漫画|ドラゴンボール37巻(第433話~第445話)3行ネタバレと感想|トランクス優勝!新たな敵の出現
⇒ドラゴンボール36巻のネタバレ感想記事をまだみていない方はこちら
『ドラゴンボール37巻』についてみていきたいと思います!
ドラゴンボール37巻は全部で13話あります!
この巻では、トランクスと悟天の決勝戦や、天下一武道会大人の部が始まり次々に試合が行われる中、只ならぬ者たちが登場し試合は思わぬ方向へと進んでいく様子が描かれていて、内容やネタバレがわかるようにざっくりと3行でまとめてみました。
ドラゴンボール37巻を3行でまとめると・・・
- トランクスと悟天の決勝戦!トランクスVS強~いサタン?
- 荒れに荒れる大人の部。誰にも予想出来ない!?
- 大会は思わぬ方向へ!悟空たちの行く先には何がある!?
漫画|ドラゴンボール37巻(第433話~第445話)3行ネタバレ
ドラゴンボール37巻は全部で12話あります!
内容やネタバレがざっくり分かるようにそれぞれ3行でまとめました
433話|トランクス対孫悟天
- 悟天も楽勝!勝ち進む二人
- ついに決勝戦!両者構える!
- サタンもビックリ!最初から激しい二人の闘い
434話|トランクス対孫悟天2
- トランクスの気功波に悟天の「かめかめ波」!?
- 優勢なのはトランクス?ベジータも含み笑い?
- あっ!悟天、超サイヤ人になっちゃった!?
435話|「少年の部」勝者決定!
- トランクスは右手だけ?
- 悟天の作戦
- 優勝は・・・トランクス!!
436話|ミスターサタンのド根性!
- 悪夢だ…!どうする!?ミスターサタン
- トランクスを前にしてサタン大ピンチ!!
- サタン、うまく乗り切った・・・!?
437話|不思議なふたり
- トランクスと悟天の悪だくみ
- 二人は合体して大人の部へ?
- 只ならぬ雰囲気!二人は何者!?
438話|対戦相手決定す!
- 16人の出場選手
- 徐々に決まる対戦相手
- いきなり!?悟空対ベジータ!!
439話|クリリンそしてピッコロの闘い
- 第一試合クリリン!
- 第二試合ピッコロ!なんと!棄権!
- 第三試合ビーデル!
440話|シンの意外な正体
- ビーデルの対戦相手はどこかおかしい!?
- なんと!只ならぬ人物は“界王神”!?
- 棄権した方がいい!?ビーデルが危ない!
441話|ビーデル ボロボロ
- 倒れないスポポビッチ
- 舞空術に気功波まで!一体何者!?
- 自分の能力をはるかに超えた力
442話|悟飯 怒る!!
- しつこいスポポビッチ
- 抑えられない怒り!悟飯、超サイヤ人になる!
- 悟飯、ビーデルを医務室に運ぶ
443話|動き始めた作戦
- 仙豆を食べてビーデル回復!
- サイヤ人になれ?一体…
- これから起こることとは・・・
444話|奪われたエネルギー
- 超サイヤ人のさらにその壁を越えた超サイヤ人
- 悟飯の動きを止める界王神
- スポポビッチたちにエネルギーを吸われる悟飯
445話|恐るべき謎
- 界王神について行く一同
- そして悟飯も!
- 界王神が言う“魔人ブウ”とは!?
漫画|ドラゴンボール37巻(第433話~第445話)の感想
36巻に始まった天下一武道会。『ドラゴンボール37巻』では少年の部の優勝が決まり、大人の部の試合も始まりました。
37巻も試合では闘いますが36巻同様、敵と闘うシーンはなく、随所に面白い場面が散らばっています。
少年の部の決勝戦は当然のことながらトランクスと悟天の勝負となりました。少年と言ってもそこはサイヤ人の息子。強さは地球人の大人の比ではありません。二人のあまりにも激しい闘いに会場にいる者たちの目は点に。
その中でも目を見開いて固まっている男が。ミスターサタンです。サタンは少年の部の優勝者と闘うというイベントがこの後に控えていたのです。普通の子供とだったらほのぼのとしたイベントになりますが、この二人となるとどちらが勝ってもサタンにとっては地獄ですよね。(笑)
トランクスが勝ち、サタンもいざリングへ。見栄っ張りなサタンは後には引けません。
このサタンの表面上と心の中のチグハグさが個人的に凄く気に入っています。
武舞台に上がる前(心の声)「ど……どうしよう………しし……死んでしまうぞ………!!!」
武舞台に上がり「うおおーっ!!!この世界チャンピョンのミスターサタンに挑戦するチビッコはだれだーー!!」
(心の声)「ひィ ひええ~~ん!!どど……どうしよ どうしよ~~夢なら早く覚めて~~!!!」
(漫画ドラゴンボール37巻436話)
サタンの気持ち、わからなくもないですね。(笑)セルゲームで悟空たちの闘いを見て、その子供たちだと知り、今決勝戦での信じられないような試合をみせられて…。恐怖しかないでしょう。
