漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(第74話)ネタバレ&感想!ベジータ覚醒!!破壊の力とは!?
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グラノラと悟空の闘いは、予想していないことばかり起きました。
最初にグラノラと闘ったのは悟空。『宇宙一の戦士』なだけあって、スピードもパワーもとんでもない実力を持つグラノラ。しかも急所を確実に攻めてきます。
悟空が『身勝手の極意』で闘っても一瞬の隙を突かれ、悟空は気絶させられてしまいました。
また、ここまで闘って驚くべき真実も発覚。
なんと悟空が闘っていたグラノラは、グラノラの分身でただの幻だったのです!!
本体、グラノラ本人の強さは、この分身以上なのでしょうか!?
とても気になるところです。
悟空は気絶して、次はベジータがグラノラと対戦!! 自信満々のベジータですが、ベジータはグラノラに対抗できるのでしょうか!?
それでは74話をみていきましょう!!
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漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(第74話)ネタバレ
ここでは大まかに74話がどんな感じで構成されているのかみていきたいと思います。
次はベジータVSグラノラ
グラノラと対峙するベジータは、サイヤ人とフリーザを恨んでいるグラノラに、”もうフリーザ軍からは離脱していて、関係ない”と言いました。
付け加えて「それどころか オレたちにとっても フリーザは敵だ」とも…。
しかしグラノラは笑い出し、ベジータに対して”ボスを裏切ってまで見苦しい”と言います。これにベジータは舌打ち。
何を言っても”サイヤ人はオレの仇であることに変わりがない”というグラノラに、ベジータは青髪になり戦闘態勢に入ります。
ベジータが地面に手を突くと、ボコボコとグラノラの周りをくり抜くように地面が剥がれていき、破壊。
グラノラはいつの間にか上空へ移動しています。そして今度はグラノラが「力の差というものを見せてやろう」と言うと、ベジータの背後の地面が大きくくり抜かれました。
追われるベジータ!!
背後の岩が破壊されるのとほぼ同時に、グラノラはベジータの腹部に強烈なパンチを入れます。
もがくベジータでしたが、すぐさま気功波を撃ち反撃。避けるグラノラ。今度は二人上空に移り激しい攻防戦です。
グラノラの蹴りがキマり、ベジータは川へと落とされてしまいました。すぐさまグラノラも降りて来て、今度は水の上で攻防戦が始まります。
水の上でもベジータが攻撃を喰らう方が多く、ベジータは水の中へと殴り飛ばされてしまいました。
ベジータは水の中をグラノラから逃げるように移動します。グラノラは気功波を撃ち続けながら水面を飛び、二人は湖付近まで来ました。
ベジータが湖に着いたら”障害物がなくなる”と、ベジータが湖に出てくるのに照準を合わせ、グラノラは狙撃をします。
湖の底でグラノラの攻撃を耐えるベジータ。大きな水しぶきと共にベジータが水面に上がってきました。
オレはお前に勝つ!!
ベジータが攻撃に耐えたことに冷静に驚くグラノラ。しかし、自身が『宇宙一』であることに変わりはないと言います。
しかし、ベジータは自分が勝つと言う…。強がっていると思っているグラノラは哀れみ、ベジータは変わらず挑発。
そして悟空が目を覚ますと、再びベジータとグラノラは闘い始めていました。
連続で気功波を撃ち続けるベジータ。グラノラが「こんなものが通じると本気で思っているのか」と言い、気功波を撥ね退けると、背後にベジータの姿が。
グラノラがベジータに向かって気功波を撃つと、ベジータはにやけて気功波を避けました。
グラノラ「しまった!!」
ベジータが避け、グラノラの放った気功波が向かった先は、グラノラの大切な思い出がある廃墟の街でした。
順位など決まった瞬間に過去のもの
ベジータはグラノラに問います。「その力を手に入れたのはごく最近じゃないのか?」
なぜそう思う?と聞くグラノラにベジータは、”力を使い慣れていない” “圧倒的に戦闘の経験が足りていない”と言います。
トレーニングはしていたのかと聞けば、そんなものは必要ないとベジータを蹴り上げるグラノラ。力の差を見せつけるグラノラでしたが、ベジータは
「それがオレが負ける理由には…ならない!」とグラノラの足を持ち肘打ちをしました。
グラノラは”宇宙一の力を得たんだ 当然勝つのはオレだ”と言いますが、ベジータはそうではないと言います。
「勝負ってのはな やってみないと分からない だから面白いんじゃないか」
再び攻防戦が始まり、その中でもベジータは言い続けます。”順位などその時点での結果だ”
「決まった瞬間にもう過去のモノなんだよ」
そして闘いの中でも強くなっていくと…。その言葉を否定するかのようにグラノラはベジータの腹部へ指を突き刺しました。
覚醒!!ベジータ!!
