漫画｜ドラゴンボール超18巻(77話〜80話)ネタバレ感想！新たな宇宙一の男誕生
⇒ドラゴンボール超17巻のネタバレ感想記事をまだみていない方はこちら
17巻では、悟空とベジータがグラノラと激しい戦闘を繰り広げました。
宇宙一の力を得たグラノラに苦戦する悟空とベジータ。そんな中、ベジータは”我儘の極意”に覚醒。
破壊の力を使い闘うベジータでもグラノラに敵わずか・・・という時、真実を伝えに来たモナイトから思わぬ人物の名を聞くことに!
そのサイヤ人の名は『バーダック』。
グラノラと同じ過去を知るモナイトは、｢40年前に我々を救ってくれたのは サイヤ人のバーダックじゃ｣と言いました。
バーダックと言えば、悟空の父親です。一体バーダックはグラノラたちとどう関わっていたのか!?
過去の出来事を知ることで、グラノラに変化は現れるのでしょうか!?
それでは気になるドラゴンボール超18巻をみていきましょう!!
【漫画】ドラゴンボール超18巻(77話〜80話)ネタバレ感想
『ドラゴンボール超18巻』は2022年4月4日に発売されました。
グラノラが宇宙一の力を手に入れ、そしてベジータも”我儘の極意”に!!
しかし闘いは平行線のまま・・・そしてグラノラが渾身の一撃を放とうとした時、モナイトが現れ衝撃的な言葉を残しました。
その言葉に登場した人物の名は『バーダック』。
ドラゴンボール超17巻(77話)のネタバレ
モナイトが40年前のことを話し始めました。
―40年前―
シリアル星で平和に暮らすナメック星人とシリアル星人。満月の夕方のことです。空から突如サイヤ人がやってきました。サイヤ人は殺戮、破壊を行い、あっという間にシリアル星を侵略。ナメック星人はモナイト一人、シリアル人も数人になってしまいます。
その中にはグラノラ母子も。グラノラは大猿(サイヤ人)に見つかり、そのまま気を失ってしまいました。
シリアル人はサイヤ人の大猿化の原因、月を破壊します。それにより大猿から元の姿に戻ったサイヤ人たちですが、強さは変わらずでシリアル人たちは敗れていきました。
グラノラについて行った大猿バーダック。彼も変身が解け、気を失ったグラノラを抱く母の前に立ちました。グラノラの母はバーダックに狙撃します。それはバーダックの肩をかすめ、バーダックは自身の妻と息子のことを思い出し舌打ちをしました。
そこへ仲間がやってきてバーダックに｢任務完了｣と声をかけます。バーダックは｢先に帰ってくれ 俺は生き残りがいないか確認してから行く｣と返し、目の前の母子のことは言いませんでした。
スカウターで他にも生き残り(モナイト)がいることがわかり、グラノラを抱いて移動します。グラノラの母ミューズリにグラノラを渡し、バーダックは二人に｢見つからないように隠れておけ｣と言いました。
―現代―
この話を聞かされたグラノラは混乱します。そして｢なぜ母さんは生き残っていないんだ!?｣とモナイトに問い詰めました。それは・・・と、モナイトは再び過去の話を始めます。
―40年前―
バーダックが去ろうとした時、モナイトはバーダックの肩の傷を見て引き止め治しました。その時、バーダックのスカウターが反応します。木の陰から見えた先にはヒータたちの姿がありました。ヒータたちはフリーザを裏切る話をしています。
聞き耳を立てていたバーダックたちの所に、今まで寝ていたグラノラが母親を求めて起きてきました。グラノラはバーダックの尻尾が目に入るや否や｢サ…サイヤ人!!!!｣と叫んでしまいます。
エレクたちに気づかれました。バーダックはローブを被り｢…生き残りを見つけたから抹殺するところだ｣と言い、エレクたちの目を逸らそうとします。｢では早くやれ｣と言うエレクに、｢殺す前に調べた方が…｣がとバーダックが返そうとした時!
エレクはグラノラの母ミューズリを撃ち殺してしましました。そしてモナイト達も殺せとバーダックに言います。しかしバーダックはエレクたちに攻撃をしました。その隙に逃げ…
フリーザ軍であるバーダックは裏切ったことに。そしてフリーザを裏切る気でいたヒータたちにとって、バーダックに話を聞かれたことはとても厄介なこと。エレクはガスにバーダックたちの抹殺を任せました。
―現代―
｢思い出しているのか? 40年前を｣エレクはガスに話しかけました。ガスは40年目にバーダックと闘っていた・・・!?