けれど、超絶見栄っ張りのサタン。決して“怖い”とか“無理”とは口が裂けても言えません。
しかも世界チャンピョンなのですから。
サタンの実力に疑問を持つトランクス。その武舞台の下からは悟天が「トランクスくんがんばれー!!」と応援します。その声にサタンは「!! よけいなこというんじゃない!!がんばらなくていいんだよ!!」とつい本音が出ていました。(笑)
このシーンはサタンもそうですが、周りの反応もなかなか面白かったですよ。トランクスと悟天の試合が終わり、見ていた悟空一行がその場を離れようとします。
“そろそろもどるか”とその場を離れようとする悟空たちに、ビーデルは「ちょ ちょっと!!あの子あなたたちの仲間なんでしょ!?これからミスターサタンと闘うのよ!!みていかないの!?と、声を掛けました。
悟飯も「そ そうだ!そうだよね!ひょっとしたらいい勝負になるかもしれないもんな!」と合わせますが、悟空は「じゃさきに いってるかんな」とスルー。ここでも武舞台の上同様、温度差が激しい結果となってしまいました。
そりゃそうですよね。(笑)悟空たちからしたらサタンは普通の人間。トランクスの方が強いことは分かり切っていることで、そんな試合観ても何も面白くありません。
一方ビーデルからしたら、世界一強い父親との試合は貴重な体験で、喜ばない方がおかしいという感覚だったのでしょう。
そんな中、当の本人トランクスは武舞台の上で悩まされます。気合を入れるサタンを見てトランクスは心の中で
[…………… ………な……なんだろう いまのは………ぜんぜん すごくない………
………わざと なさけないような ふりをしているのだろうか……… ……そうだよな チャンピョンだもんな………](漫画ドラゴンボール37巻436話)
と、自分に言い聞かせました。この子供なのに冷静に分析するトランクスもトランクスですが。(笑)
そして「よぉし!! やるぞ~~」と準備体操を始め、はりきるトランクス。次のやり取りもとっても気に入っています。
“何をはりきってるんだ!!気楽にやろうぜ”と言うサタンにトランクスは、「いやだ オレはおもいっきりやる!」と言うとサタンは
「バッバカものっ!!!おとなげないぞ!!!たかが おあそびじゃないかっ!!!」と必死に抗議します。けれどトランクスは「オレは子供だ」と言い返し、サタンは「わ……わからずやめ……!!いいかげんにしろよ……!!ガキみたいに……」と涙と鼻水を垂らして訴えました。
トランクスは「ガキだもん」と返します。このやり取り、どちらか大人で子供かわからなくなってきますね。(笑)
そうこうしているうちに始まってしまいました。もうどうすることも出来ないサタンは、突然膝が痛いと言い出します。けれど、リングアナウンサーが“医者を…”と言うと、治ったと言い立ち上がり良い事を思いつきました。
サタン[そうだっ!!!!あいてが子供だからわざと負けてやったふりをすればいいんだ!!!それがいい!!!それでいこう!!!]
(漫画ドラゴンボール37巻436話)
サタン、グッドアイデアです♪これなら本当に負けてもイメージダウンは免れますね。
そしてサタンはそっとトランクスに近づいて“特別なあいさつの仕方を教えるのを忘れてた”と言い教えます。“チャンピョンの顔に拳で軽くかる~くチョイっと触るのだ”と。
この先どうなるか、サタンは知りません。(笑)トランクスは言われた通り、「チョイ」とサタンの顔を触りました。やっぱりと言うか、想像通りサタンはバキッと顔が歪むほど吹っ飛び、壁に激突します。
立ち上がり、「うわー や やられたー つよいなーボク~おじちゃんの負けだよ~」
トランクスは「わ……わからない……あいつが…………やっぱ強いのかも………」
なんとかサタンの思惑通り?にいったようです。(笑)その後サタンは控室で痛みのあまり転げまわるのでした。
こういう回も面白いですよね。いつもドラゴンボールを読むと、シリアスな展開とコミカルな展開が上手に混ぜ合わされているなと思います。
サタンの回は毎回、サタンだけがその状況とかけ離れていて、ある意味そこが面白いところなのでしょう。
まとめ
『ドラゴンボール37巻』は全体的にみて前半コミカル、後半シリアスな印象を受けました。
前半のトランクスとサタンには笑いました。もっといろんなキャラのこんな場面も見てみたいですよね。けれど後半は違った雰囲気に・・・。
というのも、平和な状況から少しずつ不穏な空気が近づいてきている、そんな感じでしょうか。
せっかく悟空が一日だけ帰ってきたのに・・・。ベジータなんて対戦相手が悟空にあたり喜んでいたのに・・・。
皆で界王神について行くことになりました。
38巻ではその界王神の行く先に何があるのかわかりそうですね。少しだけ界王神が語った『魔人ブウ』がとても気になるところです。
次巻は37巻とまったく違った展開になりそう!?