ドラゴンボール|ターレス軍団メンバーの一覧表!宇宙一のクラッシャー最凶で個性的なキャラ達
サイヤ人には悟空やベジータ、またはブロリーなどがいます。他には、悟空の子供、悟飯と悟天。それにベジータの息子トランクス。
他のサイヤ人はというと、フリーザに惑星ベジータを破壊されたためたくさんのサイヤ人が消えていき、もう残っていません。
そんな中、“ならず者”たちを従えて宇宙を荒らしながら旅をするサイヤ人のお話がありました。
ドラゴンボール劇場版の第6作目『ドラゴンボールZ地球まるごと超決戦』。今回は、この作品に登場する『ターレス軍団』に注目してみたいと思います!
サイヤ人ターレスをはじめ、ターレスの仲間にはどんなキャラがいるのでしょうか。
宇宙壊し屋(うちゅうクラッシャー)ターレス軍団メンバーの一覧表
ターレス軍団の名前の由来と特徴を含めた一覧表です
名前 | 由来 | 特徴・容姿 | 備考 |
ターレス | レタス | ・サイヤ人の生き残り
・肌が色黒だが悟空と瓜二つ |
・下級戦士
・宇宙征服の野望を抱いて旅を続けている |
アモンド | アーモンド | ・ターレス軍団一に巨漢
・長髪を後ろで束ねている |
・情報分析力に長けている
・ヤムチャの新車を壊した |
ダイーズ | 大豆 | ・イヤリングなどを身に着けている
・キザ男 |
・カカオとの連携攻撃が得意 |
カカオ | カカオ | ・戦闘サイボーグ | ・ロケット噴射による高速移動が可能 |
レズン&ラカセイ | レンズマメ(レーズン)・落花生 | ・小柄な双子の兄弟戦士 | ・未知の技術を持っていると言われている |
ここからはさらに個別に詳しくキャラについて掘り下げていきます!
ちなみにアニメコミックというものもあるんですよ〜
ターレス
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) September 24, 2020
ターレスはサイヤ人の生き残りで、宇宙征服の野望を抱いて旅を続けていました。宇宙を荒らしまわる『ならず者』として恐れられるターレス軍団を従えています。
そんなターレス軍団は地球に目をつけます。そして本来神様だけが食べることを許された木、“神精樹”を地球に植え付けました。
ターレスは悟空ソックリの顔をしていて、その顔をはじめてみた悟飯も「おとうさん?」と見間違えるほどでした。
それは「下級戦士はタイプが少ない」からだそうです。
悟空と大きな違いがあるのは性格で、ターレスは冷静沈着、邪悪で冷酷そのもの。悟飯が捕まった時には、「サイヤ人にはサイヤ人に相応しい生き方をしろ!」と悟飯を大猿化させてしまいます。
ここでターレスは、サイヤ人の中でも限られた者だけが作り出せるパワーボールを作り出しました。
このパワーボールは、ベジータも作ることが出来ます。まさかターレスも作れたなんて…
これまでベジータの技のイメージが強く、ベジータがよく「エリート」という言葉を使うので、限られた者=エリートだと思っていましたが、そういうことではなかったみたいですね。
限られた者=戦闘力の高さなのかもしれません。(個人的感想です)
またパワーボールを作り悟飯が変身した後、自らパワーボールを破壊しました。ターレスは「オレまで猿になっちまうからなぁ」と言っているので、大猿になると制御が出来なくなってしまうようです。
ここはベジータと違い、エリートと下級戦士の差なのでしょうか。
悟空たちにとってもターレスにとってもお互い敵認識に間違いはないのですが、ターレスは所々でサイヤ人に対して少なからず同族意識があるところが見られました。
悟飯に「なあ小僧、オレと一緒に来る気はないか」とか「オレたちは生き残ったわずかな仲間」と言い、悟空にも「お前のガキと一緒に仲間にしてやってもいいぞ」と、一応は同族として勧誘らしきことをしています。
やはり冷酷なターレスでも数少ない同族に会えたことは胸が弾むような出来事だったのでしょうか。(笑)
そして強敵のターレスですが、彼の強さは“神精樹”を食べ続けてきたおかげでもあります。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) September 24, 2020
いざ悟空と闘ってみると、どんどん戦闘力が上がっていく悟空に驚き、闘いながら神精樹をもぎ取って食べ、パワーアップしました。
その上で、「その程度の戦闘力では今のオレの相手にはなれないぜ」と悟空に言います。確かに強いですが、そのパワーアップは少し卑怯な気がしますね。
そのターレスを倒すために悟空は元気玉を作ります。けれどやっと集めた元気玉はまさかの元気不足でターレスに敵わず。
