動画|ドラゴンボールZこの世で一番強いヤツのネタバレ感想|悪の天才科学者Drウィロー
⇒第4作目「ドラゴンボールZ オラの悟飯をかえせッ」のネタバレ感想記事はこちら
⇒第6作目「ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦」のネタバレ感想記事はこちら
今回は、劇場版『ドラゴンボールZこの世で一番強いヤツ』についてご紹介したいと思います!
ドラゴンボール映画第5作目。この映画ではなんと!あの亀仙人が何者かにさらわれてしまいました。
その亀仙人と言えば普段スケベなシーンが多いのですが、今回は戦う姿が多く描かれていています。また亀仙流の三人が揃ってかめはめ波を撃つシーンがあるのですが、これはファンならずとも必見ですよ!
今回もブルマ、ピッコロ、クリリンにウーロンなどお馴染みのキャラが登場し、少し笑いもありでとても楽しめる映画です。
また今度の敵たちは皆、“名古屋軍!?”と思わされることがありました。(笑)
そういったことも含め、ネタバレなどをご紹介したいと思います。
それではみていきましょう!!
【動画】ドラゴンボールZこの世で一番強いヤツのネタバレ
ドラゴンレーダーになぜかドラゴンボールが集められていることに気付いたウーロン。そのボールが集まっている、永久氷壁と辺り一面万年雪に覆われているツルマイツブリ山にウーロンと悟飯は行きました。
ですが山頂を目指している間に、神龍は現れ消えてしまいます。神龍を呼び出したのはDr.コーチンでした。Dr.コーチンは脳だけで生きているDr.ウィローを呼び起こしたのです。
ウーロンと悟飯が神龍の呼び出された場所へ着くと、バイオマンが現れ悟飯たちを襲ってきました。そこへピッコロが現れ悟飯たちを助けますが、ピッコロの前に怪しい3つの影が忍び寄ります。
しばらくの日々が過ぎ、カメハウスに突如Dr.コーチンが現れました。バイオマンがブルマを人質に取り、ブルマと亀仙人をツルマイツブリ山の要塞へと連れて行きます。ウーロンは急いで悟空に知らせ、悟空も山へと向かいました。
その頃亀仙人は、3体の凶暴戦士と戦います。Dr.ウィローは“この世界で一番強いヤツ”の肉体に脳を入れ、体を乗っ取ろうとしていたのです。そこで武術の神様と呼ばれる亀仙人がここへ連れて来られました。
ですがそれも50年前の話。悟空が到着してからDr.ウィローは標的を悟空に変え、凶暴戦士と戦わせます。敵の一人に氷漬けにされた悟空の前にクリリンと悟飯も現れ、悟空は何とかそれらを倒しますが、今度は洗脳されたピッコロが出てきました。
悟空はピッコロと戦います。そんな様子を見ていた悟飯は怒りからとてつもないパワーを発揮し、要塞はボロボロな状態になっていきました。最後はDr.ウィローも機械の体で悟空と戦いますが、悟空の元気玉で倒されたのでした。
【動画】ドラゴンボールZこの世で一番強いヤツの感想
今回この劇場版『ドラゴンボールZこの世で一番強いヤツ』をいろんな角度からみていきたいと思います!
この映画の背景は、アニメで言うとサイヤ人編辺りではないかと思われます。悟空が界王拳を使い、悟空の道着のマークが界王様のマークだからです。
サイヤ人編後だとピッコロは死んでいていないはずなので、その辺りのパラレルということになるのではないでしょうか。
また悟飯の道着にも注目です。ピッコロが出してくれた道着を身に着けています。ピッコロを尊敬している悟飯は、セル編でもピッコロにこの道着をお願いして戦いました。また、いつも悟飯のピンチには駆けつけるピッコロですが、今回もバイオマンにやられている悟飯を助けたのはピッコロでした。本当に師弟愛を感じます。
もちろん悟空も悟飯を大切にしていますが、ピッコロは悟飯の第2の父親みたいですね。(笑)
今回は亀仙人もとってもクールでした!普段スケベなことばっかりの亀仙人ですが、戦う姿はやはり武道の達人!すごくカッコいいです!原作でもこういう亀仙人をもう少し登場させてほしいなと思います。
この亀仙人を連れて行った今回の敵、Dr.コーチンは脳だけで生きているDr.ウィローを“世界で一番強い体”に移し替えようとします。このDr.ウィローたちが作った手下には、キシーメ、エビフリャー、ミソカッツンがいますが、この名前たちをみて皆さんは何を思いましたか?私は『あ、名古屋!』でした。(笑)
名古屋コーチン、ういろう、きし麺、エビフライ、味噌カツ、みんな名古屋名物ですね。作者の鳥山明先生が、愛知県のご出身だからなのかなと思いましたが、どうやら脚本家さんの意向だったそうです。ネーミングセンス抜群ですね!
