漫画|ドラゴンボール15巻(第169話~第180話)3行ネタバレと感想|素晴らしい武道家たち
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こちらの記事では『ドラゴンボール15巻』の3行ネタバレと感想です
ドラゴンボール15巻は全部で12話あります!
この巻では、天下一武道会が始まり元同流派の天津飯対桃白白の試合や、気になるピッコロ大魔王の分身マジュニアの存在、そして神様のところで修行をした悟空の実力が描かれていて、内容やネタバレが分かるようにざっくりと3行でまとめてみました!!
ドラゴンボール15巻を3行でまとめると・・・
- 天津飯、悟空の修行の成果は!?
- ピッコロ大魔王の分身、マジュニアの実力とは!
- 神様が天下一武道会に出場!?
漫画|ドラゴンボール15巻(第169話~第180話)3行ネタバレ
ドラゴンボール15巻は全部で12話あります。
内容やネタバレがざっくり分かるようにそれぞれ3行でまとめました
169話|天津飯と桃白白
- 再び現れた鶴仙人
- 天下一武道会始まる!!
- 強くなり過ぎた!?天津飯
170話|殺し屋 桃白白のあがき
- 桃白白の反則技!怒る天津飯
- 暴走する桃白白のスーパーどどん波!
- 二度と我々の前に…鶴仙人に決別願う天津飯
171話|孫悟空の結婚
- 悟空に敵意むき出しの女の正体は!?
- 嫁!!!!?
- 牛魔王の娘チチだった!悟空結婚へ!
172話|クリリン対マジュニア
- いきなりクリリンの変化球
- クリリン、パンチの嵐
- 浮いた!!クリリンも舞空術!
173話|クリリン対マジュニア勝負決す!!
- 腕が伸びた!クリリン引っ張られる!
- クリリン最後のチャンス!渾身のかめはめ波!
- 負けてもクリリン立ち上がる
174話|ヤムチャ対シェン
- 悟空何かに気付く?どうなる第4試合
- 思うように闘えないヤムチャ
- 何者!?シェンの本当の実力
175話|シェン
- ヤムチャが手も足も出ない!?
- とっておきの技!ヤムチャの繰気弾!!
- シェン選手、人間の体を借りた神様だった!
176話|孫悟空VS天津飯
- 序盤からの激しい闘い
- 早い!互角の攻防!
- 全く息を切らさない悟空
177話|スピード
- 3年前と変わらないもの?
- 悟空は100キロ以上の重りを着て闘っていた!?
- 悟空の見違えるほどのスピード
178話|天津飯 自信の必殺技!
- 天津飯にも見えない速さ
- 12の目!?四身の拳!!!
- 四身の拳、ふたつの弱点
179話|ふたつの弱点
- 悟空が天津飯の技、太陽拳を使う
- 弱点その一、目が良すぎる
- 弱点その二、全部1/4の力
180話|ピッコロ大魔王 対 神様
- 悟空にはピッコロが倒せない訳?