ドラゴンボール超17巻(77話)の感想
なんとっ! 40年前サイヤ人に全てを奪われたと思っていたグラノラでしたが、実はサイヤ人バーダックによって救われていたという事実が発覚しました。
これまでフリーザ、サイヤ人に復讐をすることを胸に抱き生きていたグラノラにとっては超衝撃的展開です。混乱するのも無理はありません。
また、サイヤ人でもバーダックというのがいいですよね。時代は違うけれど、悟空との親子共演です。(笑) しかも今闘っている相手は実は自分を救ってくれた人の息子だったとか、これは胸アツ展開ですね☆
ドラゴンボール超17巻(78話)のネタバレ
エレクとマキの元にオイルから連絡が入りました。それはグラノラとサイヤ人の戦闘が終わってしまったというもの。
そこでマキとガスがグラノラたちを抹殺しに行き、エレクがドラゴンボールで願いを叶えに行くことに。
一方、グラノラは話を聞き終えても納得がいかない様子でした。何もかもサイヤ人に奪われたと思っていたグラノラでしたが、実際はエレクたちに母親を殺されていて、そうとは知らずに何十年もエレクたちに使われていた自分を悔やみます。
ふとベジータが声を出しました。｢………それで 勝ったのか?｣
モナイトは｢……勝った そして我々は生き残った｣と答えます。その時です。突如空が暗くなりました。離れた場所でエレクがドラゴンを呼び出していたのです。
直ぐに空は明るくなり、同時に悟空とベジータは物凄いパワーがこちらに向かってくることに気が付きました。
マキとオイルに・・・宇宙一に覚醒したガスが姿を現します。その姿は先ほどまでのガスとは違い、体は大きく変わっていました。ガスは指から光線を出すと、地面を割りながらグラノラの飛行船を真っ二つに。そして尖端が4本に割れた槍を創生すると、グラノラ目掛け投げます。槍はグラノラの手足を突き刺し、そのまま壁に突き刺さりました。
｢オレはずっとお前が気に入らなかった｣と言うガス。ガスは次々に武器を創生し、グラノラは苦戦を強いられました。
闘いながらグラノラは｢オレは…なぜ生かされた!!｣とガスに問います。それはグラノラがシリアル星襲撃から数年後にはすでに賞金稼ぎとして名をはせていたからだという、それを知ってエレクが自分の元で働かせたのだと言いました。
同じころモナイトからその話を聞いていた悟空たち。悟空があることに気が付きます。仙豆です。壊れたジャケットに入っているというベジータ。その時、闘っていたグラノラが気絶してしまい、悟空が食い止めることに。悟空はベジータにジャケットを見つけ仙豆を食べるように言いました。
今度はガスと悟空の闘いに。やはり悟空も次々に武器や道具を創生するガスの技に苦戦します。その頃ベジータは仙豆が入ったジャケットを見つけだしました。
そしてベジータは・・・グラノラの前に立ちました。グラノラに仙豆を食べさせようとします。｢あいつはキサマの仇だったんだろ? だったらキサマの力でけりをつけろ！｣
ドラゴンボール超17巻(78話)の感想
またしても『宇宙一』が誕生しました! もう強さにキリがないですね。(笑)
しかもガスの技の創生物の種類が半端なくて、攻撃も守りも強いので闘いの先が全く読めません!
でも今の状況で何となく固まってきそうですね。エレクたちヒータVS悟空ベジータ・グラノラという図に。これは個人的に願望展開なので、三人同時攻撃とかあるかも!?と少し期待しています。(笑)
ドラゴンボール超17巻(79話)のネタバレ
戦場から離れたところでワインを飲みながらガスが宇宙一になったことを確信するエレク。
エレクの口から気になる言葉が・・・｢ひとつ急ぎの仕事ができた｣
一方、戦場では悟空とガスが闘い、マキとオイルがモナイトにベジータの居所を問い詰めています。
そのベジータはグラノラに仙豆を渡し食べさせました。グラノラの体力は一瞬で回復し、すぐさま問い詰められているモナイトの元へと瞬間移動します。マキとオイルを吹き飛ばしたことで悟空と闘っていたガスは、グラノラの体力が全快していることに気が付きました。
グラノラはモナイトからオートミルを受け取ると、気を上げます。｢降りてこいガス お前の相手はオレだ｣ ガス｢その通りだ｣ グラノラとガスは対峙し、再び戦闘が始まりました。
激しく続く攻防戦。しかし、先ほどまでの闘いとは違い、ガスの方が押されているような闘いに。それは、ガスは宇宙一になったばかりで力を出し切れていない状態だったからでした。
そんな中、グラノラはガスに｢なぜ武器の創生ばかり使う｣と問います。その様子を見てマキは気が付きました。ガスは｢力が発揮できないんじゃない…使いたくないんだ｣
その時です。グラノラが｢この技しかないなら…お前は終わりだ!!!｣と攻撃を仕掛けるとガスが物凄い力で反撃をしました。
ガスは｢オレは自らが磨いてきた技でキサマを殺したかった｣そう言うと、今度は瞬間移動をし、グラノラの真ん前に現れ、思い切り腹を殴り破壊の技を使いました。
それでもグラノラは｢そう簡単に勝てるとは 最初から思っていない｣とガスとの闘いを続けます。双方瞬間移動を使いながら激しい闘いが続きました。
二人の闘いは互角のようだが精度はまだグラノラの方が上だと言うベジータ。この勝負の行方は!?