そして、今回最大の見せ場は“戦い”にあったと思います。
悟空たちが手下と戦い、その後洗脳されたピッコロとも戦いますが、悟飯の怒りのパワーにより機械らは壊れ、Dr.コーチンも亀仙人に動きを止められます。それによりピッコロの洗脳も解けました。そして脳が中央に入った機械の体で自ら動き出したDr.ウィローに悟空たち5人は一斉に並んで構えます。このシーンが個人的にはたまらなく気に入っています!
そして洗脳されていたピッコロは、『許さんぞー!』と向かって行きますが、歯が立ちません。そこで亀仙人の『かめはめ波じゃ~!』の声で、悟空、亀仙人、クリリンがかめはめ波を撃つ構えに入りました。
同時にかめはめ波を撃ちますが全く効きません。悟空は今度界王拳で挑み、かめはめ波を撃ちながら4倍まで上げました。Dr.ウィローは空高く上がっていきますが、倒すことは出来ません。ならばと悟空は元気玉を作ります。それによりDr.ウィローを倒すことが出来ました。
何よりこの亀仙流の3人が揃ってかめはめ波を撃つところに震えました!
そして、5人揃って構えた時に悟空は亀仙人の横に並ぶのですが、悟空は最初に構えた型を構え直して亀仙人と同じ構えに直します。これは悟空が間違えたのか、あえて亀仙人と同じ構えをとったのかは分かりませんが、何だかほっこりする一面でした(笑)
今回の映画を観て思ったことですが、ドラゴンボールは“武道”という強さ、ドラゴンボールという“伝説”、発想力豊かな“科学”と、一見融合出来なさそうなカテゴリーが上手にまとめられていて、ファンの心を掴んで離さないのだろうと思いました。
【動画】ドラゴンボールZこの世で一番強いヤツの作品情報・登場人物
劇場版『ドラゴンボールZこの世で一番強いヤツ』にはどんなキャラが登場するでしょうか。またいつ公開された作品なのか、ご紹介したいと思います!
登場キャラ
孫悟空 | 野沢雅子 |
孫悟飯 | 野沢雅子 |
ブルマ | 鶴ひろみ |
ピッコロ | 古川登志夫 |
クリリン | 田中真弓 |
亀仙人 | 宮内幸平 |
チチ | 荘真由美 |
ウーロン | 龍田直樹 |
神龍 | 内海賢二 |
映画限定キャラ
Dr.コーチン | 矢田耕司 |
Dr.ウィロー | 中田浩二 |
キシーメ | 岸野幸正 |
エビフリャー | 山口健 |
ミソカッツン | 郷里大輔 |
作品情報
制作年 | 1990年3月10日 |
時間 | 59分 |
監督 | 西尾大介 |
脚本 | 小山高生 |
OPテーマ | 「CHA-LA HEAD-CHA-LA」唄―影山ヒロノブ |
EDテーマ | 「戦(I・KU・SA)」唄―影山ヒロノブ |
挿入歌 | 「ピッコロさんだ~いすき♡」唄―野沢雅子 |
劇場版『ドラゴンボールZこの世で一番強いヤツ』は1990年3月10日に公開されました。
この作品に出てくる悟空は界王拳を使います。現在悟空は、サイヤ人ブルーになることができ、一時は身勝手の極意まで出来るようになりました。この作品に出てくる界王拳は、そんな悟空のはしりだったのではないでしょうか。
戦い、ドラゴンボール、科学のこの作品は、特にドラゴンボールならではの世界観がぎゅっと詰まった作品の一つだと思います。
機会がありましたらぜひご覧になってみてはいかがでしょうか!!