グラノラに腹部を突き刺され血を吐くベジータ。
下を向き震えるベジータでしたが、「……クク…」と含み笑いが漏れました。
「楽しいぜ…こんな気持ちは久しぶりだ」と言います。ただ戦闘だけに集中できると…。
「戦闘民族サイヤ人の血が騒ぐぜ」
するとベジータは激しい呼吸と共に気を高め始めました。気が変わったことに気が付いた悟空。
(神様の中でも…これは……!)
気を高めているベジータに狙撃するグラノラですが、全く効かず。
そして気の中からベジータが現れました。
「本能のみに突き動かされる力には…上限がない…ってな」
そう言うベジータの顔はとても険しく、誰の目にも変化が一目瞭然でした。
漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(第74話)感想
ベジータがついに破壊の力に特化した姿に覚醒しました!!!
その姿は眉毛がなく、まるでサイヤ人3のような人相! 見方を変えれば、破壊神ビルスのような目元とも言えるかもしれません。
とにかく強そう!!
また目玉が特徴的で、これがさらに変化を引き立てているのかも。元々キリッとした顔をしているベジータですが、眉毛がなくなり目が鋭くなっただけで、物凄く人相が悪い。(笑)
しかし個人的には、悟空が『身勝手の極意』を習得してベジータには何もなかったので、この『破壊の力』は嬉しくもあります。
これからが見物ですね! 破壊の力は一体どんな技なのか!? 楽しみでなりません!
そして74話ではベジータのセリフが多く、性格や人間性が出ていたのではないかと思います。
グラノラにフリーザは自分たちの敵だと言いますが、グラノラは上から目線で”命乞い”だと受け止めました。
昔のベジータだったら逆上するか、上から目線に怒ると思うのですね。(そもそもグラノラに自分たちの状況を話すこともないでしょうが…)
ベジータは『ちっ』と舌打ちし、「どう思おうとかまわんが…」と続けます。それでも聞かないグラノラとは結局闘うのですが、ベジータがここまで話すなんて変わったな~と思いました。
しかし闘いが進むにつれ、やっぱりベジータだ! と思うことも。
「楽しいぜ…こんな気持ちは久しぶりだ なにかを守るためでも誰かを救うためでもない ただ戦闘だけに集中できる 最高の気分だ 戦闘民族サイヤ人の血が騒ぐぜ」
このセリフを見た時は『きたーっ!!!』と思いました。(笑)
ベジータは一度、バビディに支配され悪になり思いっきり闘いたかったと言ったことがあります。ベジータの中ではいろいろな葛藤があったのでしょう。
ベジータなりに地球に馴染むように生きてきたんだなとも感じました。
しかし今回は、悪になる必要もなく自分の闘いとして闘えるのです。戦闘大好きなベジータにはたまらない状況ですね。(笑)
また全体的にベジータの言葉一つ一つに棘がないようにも感じました。キツイことを言っても以前のような恐ろしさを感じません。
ベジータは強さ、技、そして性格共に進化しているのだと思いました。
74話は個人的に神回です。(笑)
まとめ
74話では『身勝手の極意』以来の”変化”の衝撃がありました。
破壊の力を手にしたベジータ。上限がないというその力は一体どんな力なのか!?
『宇宙一の戦士』と『破壊の力を使う男』の闘いが激しくなりそうな予感!
また一度急所を突かれた悟空は再びグラノラと闘うのでしょうか!?
この三人の男たちの闘いの行く末が気になりますね。
そしてこの闘いの裏で糸を引くエレクたちはどのタイミングで動き出すのか、見逃すことは出来ません。
登場人物すべてが敵同士のこの状況。悟空とベジータに解決してほしいところですね。
個人的にはグラノラ、悟空、ベジータが誤解を解いて仲良くなっている姿が見たいです。(笑)
75話ではベジータの変身について、さらに詳しくわかることでしょう!
次号も楽しみにしたいと思います!!