかと。

クールですが一本筋の通った男です。
そして誠実さで言えばひょっとしたら1番なのではないかとも思いました。

『ドラゴンボール超』では道場を開いていた天津飯ですが、実は技の多さでは群を抜いている天津飯だからこそ道場を開けたのかもしれません。これからもどんどん登場してほしいですね！

まとめ

今回は『ドラゴンボール11巻』についてみてきました。

鶴仙人の弟子、天津飯と餃子が出場したこの天下一武道会。

とんでもない強さと技を持つ天津飯によって、想像もつかないような展開となります。

また悟空も、3年の修行によって元の強さに加え、信じられない程の成長を遂げて天下一武道会に挑みました。

ジャッキー・チュンも「新しい時代がやってきたようじゃな……」と言うぐらい、読んでいてそう感じずにはいられないほどです。

明らかに作中で言う3年前とは比べようのない激しい闘いが、この11巻では繰り広げられました。

12巻では気になる悟空と天津飯の勝負の行方が分かります！！