この結果にターレスは高笑い。ですが、悟空は再び元気玉を作ります。皮肉にもそれは“神精樹”から集めた元気玉で、ターレスは倒されてしまいました。
何だか“神精樹”に頼り過ぎた男、ターレスに相応しい倒され方だったのかもしれません。
また、悟空ソックリなターレスの声を担当したのは、悟空や悟飯の声も担当している野沢雅子さんでした。
アモンド
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アモンドはターレス軍団一の大柄な男です。赤黒い肌で、長い髪を後ろで束ねているのが特徴的。
口癖は「~でっせい」「~まっせい」。
アモンドは凶悪な犯罪者であったため、宇宙警察機構に掴まりナッツ星に収容されていました。
そこへターレスがナッツ星を侵略した時に脱獄し仲間となります。
映画では最初に神精樹を植える穴を掘るための爆発波を撃ち、その衝撃でヤムチャが15年ローンで購入した新車を破壊してしまいました。皆にお披露目することを楽しみにしていただけになんとも可哀そうなヤムチャです。
悟空たちZ戦士とターレス軍団が闘う場面では、クリリンと闘いました。
クリリンが気円斬で攻撃をすると、「勝ちたかったらこうするんでっせ」と、アモンドは自身の体を高速回転させてクリリンの技を跳ね返します。それによりクリリンはギリギリのところで自身の技を避けました。
アモンドはクリリンには勝ちますが、最後は悟空に倒されます。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) September 24, 2020
個人的にですが、アモンドを見た瞬間の第一印象は「ザーボン?ボラ?」でした。
ぱっと見なのですが、長髪で髪を束ねている姿がザーボンに似ているのですね。ですが、ザーボンより顔は厳つい。この顔はどこかで・・・ウパの父、ボラでした。(笑)
目などは全然違うのですが、前髪やぱっと見はよく似ているのではないでしょうか。
ボラを悪役にしたらこんな感じになるのかな~と思いました。
アモンドの声を演じたのは銀河万丈さん。実はボラの声も担当しています。(笑)
ダイーズ
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ダイーズは、イヤリングやネックレスを身に着けているオシャレ好きな男です。
見た目通りのキザ。ダイーズは元カボーチャ星の王子でした。自身の星がターレスの攻撃を受け、その際に防衛軍を率いて抵抗した勇敢さをターレスに見込まれてターレス軍団に加わります。
ここで一つの疑問が湧きました。
“防衛軍を率いて抵抗した”ということは、悟空みたいに星を守るために闘ったということですよね?
その行動は正義に溢れていて悪を嫌いそうなものですが、なぜ冷酷非道のターレスにダイーズはついて行ったのでしょうか。少しだけ思い当たるセリフがあります。
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悟飯もターレスに誘われたのですが、その時ターレスはこう言いました。
「なぁ小僧 オレと一緒に来る気はないか? 宇宙を気ままにさすらって 好きな星をぶっ壊し 旨いモノを食い旨い酒に酔う こんな楽しい生活はないぜ」と…。
ひょっとしたらダイーズもこのようなことを言われ、誘惑に負けて欲が出てきてしまったのかもしれませんね。
ダイーズの戦闘シーンは、Z戦士とターレス軍団が闘う時、ダイーズが持っていた石を砕いた瞬間をまるで合図にしたかのようにして両者動き出しました。
ダイーズは悟空と闘い、その時は悟空に吹き飛ばされましたが、ターレス軍団と悟空が闘う時には連携攻撃などで悟空と闘います。しかし最後は悟空に倒されました。
そしてダイーズの声を担当したのは真地勇志さんです。ドラゴンボールZではアプールやナメック戦士などを演じていました。
カカオ
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カカオは、イコンダ星で星間戦争が起こった際に造られた戦闘サイボーグです。「ンダ」としかしゃべりません。
外見は強固な外装で武装していて、身体各所のバーニアを利用してロケット噴射による高速移動が可能。
元々は宇宙の賞金稼ぎで、自らターレスの手下になりました。
Z戦士との闘いではヤムチャと闘います。ヤムチャは自身の技、繰気弾をカカオに当てますが直撃したと思った直後、巻き上がる煙の中からカカオが現われヤムチャに向かってきました。
そしてカカオは自身のロケット噴射で上空に上がり、ヤムチャに体当たりします。ヤムチャは地面に叩きつけられてしまいます。
