漫画|ドラゴンボール超15巻(第65話〜第68話)ネタバレ感想!グラノラ編突入
⇒ドラゴンボール超14巻のネタバレ感想記事をまだみていない方はこちら
『ドラゴンボール超14巻』は2021年4月2日発売しました。
『ドラゴンボール超14巻』では、メルスが消えてしまったことによって発動した悟空の『身勝手の極意』により、モロが徐々に追い詰められるというとても気になるところで終わりました。
モロが「助けてくれ」と言うほど、もはや敵なし状態の悟空。しかし!悟空は耳を疑うようなことを言い出します。
「ここからは地球人として あいつと闘わせてくれ」・・・!?
これはどういう意味なのでしょうか!? この悟空の言葉によって形勢逆転してしまうかも!? 今後の展開が気になるところです!
そして15巻ではついに新章が始まるようです!! どんな物語でどういうキャラが登場するのか!?
15巻はとことん気になることだらけです。(笑)
それでは『ドラゴンボール超15巻』みていきましょう!!
【漫画】ドラゴンボール超15巻(65話~68話)ネタバレ感想
『ドラゴンボール超15巻』は2021年4月4(2)日に発売されました。
メルスが消えてしまったことをきっかけに、ついに悟空が『身勝手の極意』を取得します。それによりモロを追い詰める形となりました。
15巻では新章にも注目です!!
今度はモロとはガラリと変わって好青年!?が登場!? しかしこの青年、ただの青年ではなさそう…。何かワケがありそうです。
この新キャラは悟空たちの仲間になるのでしょうか。新キャラの登場はいつの時もワクワクさせられますね。
65話|ストーリーネタバレ
悟空に蹴り飛ばされ大きな岩に叩きつけられ岩の下敷きになったモロ。悟空はモロの上にある岩に手のひらを向け、クっと指先に力を込めると岩はサラサラと砂のように砕かれました。
立ち上がったモロ。悟空はクリリンの横に立つと、クリリンが持っていた仙豆を取ります。モロに「銀河刑務所に戻るっていうなら助けてやる」と言うとモロは約束すると言い、あろうことか悟空はモロに仙豆を渡してしまいました。
仙豆を食べてモロの体力はみるみる回復していきます。そしてモロは大人しく約束を守るはずもなく悟空に殴りかかっていきました。
しかし、悟空を殴るとモロの指は折れてしまいます。身勝手の極意により身体が勝手に強度を上げるためでした。
悟空は身勝手の極意を解き、モロと話します。そしてもう一度「銀河刑務所に戻るつもりはないのか?」とモロに聞くと、モロは悟空の足元の奥に落ちている自身の切り落とされた腕を見つけました。
そして「…オレは銀河刑務所などには戻らない」と言うと、メルスも『身勝手の極意』を使えるのかと悟空に聞きます。
「そうだ」と答えた悟空。モロは落ちている腕を引き寄せると再び腕につけました。そしてコピー能力でメルスの能力を引き出すと再び戦闘に。
けれどモロの身体はメルスの能力に耐え切れず…モロが選んだ道は地球と一体化し、運命共同体になることだった!?
65話|感想
“往生際が悪い”、まさにこのモロのことを言うのだろうと思いました。(笑)
「助けてくれ」と言い守らない約束をして仙豆を貰い、悟空に殴りかかり敵わず悔しがり、今度はメルスの能力を使い扱えきれなくて最終手段、地球と合体。
こうなってしまうと、モロの本来の目的すらわからなくなってきます。(笑) 最初は「オレが自由に星を食える理想の銀河を作りたいだけだ」(漫画ドラゴンボール超11巻50話)なんて言ったりもしていましたが…。
もし悟空に勝つことが出来たとしても、自身が星になってしまったら何にもならないだろうに…な、と思いました。
それにしても悟空、本当に強いです。“力の大会”で初めて『身勝手の極意』を見た時は「うおーっ新技だ!凄い!」と興奮したりもしましたが(笑)、不安定な技でヒヤヒヤしたのも確か。
精度を上げた今では安心して見ていられる『無敵の技』になったのではないでしょうか。
66話|ストーリーネタバレ
地球と一体化したモロ。遠くで様子を伺っている戦士たちも異変に気がつきます。
“身体が苦しい…” モロがエネルギーを吸収しているからでした。
地球と化したモロと闘う悟空。地面から無数に出てくる手をキリがなく攻撃する悟空ですが、モロのエネルギーは膨れ上がる一方で爆発寸前です。
そんな状態を見ていたビルスから意外な言葉が。
「ち…しかたがない 今回だけは手伝ってやるか」しかしその時、大神官からの急な呼び出しがありました。
ウイスは去り際に悟空にアドバイスを残していきます。”水晶を破壊”してメルスの力を消し去るしかないと…。
「自分の力を信じなさい」と言い去っていったウイスたち。しかし、その額の水晶は肥大化していくモロの身体に埋もれてしまいそうに…!
