漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(84話)ネタバレ&感想!バーダックが残したスカウター
前回83話では、40年前のことが明らかになりました。バーダックとガスの闘い。
バーダックは闘いの中で覚醒し、ガスは本能を開放、けれど暴走してしまったことで勝敗が分かれ、バーダックが勝利しました。
しかし、現代のガスは暴走を抑え本能開放に成功。とんでもない強さです。
強敵ガス。悟空、ベジータ、グラノラに打つ手はあるのでしょうか。
そしてもう一つ気になるのが、バーダックが残していったというスカウター。
スカウターに残されていたバーダックの ”生き延びるんだぞ” の声に、悟空の身体が激しく反応を見せました。この言葉が意味する事とは!?
ガスに対抗するための ”何か” がこの言葉に隠されているのかもしれません!!
それでは気になる84話をみていきましょう!!
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漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(84話)ネタバレ
ここでは大まかに84話がどんな感じで構成されているのかみていきたいと思います。
気づかされた誇り
バーダックのスカウターに残された音声を聞き終えた悟空とベジータ。
悟空はその声で惑星ベジータにいた時のかすかな記憶がよみがえりました。保育カプセルの中から見た景色。バーダックがケガをして帰ってきた時、母ネギが世間話をしている様子、そして、宇宙ポットに入れられ両親に見送られながら飛ばされた記憶が…
「……ベジータ オラ サイヤ人の誇りってのが いま分かったような気がする」
「…いや そうじゃねぇ 父ちゃんの顔と一緒にいま思い出したんだ オラ自分の力を信じ切れていなかった」
悟空の話を聞きながらベジータも「………オレも見失っていた 背負うべきはサイヤ人の罪ではなく…誇りの方だった」と返します。
その様子を見ていたモナイトは、「……バーダック こんな形でおぬしの遺志が伝わるとはな…」と言いスカウターを見つめました。
“民族の誇りとは…その罪を償うことでも 仇への復讐をすることでもない 自分の本質を受け入れて信念を貫くことじゃ” そう言ってモナイトは、悟空とベジータの傷を少しでも…と回復しようします。
その前にまず服を…と悟空たちを纏った服はバーダックとお揃いのもの。しかし悟空は”あの…服は元のまんまで…いいかな…”と言い、ベジータも”オレもこのジャケットは馴染まん…”と、あまり嬉しそうではない様子で、結局いつものとおり…。
勝ちたいだけっ!!
「とらえた!!!!」
そんなやり取りをしている三人の所に、ガスが物凄いスピードでやってきました。「出てこい サイヤ人」ガスがモナイトの家の前に立ちます。
表に出る悟空とベジータ。
「俺は死んでもアイツに勝ちたい キサマはどうだ?」
「オラだって譲るつもりはねぇ」
「じゃあ…同時に戦うしかないな」
そう言うと二人は気を高めました。そんな二人を見てガスは”何を言っている”と言った顔で「は?」と額に青筋を立てます。
「オラが先に決着つけてやる」 「いやオレだ」
『はあっ!!!!!』二人同時にさらに気を高め、ベジータは”我儘の極意”に、悟空は”身勝手の極意”になりました。
その様子を少し離れた宇宙船の上から見ていたエレクたち。マキが覚醒した悟空たちの事を”強いのか”とオイルに聞くと、オイルは「どっちも強かった…かなり」と言葉を漏らします。
ガスは二人同時にかかってくることに、「そんな作戦でどうにかなるレベルではないことがまだわからんのか」と悟空に言いましたが、悟空は「わかってねぇのはおめぇの方だ」と返しました。
「勝てるかどうかなんて関係ないんだよ オレたちにいまあるのは…勝ちたいかどうかだけだ」
ベジータが言葉を放った後、悟空とベジータは同時にガスに飛び掛かりました。二人の蹴りやパンチをガスは両手で受け止めます。「まあ この程度だろ」
二対一の激しい攻防戦
受け止めたガスからいったん離れ、再び攻撃を繰り出す悟空とベジータ。二人は途切れることなくガスへの攻撃を繰り返しますが、ガスを追い詰めることは出来ません。
それどころか、ガスの強さに苦戦します。悟空やベジータの攻撃がガスに当たることはないけれど、ガスの攻撃は食らってしまう二人。
それでも攻撃を続けます。そんな二人の至近距離で「はっ!!!」と大きなエネルギー波がガスから撃たれました。
悟空とベジータは瞬時に上へと避け、悟空とベジータも同時にエネルギー波を撃ちます。「波っ!!!!」
ガスへと向かっていく気弾。しかし直撃寸前でガスは姿を消し、気弾を撃っている二人の後ろへと移動していました。
そして創生した武器を二人目掛けて振り回します。棘のついた鉄球はベジータを直撃しました。悟空は武器を避けるも、ガスに蹴られそのまま府踏まれた状態に。「そこをどけカカロット!! こいつは破壊神の技だ 人間なら一瞬で消し飛ぶぞ!! キサマが宇宙一なら……耐えてみやがれ!!!」
ベジータは大きなエネルギーの球をガスに向けて投げました。
まだまだ強くなる!!
