漫画|ドラゴンボール33巻(第386話~第396話)3行ネタバレと感想|セルゲーム開催
⇒ドラゴンボール32巻のネタバレ感想記事をまだみていない方はこちら
今回は『ドラゴンボール33巻』についてみていきたいと思います!
ドラゴンボール33巻は全部で11話(番外編1話)あります!
この巻では、トランクスが超パワーでパワーアップした様子や、セルが武道大会を開催すると宣言したこと、デンデが地球の神様になり、新キャラとしてミスターサタンが登場したことなどが描かれていて、内容やネタバレがわかるようにざっくりと3行でまとめてみました!!
ドラゴンボール33巻を3行でまとめると・・・
- ベジータ、トランクスもセルに負ける!セルゲーム宣言!
- 修行、ドラゴンボールの復活、セルゲームに向けて動き出す!
- 開催されるセルゲーム!世界チャンピョン?ミスターサタン
漫画|ドラゴンボール33巻(第386話~第396話)3行ネタバレ
ドラゴンボール33巻は全部で11話と番外編1話があります!
内容やネタバレがざっくり分かるようにそれぞれ3行でまとめました
386話|父を超えた超トランクス!
- 超トランクス誕生!?
- “絶対に勝つ!”トランクスの隠された力
- トランクスの真の力はセルを倒せるか!
387話|超パワーのバランス
- 超トランクスではセルに勝てない!?
- これではダメ?さらなる上を目指す悟空…
- セルもトランクスと同じ変身を!?
388話|セルの思いつき
- 勝機は完全になくなった…トランクス
- セルが武道大会を開く!?
- 再び修行を!
389話|戦慄のメッセージ
- 会場を造るセル
- セル、TV局を乗っ取る
- ベジータ再び精神と時の部屋へ
390話|悟空と悟飯 外へ
- 精神と時の部屋から出てきた悟空と悟飯
- 悟空、セルの前へ!
- 悟空と悟飯、下界で修行?
391話|大決戦前の休息
- 悟空のとんでもない気、それでもセルの方が上!?
- おとうさんの気そんなにすごい?悟飯の疑問
- セルゲームまで9日!
392話|王立防衛軍の抵抗
- 親子でピクニック
- 無意味なセルへの攻撃
- もう一度ドラゴンボール復活へ!新しい神様を!!
393話|新しい神様
- 悟空、ナメック星へ行く
- 新しい神様が地球へ!その名はデンデ!
- 格闘技の世界チャンピオン、サタン!
394話|セルゲーム始まる
- 復活したドラゴンボール
- 神殿に集まった戦士たち
- ミスターサタン登場!
395話|フルメンバー集合!!
- 地球で一番頼りになる男!?ミスターサタン
- ベジータ、16号、そして皆が揃う
- 順番は・・・悟空から!?
396話|セルゲームのお荷物!?
- 悟空の前に・・・ミスターサタン?「おめえ殺されっぞ」
- サタンの瓦割ショー、一枚残し!
- サタン、バカの世界チャンピョン?
番外編|TRUNKS THE STORY-たったひとりの戦士-
- 悲しい世界で生きるトランクスの覚悟
漫画|ドラゴンボール33巻(第386話~第396話)の感想
ついにトランクスの超パワーを見られた33巻でしたが、期待していたそのパワーは期待外れで終わってしまいます。
超パワーでパワーアップはされたけれど、スピードが殺されてしまうという欠点があり、これには悟空もベジータも気付いていました。けれど未熟なトランクスは気付いていなかったのです。
何だかトランクスが気の毒な感じがしました。最初トランクスはこの超パワーのことを
「父さんはたしかに超サイヤ人の限界を超えたんです………(省略)だけどある日オレはその世界をもさらに超えてしまった……!!気が付いたんです 孫悟空さんが言っていたのはこのことだったんだと…………」
「そ…そんなこと父さんには……言えやしない…………」
(漫画ドラゴンボール32巻383話)
このセリフをみると、謙虚だけれど自信満々な感じがしませんか?(笑)結局、敵のセルに自分の勘違いを指摘され「………勝機は完全になくなった…殺せ……」です。何だか空しい感じが…。
勝手になのですが、このトランクスが一人で勘違いした背景を想像しちゃいました。
未来で悟飯が死んでから一人で修行をしてきたであろうトランクス。敵は人造人間17号と18号の二人で、数々の場数を踏んできた悟空やベジータと違い、勘違いしちゃっても仕方がない経験値なのかなと思いました。
他にも33巻では個人的に大注目したいところが!