そこにベジータが現れました。ベジータがスピリットを剝がし続けると、モロの身体は徐々に萎んでいきます。
額の水晶が見え、悟空は拳をぶつけようとしますが、あとちょっとのところで悟空も力を
吸い取られ届かず。
そこに仲間が現れ皆で悟空に気を送ります。しかし『身勝手の極意』になることも出来ません。悟空を握り、正気を失っているモロ。もう後は爆発するだけの状態です。
そこへ! 超大きな神の気が!! 大界王神が幼いウーブの下に行き作った気でした。この気をベジータが悟空に投げると、その気を受け取った悟空は巨大化しモロと組み合います。
そして巨大化した悟空の額から悟空が飛び出し、モロの額の水晶目掛け拳をぶつけると…水晶は割れモロは爆発し粉々になりました。
66話|感想
ついに!? です!! まだ次回を見ないと安心は出来ませんが、ようやくモロとの対決が終わった66話でした。
65話の感想でも述べたのですが、モロの往生際の悪さからまぁ続くわ続くわの戦闘(笑)。
決して戦闘シーンが嫌とかではないのですが、ヒヤヒヤ感があまりにも多かったので正直、” モロとの闘いが終わる=早く安心できる”の状態が見たかったのも事実です。(笑)
この”モロ編(銀河パトロール囚人編)”で久しぶりに地球の戦士が集合したのも個人的には良かったと思いました。
“力の大会”でも天津飯や亀仙人は登場していますが、ヤムチャやチャオズは登場していません。
“モロ編”では皆が集合し、何となく懐かしい気持ちに。また悟空だけではなく、ベジータも新たな技を取得して大活躍したシーンはとても印象的でした。
67話|ストーリーネタバレ
ついにモロを倒した悟空。皆が喜びに震えます。こうして宇宙は平和を取り戻しました。
悟空とベジータは銀河パトロールのセレモニーにむかうことに。モロをやっつけた功績を称えるメダルの授与式に出席するためでした。
魔人ブウ、ベジータ、悟空、ジャコと並び順番にメダルを授与される4人。誇らしげなジャコにメダルがかけられた後に、「そしてもう1人」と…。
「メルス改め メルス・イカノイチヤボッシどの!」 この言葉に悟空も驚きます。
そして隊員たちの中から現れ「はい!」と言ったのは、あの時消滅してしまったメルスでした。
ベジータと悟空はまたしても驚き、ベジータは「なんでいるんだ? おまえ消滅したんじゃなかったのか?」と聞きます。
メルスは言いました。「はい消滅しました 天使としての私は」
さらに平和な時が流れ…銀河パトロールのレーダーがモロが爆発した付近から救難信号のようなものをキャッチしました。
囚人たちに心当たりはないか聞きまわるジャコたち。そしてもう一度モロが爆発した噴火口を探すが、一足先にセブンスリーの顔を持ち去る何者かがいました。
さらに数か月後。ある者が宇宙船に乗り込んでいきます。中に入ると、大量のセブンスリーが!! そして奥には何者かが持ち帰ったセブンスリーが容器に!?