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それを見た悟空は、カカオに気功波を撃ちます。結局、この後にターレス軍団が皆で悟空にかかっていくのですが、界王拳を使った悟空に敵うことなく倒されてしまいました。
カカオは唯一のサイボーグと言うだけあって、アモンドやダイーズと違い異色の存在と言えるのではないでしょうか。
何せ、「ンダ」しかしゃべらない、表情がない、身体にロケット噴射が装備されているなど、キャラとしては際立っていると思います。
けれど出番はどうかというと、特に目立った登場シーンはなく“普通”でした。(笑)
もっといろいろな機能が備わっていたらもうちょっと目立ったのかも。
また、軍団に入る前は“賞金稼ぎ”をやっていてようですが、それも他の者に比べるとパンチがないような気もします。
そんな「ンダ」しかしゃべらないカカオの声を担当しているのは、里内信夫さんです。この二言ですが、この二言に感情を入れて話す方が案外難しいかもしれませんね。
レズン&ラカセイ
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レズンとラカセイは小柄な双子の戦士です。未知の技術を持っているとされているビーンズ人で、辺境の惑星で化石の状態でターレスに発見されました。その際、神精樹の実のエキスを与えられて復活します。
ターレスたちの巨大宇宙船は彼らの技術で造られたものでした。
レズン
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普段はレズン1人で行動していますが、戦闘の際にはラカセイと分離して複数の相手と闘うことも可能だそうです。
作品の中では天津飯と餃子と闘い最初はレズン一人だったのですが、天津飯と餃子が気功波を撃つとレズンとラカセイに分かれました。
そして素早い動きと息の合った連携で天津飯たちに向かっていき、雲の下へと天津飯と餃子を吹き飛ばします。けれど天津飯の太陽拳を食らってしまう場面もありました。
ラカセイ
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分離後は天津飯に太陽拳を食らった後、餃子と闘います。餃子に気功波を撃ちまくり、餃子がトドメの一発を食らいそうになるところで、悟飯の気弾がラカセイの気弾を跳ね返しました。
悟飯の存在に気付くとラカセイは「ちぇっ ついてねえぜ またガキ相手か」と嘆きますが、
悟飯の気弾に吹き飛ばされます。
続いて悟飯は魔閃光で攻撃をし、ラカセイも対抗すべく気弾を撃つのですが気弾はぶつかり、激しい爆風と共に辺りは眩い光につつまれました。
ラカセイは状況がわからず「あのガキは…?」と思ったのも束の間、後ろから悟飯に突撃されてしまいます。
悟空とターレス軍団が闘う前に、天津飯が倒れるシーンがあったことからレズンとラカセイは合流し天津飯を倒したようです。
ですが最後はいとも簡単に悟空に倒されました。
この二人も未知の技術を持っていることや、神精樹のエキスで復活したなどツッコミどころ満載な設定だったのですが、活かしきれてない感じが少し残念な気がします。
しかも宇宙船を造る技術があるのなら、普通の戦闘ではなく超能力系とか知的系の技とかあったらもっと面白かったのかもしれませんね。
ですが、 “出番の少ないキャラにもこんなにこだわった設定がある”と思えば、反対にわくわくしてくるから不思議です。
レズンの声を担当されたのは内海賢二さん。内海さんと言えば、同作品の中で神龍の声も担当しています。
そしてラカセイの声を演じたのは佐藤正治さん。佐藤さんとも最長老やコルド大王など、ドラゴンボールでは数々の役を演じています。
意外とおすすめなアニメコミック版!
ターレス軍団まとめ
今回は、1990年7月7日に公開された劇場版『ドラゴンボールZ地球まるごと超決戦』に登場する『ターレス軍団』について調査してみました。
ターレスは今も人気でご存じの方も多いと思いますが、『軍団』となると意外に知られていなかったりしますよね。
こうしてピックアップしてみると新しい発見があるのだなと思いました。また、懐かしい気持ちで観賞していたのですが、こんなふうにも思います。
もしターレス軍団と今の悟空たちが闘ったらどんな闘いになるのかなと頭を過りました。
今の悟空なら指先一つで勝ててしまうのでしょうか。(笑)Z戦士もそうですね。この時はやられてしまいましたが、今なら楽々勝てるでしょう。
そんな展開も見てみたい気がします。
個性的なキャラが揃う『ターレス軍団』は劇場版『ドラゴンボールZ地球まるごと超決戦』で観ることが出来ますよ!!