ドラゴンボール超17巻(79話)の感想
宇宙一対宇宙一の第二ラウンド!! 最初はガスの圧倒的強さにグラノラの敗北感が強かったのですが、やはりガスもまだ宇宙一の力を使い慣れていない部分がありましたね。
それによりグラノラに訪れた勝機。しかし、ガスも時間が経てば使い慣れてくるので、おちおち安心してはいられません。
グラノラはこの勝負、勝ち取ることが出来るのでしょうか。ドキドキしてきます、、、
話は逸れて少し遡ってしまいますが、ベジータの”我儘の極意”はあれで終わりなのでしょうか、個人的にかなり気に入っているので、このグラノラ編でもう一度見られたらなと思いました。
ドラゴンボール超17巻(80話)のネタバレ
激しさを増したグラノラとガスの闘い。お互いの力と力がぶつかります。しかしこの激しい闘いの中恐れていたこと、ガスが徐々に技に慣れ始めてきました。ガスのパンチがグラノラにヒットします。
けれどグラノラもまだまだ負けてはいません。分身の術で四方八方からガスに狙撃をします。ガスも引けを取らずグラノラの分身たちに攻撃。そして｢分身は力が分散する 愚策だ この技が最後の望みだったか｣と言うと、グラノラの分身たちを一斉に突き刺しました。
グラノラがやられた! 皆がそう思った瞬間、グラノラはガスの真ん前に瞬間移動。｢スキができるこのタイミングを待っていた｣そう言うグラノラの指には、狙撃のために溜められた気が込められていました。
ズドッとガスの腹に超至近距離で狙撃。ガスは遥か彼方へと吹き飛びました。｢うぐぐ……｣と堪えるガスの前にエレクが近づきます。｢どうした?ガス お前らしくないじゃないか｣
苦戦しているガスを見て、マキがエレクに宇宙一の願いは叶えたのか確認しました。ちゃんと願ったと言いながらエレクはガスが頭に付けていた紐を取ります。慌てるマキをよそに｢本能を開放しろ｣とガスに言いました。自我が保てないと言うマキの横でガスが叫び始めます。
突然空中に上がると、服は破れ、額からは角が下に向け生え、パワーアップしたよう。モナイトが言います。40年前にも見た、自我を捨ててあの姿に!と…
ガスはギッとグラノラを見ると物凄いスピードで向かっていきました。正気を失ったガスは、叫びながら力のままにグラノラを痛めつけます。
マキの声すら届きません。ガスはマキたちをも殴ると、今度はベジータ目掛けて蹴りを入れました。吹き飛んだベジータに追い打ちをかけるように殴るガス。急いで悟空が止めに入ります。
悟空と拳を合わせると、ガスは40年前、バーダックと闘った時のことが脳裏に浮かびました。｢そうだ 思い出せガス お前は2度と誰にも負けないんだろ?｣エレクのその言葉にガスはピンときます。すると、あれほど荒れ狂っていた姿はウソのようにシュッとなり、そこには覚醒したガスの姿がありました。
ドラゴンボール超17巻(80話)の感想
恐れていたことがっ、、、! ガスが技や力に慣れてしまえば、今『宇宙一』のガスに勝つことは非常に難しくなってしまいます。
本当にこの『グラノラ編』って、優勢になったりピンチになったりの差が激しいなと思いました。それは悟空たちがグラノラと闘っていた時から感じていたことです。
だからこそ面白いッ! っていうのもあるのですが、展開が早くてしっかり読んでいないと置いていかれそうな雰囲気も(笑)
さらにパワーアップしてしまったガスの今後の行動から目が離せません!
【まとめ】ドラゴンボール超18巻の感想
18巻ではグラノラの過去は、実はグラノラが思っていた過去とは違うことがわかりました。
- サイヤ人によってすべてを奪われたと思っていたグラノラでしたが、本当はサイヤ人、バーダックによって救われていたこと。
- 母親はエレクによって殺されていた
- 40年前にもエレクたちが関わっていて、ガスとバーダックの間にも何かがあった模様。
かなりの急展開でした。
そして、新たな『宇宙一』も登場しました。その男の名はガス。宇宙一からの覚醒、とんでもない強さを感じます。
ガスが覚醒してしまったこの状況、グラノラ、悟空たちに勝機はあるのでしょうか!?
次巻では闘いの先が見えてくる!?
