動画|ドラゴンボールZ絶望への反抗!!残された超戦士悟飯とトランクスのネタバレ感想
ドラゴンボールZ TVスペシャル『ドラゴンボールZ絶望への反抗!!残された超戦士 悟飯とトランクス』をあなたは知っていますか?
この作品は、アニメ『ドラゴンボールZ』のスペシャルとして1993年2月24日に放送されました。
なんと、未来からトランクスがやって来ることがなくセルも過去に関与することもない、本来の歴史が描かれたストーリ。
その未来には二人の戦士しかいません。その二人とは悟飯とトランクス。
なぜ未来では悟飯とトランクスしかいないのでしょうか。悟空は?ベジータは?他の戦士たちは?
戦士たちがいなくなってしまった理由には…人造人間が大きく関わっていました。
未来からトランクスが来なくて本来進行されるはずだった未来とは、一体どんな世界になっているのでしょうか。非常に気になるところです。
それでは詳しくみていきましょう!!
ドラゴンボールZ絶望への反抗!!残された超戦士 悟飯とトランクスのネタバレ
悟空がフリーザと闘ったナメック星から地球に戻り、地球にまで来たフリーザ一味を倒して2年半後。悟空は心臓病で死んでしまいました。
それから半年後、恐ろしい人造人間が現れ世の中は恐怖に包まれます。その人造人間とは17号と18号。
この二人に地球の戦士たちは立ち向かいました。しかしピッコロ、ベジータ、ヤムチャ、天津飯、餃子、クリリンはやられ戦士してしまいます。ピッコロがやられたことにより、ドラゴンボールは消滅。絶望的な世となってしまいました。
13年後、生き残っていた悟飯は一人人造人間と闘い、ベジータの息子トランクスも闘う決意をします。トランクスは悟飯に弟子入りし、修行に励みました。
その姿を見て悟飯はトランクスに希望を見出します。そんな中でまたしても人造人間が。悟飯は人造人間の前に降り立ちました。
この闘いにより悟飯は片腕を失うことに。そして次の闘いで悟飯は命を落としてしまい…
トランクスは怒りにより超サイヤ人に覚醒へ・・・!
3年後トランクスも成長し、ブルマの作ったタイムマシーンの燃料もチャージ出来た時です。街に人造人間が現れました。勢いよく現場に向かうトランクスでしたが、倒すことが出来ず。
何とか助かったトランクスは後日、タイムマシーンに「HOPE」と言う字を書き過去へと向かう…。
【動画】ドラゴンボールZ絶望への反抗!!残された超戦士 悟飯とトランクスの感想
終始シリアスな展開が印象的の未来のエピソード。あまりにも暗い未来過ぎて、正直”ドラゴンボールらしくないな”と思ってしまうほどです。
戦士たちがいなくなってしまった世界は何となく悲しく切ない、そんな気持ちになりました。必死に闘う悟飯とトランクスを見ていると尚更です。
いつも仲間が周りにいて敵が現れれば闘い、そして倒し平和を手に入れる、本来のドラゴンボールとはかけ離れた世界。
これは未来からトランクスがやってくることもなく、セルが干渉することもないフリーザを倒した後に訪れた世界のエピソードです。
悟空が地球に来たフリーザを倒して2年半後に悟空は死に、その半年後に人造人間が現れ世の中が恐怖に包まれました。そして月日が経ち、悟飯とトランクスが人造人間と闘うのですが…この辺り非常に難しいなと思いませんか。
私たちが知っているドラゴンボールは、悟空が死ぬことなく(結局セルとの闘いで死んでしまいますが…)セルと闘い、悟飯が倒し平和を手に入れました。これが私たちの知っているドラゴンボールの世界です。
これは未来からトランクスやセルが来たことで歴史が変わり、この一連の出来事が起きました。トランクスが来なければ悟空は死んでいたのです。
しかしこの『絶望への反抗!!残された超戦士 悟飯とトランクス』のトランクスにとってはこの『絶望への…』の世界が本来の世界なのですから。
話がこんがらがってきてしまいます。(笑) 何が本当で、何が基準というのがないんですね。
ただわかっていることは、“一つの行動で何かが変わる”ということ。
そう考えると、無数にストーリーは広がっていくような気がしました。
これは私たちの生活においても言えることなのかもしれません。
良い意味で言えば”可能性は無限大”と言うことです。トランクスのいる悲惨な世界だからこそ気付かされることなのかもしれませんが、普段から意識して行動していれば何かが変わるかもしれない…ふとそう思いました。
そして何よりトランクスの母ブルマは流石だなと。ブルマの作ったタイムマシーンがなければトランクスが過去に行って、悟空に心臓病の治療薬を渡すことも出来ませんでした。
その未来のブルマが悟空のことを「どんなにとんでもないことが起きても 必ず何とかしてくれそうな そんな不思議な気持ちにさせてくれる人なの」と言ったセリフがあります。
私はこの言葉を聞いた時、悟空とブルマが出会ってドラゴンボールを探したあの旅を思い出しました。いろんな出来事があっても悟空が何とかしてしまう、それを横で見てきたブルマならではのセリフではないかと。
フリーザやピッコロ大魔王などの強敵を倒してきた悟空のことを言っているのかもしれませんが、私は二人の冒険が思い浮かびました。
こうしたスペシャル回みたいのはどんどんやってほしいですね! 個人的には、ベジータとブルマの馴れ初めや、普段クールなピッコロや天津飯などの意外な面とか観てみたいです。(笑)
アニメでは、悟空とピッコロが教習所に通う回や、悟飯が同級生とデートをする回などがありました。たまにあるこういった回はファン心をくすぐられます。
【動画】ドラゴンボールZ絶望への反抗!!残された超戦士 悟飯とトランクスの作品情報・登場人物
TVスペシャル『ドラゴンボールZ絶望への反抗!!残された超戦士 悟飯とトランクス』にはどんなキャラが登場し、またいつ放送された作品なのかをご紹介したいと思います!
登場キャラ
孫悟飯 | 野沢雅子 |
クリリン | 田中真弓 |
ブルマ | 鶴ひろみ |
ベジータ | 堀川亮 |
トランクス | 草尾毅 |
チチ | 渡辺菜生子 |
牛魔王 | 郷里大輔 |
ウーロン | 龍田直樹 |
亀仙人 | 宮内幸平 |
人造人間17号 | 中原茂 |
人造人間18号 | 伊藤美紀 |
※ 孫悟空はセリフはありません
作品情報
制作年 | 1993年2月24日放送 |
時間 | 58分 |
監督 | 西尾大介 |
脚本 | 戸田博史 |
OPテーマ | 「CHA-LA HEAD-CHA-LA」 歌―影山ヒロノブ |
EDテーマ | 「青い風のHOPE」 歌―影山ヒロノブ |
もし未来からトランクスが来なければとんでもないことになっていた!?・・・と思わされるような内容でした。
“もう一つの世界”を知ることができ、非常に面白かったと思います。
実はこういった本編の”番外編”のようなエピソードは他にもあるんですよ!
その作品は悟空の父親、『バーダック』が登場する『ドラゴンボールZたったひとりの最終決戦~フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父~』。
この作品もTVスペシャルとして放送されました。こちらは悟空が生まれてまだ幼い頃の父バーダックのお話。
本編だけでも十分に楽しめますが、こういった”番外編”を見ることによってさらに人物の繋がりや複雑な経緯を知ることができ、より一層楽しむことが出来ますよ!おススメの見方の一つです!!