ガスは盾を創生し、ベジータが放った大きな球を受け止めます。「ぐっ」
「はあああああっ!!!」ベジータもさらに力を込めました。そこへ悟空の力も加わり、球はさらにガスを追い込みます。
ガスの持っていた盾は徐々にボロボロになっていき、ついにはなくなってしまいました。
「ガスのヤツおされてねえか!?」 離れたところにいるマキが焦りを見せます。するとエレクは「あいつらの変身は前から使っていたんだろ? オイル」と冷静に聞きました。
“グラノラと戦った時にどっちの変身も見せている”と答えたオイルに、「じゃあ問題ない 宇宙一を願ったのはそのあとだ」とエレクは言い、「安心しろ 共闘されるのは想定済みだ ガスの宇宙一はグラノラとは別物なんだ」と、意味深な発言をしました。
一方、ベジータの放った球を押し返すガス。悟空とベジータがピンチに!
すると、突然ベジータがその場から離れて行きました。ドンッと跳ね返された球が悟空に圧し掛かってきます。
ベジータは球を乗り越え、ガスの元へと向かいました。しかし! 思い切り腹に蹴りを入れられてしまいます。続けざまに頭を持たれ腹に連続パンチを貰ってしまいました。
一人で球を受け止めていた悟空は、球に押されシュガ人の街にぶつかりそうに。何とか球を上空へと逸らし、街を壊すことなく事なきを得ました。
そして急いでベジータの元へと駆け寄った悟空。ピンチだと思われていたベジータでしたが、そこにいたベジータは、思いっきりガスを殴っていました。
「えっ」、と驚く悟空。ガスも「キサマ…どういうからくりだ…その体でどうやって動いてやがる…!」と不思議がり…
「オレにとっちゃダメージなんてものは燃料にしかならないんだよ」
「つまりこのオレは まだまだ強くなるってことだ」
漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(84話)感想
ついに出ました!! 悟空の『身勝手の極意』とベジータの『我儘の極意』による共闘!!
最高のコラボです!!
いつもは二人で闘う事を嫌う悟空とベジータですが、今回ばかりはベジータも「同時に戦うしかないな」というぐらい、二人で闘うことを嫌がっていませんでした。
バーダックの声を聞いて、何か…吹っ切ったような、どこか成長したような二人がとても印象的で、嬉しくなってきます。
そして個人的に気になっていたガスの『宇宙一』問題。実は前回の時点まで、エレクの含みのあるセリフなどから、”ひょっとしたら、ドラゴンボールにガスの宇宙一は願っていないかも!?” と思ったりしていました。
また、予言魚の「誰だったんだ あいつ」などの言葉からも疑いがあったのですが・・・エレクが、悟空やベジータが変身を見せたあとに”ガスの宇宙一を願った”と言ったので、どうやらドラゴンボールに願ったのは間違いなさそうです。
しかし! 新たに気になることが出てきました。それは、“どうドラゴンボールに願ったのか”です。
エレクは「ガスの宇宙一はグラノラとは別物なんだ」と言いました。これはどういう意味なのでしょう?
“永遠に宇宙一?” こんな感じの願いなのでしょうか? すごく気になるところですね。
予言魚の言葉といい、個人的には一番気になるワードかも・・・(笑)
早く真相が知りたいです♪
まとめ
84話では、悟空とベジータがバーダックの音声によって、見失っていた『サイヤ人の誇り』に気づかされました。
悟空は身勝手の極意に、ベジータは我儘の極意で再びガスと闘います。
エレクは意味ありげに「ガスの宇宙一はグラノラと別物なんだ」と言いました。一体、ドラゴンボールにどんな願い方をしたのでしょうか。
そして、最初から変身して挑んだ悟空とベジータの共闘。
激しい攻防戦を繰り広げるこの闘いの先にはどんな結末がまっているのか、非常に気になるところですね。
85話の展開が楽しみです!!
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[…] 漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(84話)ネタバレ&感想!バーダックが残… 投稿日 2022年5月21日 10:53:22 (ドラゴンボールプレス) […]