漫画|ドラゴンボール10巻(第109話~第120話)3行ネタバレと感想|天下一武道会始まる!
⇒ドラゴンボール9巻のネタバレ感想記事をまだみていない方はこちら
今回は『ドラゴンボール10巻』についてみていきたいと思います!
ドラゴンボール10巻は全部で12話あります!この巻では、やっと集めたドラゴンボールで神龍を呼び出すシーンや、悟空たちが再び天下一武道会に参加する様子が描かれていて、内容やネタバレが分かるようにざっくりと3行でまとめてみました!!
それではみていきましょう!!
ドラゴンボール10巻を3行でまとめると・・・
- ついにドラゴンボールが揃う!そして神龍呼び出す!
- 亀仙人のライバル鶴仙人の弟子たちも参加の天下一武道会
- 序盤から白熱する試合展開!!
漫画|ドラゴンボール10巻(第109話~第120話)3行ネタバレ
ドラゴンボール10巻は全部で12話あります。
内容やネタバレがざっくり分かるようにそれぞれ3行でまとめました
109話|ピラフ一味の再挑戦
- ドラゴンボールを持っていたのはピラフ一味
- 約束!勝った方がドラゴンボールを…!
- ピラフマシンに乗ったピラフ一味VS悟空
110話|ピラフの大作戦
- ピラフたちの作戦会議
- シッポを握る作戦なのにシッポがない!!
- 悟空勝利!ドラゴンボールは悟空の手に
111話|神龍再び!!
- 戻った悟空、ウパを連れてカリンへ
- 悟空神龍を呼び出す
- 蘇ったウパの父
112話|駆けろ!孫悟空
- 悟空ドラゴンボール散らばる前に四星球キャッチ
- 再び皆の元へ!
- 駆けて行く!次は天下一武道会で!
113話|第22回天下一武道会
- 武道会場で亀仙人のライバル鶴仙人現れる
- 悟空、ギリギリ到着
- 参加者は大人数
114話|予選サバイバル
- みんなバラバラ予選始まる
- 鶴仙人の弟子も参加、実力は!?
- 悟空の対戦相手は武道の達人
115話|予選サバイバルその2
- チャパ王の本気の八手拳
- 悟空の勝ち!手加減して闘う
- みんな揃って天下一武道会出場決める
116話|つくられた対戦表
- 餃子とクリリン言葉のケンカ
- 餃子の超能力で決められた対戦相手
- 第1試合・ヤムチャVS天津飯
117話|ヤムチャのかめはめ波
- 開始と同時に激しい二人
- ヤムチャの新狼牙風風拳!
- いつの間に!ヤムチャのかめはめ波
118話|ヤムチャ敗れる!!
- 天津飯、かめはめ波を撃ち返す
- ヤムチャ足を折られる!!
- 悟空ヤムチャの仇を取ると宣言
119話|満月の恨み
- 第2試合・ジャッキー・チュンVS男狼
- 月を消したジャッキーに恨みつらみの男狼
- 男狼、催眠術で元に戻る
120話|なんとどどん波
- 第3試合・クリリンVS餃子
- 餃子、まさかのどどん波
- かめはめ波VSどどん波の行方は!?
漫画|ドラゴンボール10巻(第109話~第120話)の感想
10巻では神龍を呼び出し、これで一先ずドラゴンボールを探す旅が終わります。
そしてまた、“天下一武道会”が始まりました。
今回の天下一武道会では、天津飯などが登場するのですが、この頃の天津飯は鶴仙人の元にいて殺し屋を目指しているので、今の天津飯とは比べものにならない程、“ワル”の様子が描かれています。(笑)
ですが元々のクールさは変わらず持ち合わせているので、正直“ワル”な天津飯もワイルドでカッコいいかも!と思ってしまいました。
さて、その天津飯たちが参加している天下一武道会ですが、読んだ感想は「最高!!」です。
この第22回天下一武道会は、本当に貴重な大会だと思いました。
まず、出場したヤムチャ、クリリン、悟空、ジャッキーチュン(亀仙人)、天津飯、チャオズが一同に揃っていることです。
尚且つ、この頃は悟空筆頭に皆が、最強に強い存在であった亀仙人を上回るかもしれない力を持ち合わせての出場で、大会自体のレベルが格段と上がり、読んでいて興奮を抑えきれない程でした。
ヤムチャもクリリンもいつの間にか『かめはめ波』を撃てるようになっていて、亀仙人でなくても上達しているのが分かります。
そして何より、天津飯の存在はとても衝撃的でした。なんと天津飯は、あの『かめはめ波』を跳ね返してしまうのです!