- 最初から激しい攻撃のシェン(神様)
- 見えない勝負の行方
漫画|ドラゴンボール15巻(第169話~第180話)の感想
今回15巻は、一冊丸々天下一武道会の様子が描かれていました。前回の天下一武道会とは強さや試合の流れも変わり、ドラゴンボールの雰囲気もどこか変わったようにも思います。
3年の修行で格段と強くなった悟空たちのように、この一冊もとても重く厚みのある一冊に感じました。
というのも、今までにあったコメディ要素が減ったような、変わったような印象を受けます。
随所にギャグがあったりするのがドラゴンボールの面白いところですが、変化を感じるのは段々とシリアスな展開が多くなってきた表れだとも思いました。
そして、どの試合も読んでいてワクワクしてくるほど面白いのですが、そんな中で今回私が個人的に気に入っている試合が3つあります。
まず一つ目の試合は、天津飯対桃白白の試合です。鶴仙流を離れた天津飯にとっては、ある意味因縁の(因縁はないですが(笑))対決となりました。
予選でチャオズが桃白白にやられてしまいます。そこで天津飯たちは桃白白が出場していることを知るのですが、桃白白に“裏切り者”と言われても天津飯は桃白白に敬語を使い続けました。
そして武舞台に立っても桃白白に丁重に敬語を使い続けます。桃白白が相手にならないと、
「わかってください…わたしに闘い方を教えてくださったのは鶴仙人さまとあなたです…
ぶざまな負けかたをさせたくありません…退場してください…」
と、促します。すると、焦った桃白白はサイボーグとなった手で天津飯を切りつけました。
天津飯は「武道家としての誇りもなくしてしまったのですか…!!!」と物凄く怒ります。
そう、天津飯に武道家としての誇りがあるからこそ、鶴仙人たちがまちがっていると思ってもこういう対応が出来ていたのですね。
額に青筋立てて怒った天津飯は結局一撃で桃白白を倒すのですが、私がこの回で思ったことは、やっぱり天津飯は武道家としてカッコいい!ということと、もう一つは、“……退場してください…”を言わなければ桃白白はここまで逆上しなかったのでは?と思いました。
桃白白の立場で読んでいると、若干イラっとくる言い方かもしれません。(笑)
他にも、「わたしはあなたが考えているより強くなりすぎてしまったのです…」や
「……もうしわけにくいのですが…さほどの攻撃でわかってしまいました…」とか…。
人間冷静に、こういうことを言われるとかえって頭にくるものです。(笑)
天津飯、何気に挑発している?と思ってしまった、一コマでした。
そして次に気になった試合が、ヤムチャ対シェンの試合です。
最近のヤムチャの存在は少し扱いが雑なような、そんな印象を受けたりすることがあるのですが、その先駆けとなった試合がこれになるのではないでしょうか。
修行の成果も出したいこの大一番の舞台で、ヤムチャも少なからずハリキッていたと思います。
その対戦相手が一見どこにでもいそうなおじさん・シェンで、ヤムチャは相手を弱いと思い込んでしまいました。
結果、神様が人間の体に入り込んでいるのでシェンは強いのですが、当然そんなことは知らないヤムチャは無様な恰好をさらすこととなります。
なんと、武舞台でシェンが驚いたフリをして頭を抱えた時に、ヤムチャは股間を強打してしまいました。(笑)いい笑い者です。他にも“いつでもどうぞ”なんて言いながら、シェンにやられっぱなしで全く良いところがありません。
思えば、この時からヤムチャはもうイジられキャラ路線が確定されていたのではないか、と思ってしまいました。人が良いヤムチャだからこその役なのかもしれませんね。(笑)
もう一つは、やはりと言いますか悟空対天津飯の試合です。
前回も闘った二人ですが、今回は悟空の体も大きく成長し、修行によって前回を上回るほど白熱した試合になりました。
ドラゴンボールは総じて面白いですが、“闘う”シーンは絶対に欠かせません!
それは強くなればなるほど、読んでいて手に汗握り夢中になります。
また天津飯から出される技や、その技を受ける相手の行動もさらに物語を面白くするので、終始ドキドキしながら読んでいました。
今回は、天津飯の四身の拳が披露されたことと、悟空がその技の弱点を見破るところがとも痺れました。(笑)
まとめ
今回は『ドラゴンボール15巻』についてみてきました。
天下一武道会はやはりとても面白いなと思います。
敵も味方も関係なく、“試合”で勝ち負けが決まる、実力がすべての大会。
最初に悟空たちが出場した時は、修行の成果を試すような感じで出場していました。それがいつの間にか仲間もでき、ピッコロという敵もできてだいぶ変わってきたなぁというのが率直な感想です。
そして今夢中になって読み返していますが、この単行本の初版は1988年なんですね。
今から約32年前…!内容や絵が全く色あせることなく、今でもワクワクした気持ちで読めるドラゴンボールは本当に凄いなと思います。
次の巻で優勝者は解るのでしょうか、16巻も凄く気になりますね!