67話|感想
なんと! メルスが再び登場しました! 天使としてのメルスは消滅してしまいましたが、メルスが人間として再生されたのはとても嬉しい展開となりました。
なぜこのようなことになったかというと、実は界王神のおかげだったのです。界王神が自分の命を捧げても助けたいと、直接大神官に訴えかけました。それにより、人間として再生されたのです。
これには傍にいたビルスが「勝手に命をかけるんじゃない!!」と激怒していました。
彼らは共同体なのでどちらかが死んでしまうと、もう片方も死んでしまいます。ビルスが怒るのも無理はないですよね。(笑)
そして新章に入りました!! なんか入り方がまたいいですよね。モロ編から心機一転新しくなるのではなくて、囚人やセブンスリーなどモロ編を後に引きながら徐々に物語が変わっていく、そんな新しいスタイルのように感じました。
68話|ストーリーネタバレ
大猿化したサイヤ人が、街を破壊しつくしている夢を見て飛び起きたグラノラ。
そんなグラノラをゴーグルのオートミルは心配をします。そしてグラノラは後ろを振り向き何かを確認。それは身体が半分しかないセブンスリーが入れられている容器でした。
一方悟空とベジータはビルスの星に修行に来ていて、悟空はより精度の高い『身勝手の極意』を目指して修行に励みます。ベジータは破壊神が得意とする技を覚えたいところ。ビルスはベジータに「ほしけりゃ勝手に盗め」と言いました。
グラノラはある惑星に着きました。エレクたちヒータの城です。中からはグラノラと入れ違いでソシルが出てきました。賞金かせぎで、グラノラもセブンスリーをエレクたちに渡し報酬を受け取ります。
そこでフリーザが復活したことを聞いたグラノラ。グラノラはフリーザ、フリーザ軍だったサイヤ人たちに自分以外のシリアル人が全員殺され恨んでいました。
フリーザと聞いたグラノラは熱くなりますが、エレクに止められます。エレクはエレクアでセブンスリーを利用し何かを企んでいる様子。
そしてグラノラは帰り道、ソシルにセブンスリーの報酬を狙われました。しかし狙撃に特化した右眼をもって生まれたグラノラに敵わず逃げていきます。
見事だったと褒めるオートミル。けれどグラノラは「死んでいったシリアル人の為に…オレは誰よりも強くならなければいけないんだ」と言います。
その頃ビルスの星では、予言魚が寝ながら予言をしました。
「第7宇宙の…バランスが変わる……間もなく…誕生するぞ……………宇宙一の戦士が…」
68話|感想
予言魚さん、何気に爆弾発言です!! この宇宙一の戦士とは悟空、ベジータのことなのでしょうか。それともグラノラ? エレク?
67話で登場したグラノラ。68話ではグラノラ以外にエレクという新キャラが登場しました。
また、まだセブンスリーは登場するけど、モロのストーリーからは離れ完全に新しいストーリーになっているように思います。
グラノラ、賞金稼ぎだったんですね。そしてエレクは買い取り側。二人の関係も気になりますが、グラノラの過去も気になるところ。
グラノラの口からフリーザやサイヤ人の言葉が出ました。一族を殺され相当恨んでいるようにも見えます。
そんなグラノラとフリーザや悟空たちが対面することがこの先あるのでしょうか。嫌な予感しかしません。(笑)
そして個人的には、ベジータがビルスから『技』を見て盗むことが出来るのかがとても気になりました。 ベジータには頑張って欲しいです!
ドラゴンボール超15巻のネタバレ感想まとめ
やっとモロを倒し、新章グラノラ編が始まった15巻。
一冊の中で、終わりと始まりがある貴重な一冊となりました。『銀河パトロール囚人編』では激しい戦闘が繰り広げられましたが、グラノラ編に入ってからはまだ最初なので、物語は探り探りの状態です。
この緊張感ある戦闘シーンと、真新しいシーン、前の編から続いているかのような一部の存在、未来に波乱を起こさせそうな悪の帝王(フリーザ)の存在と、本当にお腹がいっぱいになりそうなぐらい魅力が詰まった、気になる内容でした。
新章のグラノラ編がとても面白そうな『ドラゴンボール超15巻』!
機会がありましたら是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか!!