漫画|ドラゴンボール36巻(第421話~第432話)3行ネタバレと感想|魔人ブウ編開始!悟空戻り天下一武道会
⇒ドラゴンボール35巻のネタバレ感想記事をまだみていない方はこちら
この巻では、悟飯が高校生になりサタンシティのハイスクールに通うようになって、正義の味方としてグレートサイヤマンに変身したり、悟空も一日だけ戻ってきて天下一武道会に出場することになった様子などが描かれていて、内容やネタバレがわかるようにざっくりと3行でまとめてみました。
ドラゴンボール36巻を3行でまとめると・・・
- 悟飯が高校生に!サタンシティのハイスクールへ通う!
- グレートサイヤマンの秘密。悟空も天下一武道会出場!
- 久々の顔ぶれ、予選はパンチマシンで一苦労
漫画|ドラゴンボール36巻(第421話~第432話)3行ネタバレ
ドラゴンボール36巻は全部で12話あります!
内容やネタバレがざっくり分かるようにそれぞれ3行でまとめました
421話|サタンシティのハイスクール
- 高校生になった悟飯がサタンシティに!!
- 悟飯、強盗を倒す
- サタンの娘、ビーデルとの出会い
422話|悟飯、とても疲れる
- 噂になっている金色の戦士
- 悟飯、初めての野球でやらかす!?
- 怪しむビーデル、悟飯を尾行
423話|ニューヒーロー誕生!!
- 変身しないと!カプセルコーポレーションへ
- 悟飯大満足!変身スーツを手に入れる
- 暴走車発見!悟飯早速登場!その名も・・・グレートサイヤマン!
424話|ビーデル緊急出動!!
- 悟飯、ビーデルを追って現場へ!
- さすがはサタンの娘!?強いビーデル!
- グレートサイヤマン(悟飯)とビーデル初対面
425話|バレた!!!
- 強盗にその気になっちゃう悟飯
- ビーデルの会話の誘導で正体バレる!?
- 秘密の条件は天下一武道会出場!?
426話|天下一武道会
- 悟飯が出るならオレも出る!ベジータも出場!?
- そして・・・悟空も出場!!!
- 久々に皆が出場する天下一武道会に!
427話|特訓開始!!
- 悟飯と悟天の兄弟修行
- な・な・なんと!悟天も超サイヤ人に!?
- 静かに修行したいのに…ビーデルさんも舞空術修行に!
428話|ビーデルさんの舞空術
- 気の修行を始めるビーデル
- あの世では・・・悟空も修行中!
- 悟飯に髪の毛言われ怒ったビーデル、なのに次の日ショートヘア!!
429話|迫る天下一武道会
- そしてトランクスも!超サイヤ人に!
- 親の話
- ビーデル飛べるようになる
430話|ドラゴンチーム集合!!
- みんな集まる!試合では超サイヤ人はなしで?
- 超人気ミスターサタン!
- 帰って来た悟空!!
431話|予選開始
- 悟空が死んでから変わったこと
- 懐かしのリングアナウンサー!
- 加減が難しい?パンチマシン
432話|ふたりの小さな超戦士
- すっころぶミスターサタン、ジョークジョーク!
- 規模が変わった?昔と今の天下一武道会
- まずは軽く一勝のトランクス
漫画|ドラゴンボール36巻(第421話~第432話)の感想
『ドラゴンボール36巻』はセルゲームから数年経ち、悟飯が高校生になってからの話になります。
前巻では強敵“セル”が登場し、その前は人造人間、そしてその前はフリーザと、ここのところずっと闘いが続いていました。
この巻では、久しぶりに敵が登場せず闘いがありません。主に悟飯に注目した内容なのですが、他にも普段の仲間たちの様子や、コメディな要素が多かったりと、いつもとは少し違ったドラゴンボールを楽しめます。
ドラゴンボールと言えば、その時々現れる強敵との死闘が魅力の一つなのですが、ドラゴンボールの作者である鳥山明先生のギャグセンスも魅力の一つで、その中でも“ミスターサタン”の存在は、まさにそのギャグの塊りと言ってもいいのではないかと思いました。
このあと『魔人ブウ編』へと入っていくのですが、その『束の間』的なこの36巻が個人的には気に入っています。
実は、この36巻では名言も生まれているんですよ。あなたはこのセリフをご存じですか?
