漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(第69話)ネタバレ&感想|新たに登場したエレクたち
⇒次回ドラゴンボール超(第70話)はこちら(2021年3月19日発売Vジャンプ)
『グラノラ編』になり、また新たな物語がはじまりました。そこに登場したのがグラノラ。彼の登場が増えるたびに少しずつわかってきたこともあります。
グラノラは
- シリアル人の生き残り
- 賞金稼ぎ
- 狙撃に特化した右眼
を持っているなど…。
そして予言魚の「第7宇宙の…バランスが変わる……間もなく…誕生するぞ…………宇宙一の戦士が…」の寝言で終わった前回。
この言葉が非常に気になるところです。今現在、第7宇宙で一番の戦士は悟空だと言っても過言ではないでしょう。あのモロも倒したばかりです。
- 悟空やベジータがさらなる進化を遂げる?
- それともこの広い宇宙にはまだまだ悟空たち以上の強者がいるのか?
- それともグラノラが…!?
セブンスリーやフリーザ、そして新たに登場したエレクたち。一体物語はどう繋がっていくのでしょうか。
それでは気になる69話をみていきたいと思います!!
69話はVジャンプで連載中2月20日(土)発売の4月特大号
漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(第69話)ネタバレ
ここでは大まかに69話がどんな感じで構成されているのかみていきたいと思います。
40年前を忘れないように…
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) February 20, 2021
シリアル星に戻るグラノラ。街に立ち寄ると整備士や売店のシュガ人が皆グラノラに話しかけます。
「ここで暮らせばいいのに われわれシュガ人は大歓迎だ」という店主にグラノラは「いや…それは断る この街はオレたちには合わない」と言いました。
ゴーグルのオートミルは何故シュガ人と住まないのかグラノラに尋ねるとグラノラは「あそこはシュガ人のためにヒータが設備した街だ」と答え、シュガ人に高額でこの星を引き渡した、この星はシュガ人のものになったと言います。
そして何より、街はずれの山の山頂にある自身の家からは、フリーザ軍に破壊された自身が生まれた街が見えるから…”あいつらがこの星でやったことを…忘れないですむ”と答えました。
(ヒータ=エレクたち組織のこと)
ビルスの質問
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) February 20, 2021
ビルスの星にいる悟空とベジータ。ビルスとベジータは悟空たちから離れ、二人で会話をしています。
ビルスはベジータに「おまえらサイヤ人はどれだけの星を破壊してきた?」と質問しました。
ベジータは「ずいぶん罪を重ねたんじゃないか」「日常的に破壊や侵略を繰り返すようになったのはフリーザ一族に使われるようになってからだ」と答えました。
ビルスはそう答えるベジータに対して、「フリーザどものせいだとでも言いたいのか?」とさらに尋ねます。
ベジータは「そんなことを言うつもりはない、フリーザ一族に支配される以前にその時からサイヤ人の崩壊は始まっていたんだ」と言いました。
ビルスが“滅びるのがサイヤ人の運命だったと?”
と聞くと “そういうことだ”とベジータ。
「フン、くだらないね」とビルスは言い、ベジータは「…ほうっておけ サイヤ人の問題だ」と、そこで話が終わるかと思ったらビルスは「それがくだらないと言っているんだ!」と言います。
破壊神の技を見せてくれるんじゃなかったのか!?それがサイヤ人の過去とどう関係があるんだ?」と戸惑うベジータにビルスは
「関係大アリだ」と言いながらビルスの星の周りに浮いている一つの飾り星を破壊しました。
破壊の技を見せられたベジータは「ど…どうすればこの力が手にはい…」と言い終わらないうちにビルスに押し倒され「心に迷いがあるうちは絶対におまえには手に入らん」と言います。
創造の前に破壊あり!?
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) February 20, 2021
そしてビルスは衝撃事実を告げました。
「サイヤ人を消せとフリーザに助言したのは このオレだ」
「それでも運命だったと受け入れられるのか?かかってこいよ おまえも消してやる」
この言葉を聞いたベジータは、超サイヤ人ブルーになるとビルスに向かっていきました。
しかしビルスに攻撃が当たることはなく、ベジータはビルスに背中に乗られ地面に倒れます。
「過去のサイヤ人が何をしたかなんて いまのおまえに関係あるか? そんなことにとらわれているようでは おまえの成長はここまでだ」と言うビルス。
ビルスは反撃するベジータの手を掴み『破壊』と唱えると、ベジータは勢いよく吹き飛びました。
「オレは破壊のこと以外何も考えていない だから力に限りがない いいか この力がほしければ余計な考えを破壊してイチから自分を創りなおせ」
「創造の前に破壊あり…だ」
合点がいった!エレクたちの情報収集、そして新たなドラゴンボール
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) February 20, 2021
何やらセブンスリーにコードを通し情報を見ているエレクたち兄弟。そこに映し出されているのはサガンボたち囚人がズノー様を脅している場面でした。
他にも、銀河パトロール隊員のメルスや、モロがドラゴンボールの力を使って囚人を解放した様子なども映し出されています。
エレクたちはこれにより合点がいきました。この世界で前々から起こっていた不思議なこと、フリーザの復活もドラゴンボールのおかげだろうと気が付いたのです。
そしてドラゴンボールを作り出したのがナメック星人だと知ると、シリアル星にいるモナイトという老人が生き残っていることを思い出しました。
そのモナイトとはグラノラと二人で暮らしているナメック星人だったのです。
一方、家に戻ったグラノラ。家にはナメック星人のモナイトが待っていました。グラノラの仕事について聞くモナイト。グラノラはフリーザが生きていたことを話します。
「フリーザと軍は必ずオレが倒すよ」というグラノラをモナイトは止めました。
“だったらコイツに頼るしかないのかもな”と見つめる先には、地球のドラゴンボールより小さなドラゴンボールが…。
モナイトは「復讐にドラゴンボールを利用するなど許さんぞ」とグラノラを制し、グラノラも「…分かっている」と答えました。
このドラゴンボールは二つ揃えないと願いは叶わないと言います。しかしもう一つは40年見つかっていないという…
呼び出される新たな神龍! 願いは宇宙一の戦士!?
