漫画|ドラゴンボール超17巻(73話〜76話)ネタバレ感想!ベジータ我儘の極意に変身
⇒ドラゴンボール超16巻のネタバレ感想記事をまだみていない方はこちら
ヒータ一族のマキたちに、宇宙一の大悪党グラノラを倒してほしいと言われ、宇宙船でグラノラが待つシリアル星に向かった悟空とベジータ。
しかし、グラノラからしたらサイヤ人は復讐したい相手です。
両者、ヒータ達の策略にハマり激突することになってしまいました。
- ヒータ一族→グラノラ、悟空たちをだまして闘わせる
- グラノラ→サイヤ人に復讐したい
- 悟空、ベジータ→ヒータ達に騙されグラノラを倒しに
そして、ヒータ達の思惑通りに始まったグラノラと悟空の闘い。宇宙一の力を持つグラノラは悟空の急所を的確に狙ってきます。
悟空はサイヤ人ブルーになって、グラノラに対抗することが出来るのでしょうか!?
16巻では悟空とベジータがウイスとビルスの元、たくさんの修行をしました。常に精度を上げている『身勝手の極意』はグラノラを前にどう出るのか!
またベジータの新しい力にも注目!?です!!
それではみていきましょう!!
【漫画】ドラゴンボール超17巻(73話〜76話)ネタバレ感想
『ドラゴンボール超17巻』は2021年12月3日に発売されました。
『グラノラ編』もここにきてハラハラする展開に! ”宇宙一”のグラノラと悟空が闘い、そしてベジータも…
元はと言えば、ヒータ達の策略によって出会った3人。このままどちらかが倒れるまで闘い続けるのか‥。
しかし!!ある人物の登場によって過去の真実が明らかになり今の状況は変わる…!?
ドラゴンボール超17巻(73話)のネタバレ
ベジータがグラノラの正体に気付いた時、悟空はグラノラとの闘いの真っ只中でした。
グラノラの激しい狙撃を避けながら攻撃をする悟空。
攻撃しては避けながら二人は森の中へと移動。二人が闘う周辺の木々は次々と倒れ、闘いの凄まじさを物語っています。
グラノラ「例の回避技を発動したな」
森を抜けると悟空はブルーに。グラノラの狙撃を避けながら上に、右に、左、そして正面に表れた悟空は、グラノラの目の前でかめはめ波を撃ちました。同時にグラノラは悟空の急所に攻撃します。
激しく吹き飛ぶグラノラ。そして・・・その場に倒れる悟空。グラノラは「いくら攻撃力が上がっても…回避の速度が上がっても…無駄だ!」と言い、今度は悟空の足元を噴き上げました。
上へと噴き上がった悟空は瞬間移動を使いベジータの元へ。廃墟にいたベジータは、
- ”グラノラが狙撃の民族”
- ”サイヤ人に滅ぼされた”
- ”マキたちに一杯食わされた”
ことを、悟空に話します。
それを聞いた悟空は「そんじゃ勝って説得するしかねぇのか…」と言い、「まだフルパワーの身勝手の極意を出してねぇ」と、グラノラの元へと戻っていきました。
再び始まる闘い。先ほどとは違い、明らかに力の差が見えます。悟空の方が優位に…。
この状況にベジータは異変を感じました。「グラノラのパワーが思ったより減ってないな… どういうことだ?」
その時です。グラノラの宇宙船に人影が!! グラノラが悟空に言います。「オレは本体から力を分けた…分身で…ただの幻だ」 そして姿が消え‥
次の瞬間!!悟空の真ん前に表れたグラノラは悟空の急所を撃ちました!
遥か彼方まで吹き飛ぶ悟空。「ここからはオレが相手だ」今度はベジータがグラノラの前に立ちます。
ドラゴンボール超17巻(73話)の感想
グラノラがまさかの幻!! 悟空は懸命に闘っていたけど結局体力を減らしただけ…という結果になってしまいました。
この展開は想像が出来ませんでしたね。闘いといえば”勝ち負けが”頭に浮かびます。それがまさかの幻。想像の遥か上をイっていました。(笑)
それにしてもグラノラ、かなり強いです。あの悟空の急所を的確に攻撃しました。これが『宇宙一』の力なのでしょうか。
まだ力が隠されている!? 幻で闘っていたグラノラ、彼の他の能力も気になるところです!