もうそれだけで“ただ者ではない!”と感じますよね。(笑)
天津飯がクールな強さを持っているせいなのか、反面チャオズの存在はコミカルに映りがちで、また別の意味で面白い試合となりました。
一つご紹介したいと思います。
対戦表のくじ引きを決める時なのですが、クリリンが
「おいジョーダンだろ、おまえも予選にのこったのか!?」と言うと、チャオズは
「タコ」
と一言いいました。(笑)そこでクリリンも
「なんだとっ!?おまえだってタコ頭じゃないかっ!!」
と言い返すとチャオズは帽子を取り、
「ちがう」
とたった一本ある毛をユラユラさせながら見せます。
「バカかおまえっ!!1本ぐらいないほうがいいわいっ!!」とクリリンが怒鳴り散らすと
「うらやましいか」と一言いい、
そして最後に天津飯が頬を赤らめ、「も、もういいチャオズ、しょうもないあらそいはよせ…」とチャオズを引っ張り止めに入ったところで「べー」ときました。(笑)
この表情一つ変えない(変わらない)チャオズはそれだけで笑いを獲れるところがズルいなと思います。オイシイですよね。(笑)
チャオズは試合でも天津飯に「左だ餃子!!」と言われれば、「え…とハシをもつのが右で…茶碗が左…」と考えないと分かりません。言葉は多くないけど結構キツイ物の言い方をするわりには、あまり賢くないチャオズ。
今となってはドラゴンボールの中でも地味で登場回数も多くないチャオズですが、実はチャオズってかなり貴重なキャラなのではないかと思いました。
それは可もなく不可もなく、イジリようによっては無限に可能な気がしたからです。
でも活躍していないところをみると、これが現実なのかもしれませんが…(笑)
個人的にはこれからのチャオズの活躍に期待しています!
そして悟空たちが出場する中、今回も弟子たちが優勝して調子にのらないように亀仙人はジャッキーチュンとして大会に出場しました。
ジャッキーは第2試合に男狼と対戦することになります。実はこの男狼、前回の天下一武道会で悟空が大猿になったことで、ジャッキーが月を消したことにより人間に戻れなくなってしまいジャッキーを相当恨んでいました。
そしてこの試合でジャッキーに人間に戻してもらうのですが、男狼は主要キャラでもなんでもなく、今回初登場で一回こっきりのキャラです。
この大一番の天下一武道会に前大会の恨みで登場した男狼、この彼の出来事は前に描かれていたわけではありません。
突然登場したこのキャラですが、前大会の出来事を取り入れ、何の違和感もなく物語が進行していくドラゴンボールの展開が私は凄いなと思います。
言葉にするのは難しいのですが、この一見“亀仙流”VS“鶴仙流”の見どころになりそうな天下一武道会にサラッと上手に、そして少しコミカルな展開が加えられたことで、読む者はさらに引き込まれるのだろうと感じました。
さすがドラゴンボールです!!
まとめ
今回は『ドラゴンボール10巻』についてみてきました。
レッドリボン軍と争いながらも集めてきたドラゴンボールも揃い、今回やっと神龍を呼び出すことが出来ました。
また、新たに天下一武道会も始まった10巻は一息つく間もなくハラハラドキドキする展開へとなっていきます。
そして、今では仲間の天津飯たちもこの巻で初登場となりました。この頃、舞空術を使えるのは鶴仙流だけで、天津飯たちが宙に浮いている姿は新鮮な感覚で見られると思います。
個人的に思ったことですが、この天下一武道会の頃から強さも、技の多さも段々と際立ってきたような感じを受けました。
今回『かめはめ波』VS『どどん波』という面白いところで10巻は終わってしまします。
この対決の続きが分かる11巻ではどうなるか、とても楽しみですね!