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) February 20, 2021
その頃ナメック星では長老が子供たちにドラゴンボールについて教えていました。
ドラゴンボールは、作り出した者によって大きさや揃える個数が様々だと言います。
もともとは困難の末に探し出した勇者に褒美として願いを叶えてあげるという性質のものだったと…。
そしてナメック星ではない所に住み着いたナメック星人がいたことも子供たちに話します。
シリアル星ではグラノラがテレビを見ていた時でした。ニュースが流れ、不思議なボールが見つかったと言います。それはグラノラが持つドラゴンボールと同じもので、グラノラのボールの中の星は一つ、見つかったボールの星は二つでした。
グラノラは変装をし、その見つかったドラゴンボールを盗みに入ります。そして二つ揃ったドラゴンボールを並べ呪文を唱えると、ボールは光り神龍が現れました。
そしてグラノラは願います。「オレは……誰よりも強くなりたい」
「このオレを…宇宙一の戦士にしてくれ!!」
漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(第69話)感想
まさかまさかの新しい神龍の登場でした!
前回68話で予言魚さんが言った宇宙一の戦士の謎がここで解けましたね。まさか神龍に願って宇宙一の戦士が誕生!?とも思いましたが…。
それにしても4人?目の神龍の登場。地球の神龍に、ナメック星のポルンガ。超ドラゴンボールの超神龍、そして今回シリアル星の神龍となりました。
この神龍の呼び名は何というのでしょうか。気になるところです。そして今回はドラゴンボールの新たな知識も増えました。
今までドラゴンボールと言えば、7つ集めて願いが叶うというのが定番でしたね。しかし!
今回わかったことは、作り出した者によって大きさや揃える個数が様々だということです。
このシリアル星のドラゴンボールは2つ集めれば願いが叶うということでした。”2つなら簡単じゃん”と一見思いましたが、よくよく考えてみると悟空たちはブルマの”ドラゴンレーダー”があるから見つけられるのであって、なければとてもじゃないですが大変です。
二つのうち、一つを持っていたグラノラ。新たに発見されたドラゴンボールはグラノラにとって奇跡のような出来事だったのでしょう。
本当に神龍はグラノラを宇宙一の戦士にするのでしょうか。早く結果を知りたいところですね。
宇宙一と言えば、新たに『破壊の力』を手にしたいと思っているベジータの存在も忘れてはいけません。
もしベジータが破壊神の破壊の力を手にすることが出来たなら、ベジータが宇宙一の戦士になれる可能性だって出てくるのですから…。
ビルスは破壊の力を「心に迷いがあるうちは絶対におまえには手にはいらん」とベジータに言いました。
続けて「自分の罪ならまだしもサイヤ人が犯した罪まで1人で背負うつもりか? 思い上がるのもいいかげんにしろ」とも…。
「過去のサイヤ人が何をしたかなんておまえに関係あるか? そんなことにとらわれているようでは おまえの成長はここまでだ」と言い切りました。
ビルスは「オレは破壊のこと以外何も考えていない、だから力に限りがない」。ビルスの強さの理由の一つにこんな考えがあったのですね。そして裏を返せば、ベジータは過去に囚われていることが成長の妨げになっていたということ…。
ビルスの『創造の前に破壊あり』の言葉にベジータは何を思ったのでしょうか。漫画では「!」と、何かに気が付いた様子のベジータ。
彼が過去の思いを断ち切った後には、例の『宇宙一の戦士』が待っているのかもしれません。
悟空だってさらなる修行を続けています。
次号、神龍がグラノラの願いを叶えるのか、叶えないのかが非常に気になるところですね。
まとめ
思いもよらないところで新たな神龍が登場しました。しかも願ったのは地球の者でもナメック星人でもない、まだ登場して浅いグラノラ。
衝撃的な展開でした。その願いは『宇宙一の戦士』。本当にその願いはかなうのでしょうか。
これから破壊の力を手に入れたいと思っているベジータ。ウイスとさらなる修行に励む悟空。そして神龍に宇宙一を願ったグラノラ。
予言魚の言う、「第7宇宙の…バランスが変わる……間もなく…誕生するぞ…………宇宙一の戦士が…」とは誰のことなのでしょう。今一番その存在に近づきそうなのはグラノラですが、まだまだわかりません。
また新たにドラゴンボールの存在を知り、興味をもったエレクの行動も気になるところ。このエレクやフリーザ、グラノラ、悟空、ベジータたちがどんな形で繋がっていくのかも見どころです!
次回の『ドラゴンボール超第70話』で何かわかるかも!?