「……まるで超サイヤ人のバーゲンセールだな……」
(漫画ドラゴンボール36巻429話)
これはベジータのセリフです。天下一武道会に出場することになったベジータ親子が150倍のある重力室でトレーニングをしている時でした。
トランクスが苦労して歩いているのを見てベジータが「おまえにこの150倍の重力はとてもムリだ」と言うとトランクスは「超サイヤ人になろっと…」と言い、いとも簡単に超サイヤ人になってしまいます。(ベジータは超サイヤ人になるのに大変な苦労を・・・苦笑)
ベジータは、“孫悟飯の弟もなれるのか?”とトランクスに聞き、なれることを知るとこのセリフを言いました。
まさか、あのベジータが『バーゲンセール』という言葉を使う日が来るなんて!誰が想像したでしょうか。(笑)
勝手な想像ですが、ブルマの買い物に付き合わされたりしているのかも…ですね。
こういった普段見られないセリフやシーンが36巻には詰まっているような気がします。
他にも悟飯がブルマの元へ来た時にトレーニングばかりしているベジータの事を「ぜんっぜん働かないのよ!このひと」と愚痴るようなセリフがありました。戦闘中ではなかなか聞けないセリフですよね。
また、悟飯がクリリンの元へ天下一武道会の話をしに行った時。クリリンは「おい ピッコロには教えるなよ オレが5位までにはいる可能性が少なくなるから」と、身内ネタと言うのでしょうか、平和な雰囲気が伝わってきます。
いつもの危機迫る感じも面白いですが、こうした平和的な内容も特別な感じがして面白いと思いました。
この36巻は、今までのドラゴンボールから大きく変化したこととして悟飯の成長があげられますが、他にも忘れてはいけない変化があります。
それは悟空のもう一人の息子、悟天の存在とベジータの息子、トランクスの登場です。
この二人の登場にはかなり期待感がありました。トランクスに関しては人造人間編で、未来から大きくなった姿で登場しているので“存在自体”にさほど驚くことはありません。
ですが、それとこれとでは訳が違います。“まだ子供なのに強い!”という事と、悟空とベジータの子供が仲良しだ!というところにワクワク感があるのです。また、ベジータが普段から一緒にトレーニングをしたりしているという、36巻以前では考えられない姿などが見られるところも貴重な気がしました。
この修行のシーンでも、普段絶対に見られないベジータのセリフがあったんですよ。超サイヤ人になったトランクスに、
「どうだ オレの顔面に一撃だけでもくらわせられたら遊園地につれてってやるぞ」
(漫画ドラゴンボール36巻429巻)
と、ベジータの口からまさかの『遊園地』です。(笑)
意外に良いパパしているのかな、と思ったりしました。そして結果、思ったより激しいトランクスの攻撃にベジータはムキになってしまい、トランクスを殴ってしまいます。
「はっ!」と我に返ったベジータでしたが、トランクスはグズッてしまいました。ベジータは「な…泣くな!遊園地はつれてってやる…!」と言います。
やっぱりベジータ、良いパパしてたんですね! その後、ベジータ一家が遊園地に行った様子は『アニメ・ドラゴンボール超』で放送されました。ベジータはちゃんと約束を守ったようです。(笑)。
ベジータの意外なセリフをご紹介しましたが、他にもクリリンと18号の会話や、何気ないところでピッコロのクスっと笑える出来事、ミスターサタンのこと、悟飯と悟天の修行など見どころ満載です!
ドラゴンボールは戦闘以外でも、ホント隅々まで面白いなと改めて思いました。
まとめ
『ドラゴンボール36巻』は、セルゲームから数年経ち悟飯が高校生になったところから始まりました。
全体的に、数年経ったことがわかるぐらい平和な内容で、キャラたちの日常が垣間見えたりして、闘いのない『束の間』の一冊だったと思います。
セルゲームで死んでしまった悟空も、天下一武道会に出場するために一日だけ地上に戻ってきました。そしてみんな集合。この仲間が集まる姿はいつ見てもやっぱりいいな~と思います。
けれどそこはドラゴンボール。この平和も長くは続かないようです。またハラハラする展開が次巻から起きそうですよ・・・。
36巻では子供の部が始まりましたが、37巻ではついに大人の部が始まります!
その選手の中には、只ならぬ雰囲気を持つ者たちが・・・!?
次巻が気になるところです♪