セルがセルゲームを開催するとトランクスに言った後、トランクスの元にクリリンとベジータが戻ってきました。そして再び精神と時の部屋で修行をすると言ったトランクスにベジータが言います。
「きさまも悟空も必要ない……このオレがあと1日 あの部屋を使えばそれですむことだ……」 (漫画ドラゴンボール33巻388話)
ん? きさまも悟空も……悟空?カカロットではなくて? えぇ!!なんと!ベジータが悟空と呼んでいるんですね。
この前にトランクスが「悟空さんたちが出てきたら」と言っているので、つい言葉の綾で“きさまも悟空も”と出てしまったのか、またはあえて“きさまの言う悟空も”という意味で言ったのかはわかりませんが、超絶貴重な一コマだと思いました。
そして33巻では、みんな大好き?ミスターサタンが初めて登場した巻でもあります。
初めてミスターサタンが登場した時は、正直「何だこりゃ」でした。(笑)立ち位置、キャラの存在意義がまったくわからなかったのです。けれど、ドラゴンボールで今までにないキャラだったので、ワクワクした気持ちにもなりました。
彼は予想取り期待を裏切らないキャラで、あのふざけた(本人は本気で)キャラは緊迫したセルゲームにはかなりいいスパイスになったのではないでしょうか。
そして何よりも一番の驚きは、ミスターサタンがこれ以降もドラゴンボールに登場し続けていることです。今では悟空と親戚になり、いい立ち位置にいます。(笑)
当時セルゲームでミスターサタンが登場した時にはこうなるとは思いもしませんでした。予想外の展開となり、イイ意味で裏切られましたね。
何よりも、ベジータに「バ バカの世界チャンピョンだ………!」と言われているのには笑いました。(笑)あのベジータがこんなコメントを出すなんて…。
またサタンがセルに攻撃を仕掛けるも、セルは「うるさい」の一言で岩に叩きつけました。それをみていたピッコロは「ち……生きていたか……さすがのセルもあんなのを殺すのはイヤだったようだな…」と言います。
“サタンが動いた先には笑いがあるっ!”ような気がしました。
私は、こういう細かいところにも読み応えがあるドラゴンボールが大好きなのです。
33巻では番外編も収録されていました。
内容は人造人間に破壊された、トランクスがいる未来の話です。想像を絶する世界がそこにはありました。
現行で危機に立ち向かう悟空の世界とは違い、未来の破壊され続けている世界には希望すらありません。悟空たちがいなければ、こういった世界になることもありえるのだなと考えさせられる番外編だったと思います。
けれどこの辺りの未来感は少し難しくもありました。トランクスが過去に行ったことによって過去が変わってしまったり、セルがタイムマシンを使った未来、タイムマシンを使おうとしてトランクスにやられてしまった未来など、少しモヤモヤが残るところでもあります。
今度、紙にでも書いてゆっくり頭の整理をしようと思いました。
まとめ
『ドラゴンボール33巻』はセルゲームが開催されるというシリアスな展開に、サタンの初登場という笑えるシーンがあり、とても濃一冊だったと思います。
この完全体となったセルに、今の時点で敵う者はいません。セルが提案したセルゲーム。この大会に向けて修行をする者たちの中でセルに勝てる者が現われるのでしょうか。
サタンがセルを倒す?そんなのムリ?いやいや、わかりませんよ。(笑)ここまできて何が起きるかわからないのがドラゴンボールです!
33巻ではついにセルゲームが行われる会場に皆が揃いました。悟空が一番に闘うと言います。34巻ではいよいよ試合開始、この先がどうなるのか非常に楽しみですね!
次巻では悟空の修行の成果が見られそうです!この続きは34巻で!