ドラゴンボール超17巻(74話)のネタバレ
今度はベジータがグラノラと闘うことに。ベジータは”オレたちにとってもフリーザは敵だ”とグラノラに説明しますが、グラノラは聞く耳を持ちません。
ベジータの様子に、グラノラが装着しているゴーグルの”オートミル”も「ちょっとおかしくないカ?」とグラノラに話しかけます。しかしグラノラは、”そんなもの自分が助かるための方便だ”と突っぱねオートミルも”…そうカナ…”とそれ以上言うことはありませんでした。
「…それでもお前らサイヤ人が オレの仇であることに変わりはない」と言うグラノラにベジータも「やはりそうきたか」と言うと、超サイヤ人ブルーになり一気に気を高めます。
そして地面に両手をドンッと突き付け「はっ!!!!」と気を込めると、グラノラ周りの地面が破壊されました。
しかしそれだけではグラノラに傷をつけることは出来ません。土煙の中、ベジータの背後に表れたグラノラは「力の差というものを見せてやろう」と言い、振り向いたベジータの背後の地面を大きくくり抜き破壊し、その隙にベジータの腹に強烈な一撃を入れました。
かなりのダメージを食らったベジータでしたがすぐさま反撃します。グラノラの攻撃で川に吹き飛ぶベジータ。するとベジータ、今度は闘わず泳いで湖へと向かいました。
ベジータが湖に着くと、グラノラは湖の中にいるベジータ目掛け狙撃。ベジータは何とか耐えます。しかし、激しい衝撃で水中から陸へと押し出されました。
その後もグラノラとベジータの闘いは続きます。圧倒的に強いグラノラ。けれどベジータも攻撃し続けました。「お前の方が強いからといって… それがオレが負ける理由には…ならない!」
しかし! 的確に急所を突いてくるグラノラの攻撃で激しく血を吐くベジータ。ブルーが解けてしまいました。
それでも倒れないベジータからこんな言葉が…「ただ戦闘だけに集中できる 最高の気分だ 戦闘民族サイヤ人の血が騒ぐぜ」
そして気を纏うベジータ。纏っていた気が晴れ、そこに現れたベジータには眉がない、新たなベジータの姿がありました。
ドラゴンボール超17巻(74話)の感想
なっなんと! ベジータが悟空の『身勝手の極意』のように変身しました!!
悟空はこれまでウイスと『身勝手の極意』を修行していましたが、前巻ではベジータもビルスと『破壊の力』の修行をしていましたね。
そしてまさかの『眉毛ナシ』(笑) パッと見た時は、サイヤ人3の髪の毛伸びないバージョンだなと思いました。
原作ではサイヤ人3は悟空とゴテンクスでしか見られないので、ここにきてベジータの”眉ナシ”が見られたのはファンとして嬉しかったです。
ドラゴンボール超17巻(75話)のネタバレ
変身したベジータは”力に上限がない”と言います。戸惑うグラノラに早速攻撃するベジータ。
先ほどはグラノラが優勢に見られた闘いも、今度はベジータペースです。しかしグラノラも宇宙一。負けてはいません。
グラノラの強烈なパンチがベジータの腹に入ります。受けたベジータは「今のオレは……闘争心を燃やせば燃やすほど…強くなるんだよ」と言うと、グラノラを廃墟へと投げ飛ばしました。
「さっきまでとまるで別人じゃないか…」と戸惑うグラノラにベジータは破壊神の存在を話します。「これはそいつに教わった力だ」
そして、これは「お前との戦闘ではじめて目覚めた…オレ自身の力だ」とベジータが言うとグラノラは「オレより強い者など…存在しない!!!!」とベジータに気功波を撃ちました。
廃墟で再び激しい闘いが始まります。攻撃を避けないベジータ。「……なぜ避けない 体が勝手に避けるというあいつの技とは違うのか?」 と聞くグラノラにベジータは言います。
「カカロットが身勝手ならオレは我儘だ “我儘の極意”とでも呼びやがれ」
闘いながら”サイヤ人もフリーザに滅ぼされた”とグラノラに話すベジータでしたが、グラノラは”サイヤ人への復讐を止める理由にはならない”と言います。しかしオートミルはベジータの話が気になる模様。
“うるさいぞオートミル!!” グラノラはゴーグルを外し森へと投げてしまいました。
「戦えば戦うほど強くなるのは…このオレも同じだ!」グラノラはそう言うと、建物を浮かしベジータ目掛け投げつけます。再び闘いが始まりました。
投げ捨てられたオートミルは宇宙船に乗り込みどこかへと飛んでいきます。
続く闘いにベジータが「野郎…まだやる気でいやがるのか…いい加減終わりにしてやる」と上空に大きな気の玉を作りました。「こいつは触れるものすべてを破壊する!! この星を守りたければお前が受け止めるしかないぞ」
グラノラは狙撃体制に入ります。ベジータが気の玉をグラノラ目掛けて振り下ろした瞬間!
元々右目が赤かったグラノラですが、なんと左目も赤くなりました。ベジータの破壊の玉に狙撃します。それは上空で爆発し、周囲は激しく吹き荒れました。
そしてグラノラから気になる言葉が…「オレもお前のおかげで手に入れた力をようやく引き出すことができた」
一方離れたところでは、エレクたちが集まってドラゴンボールの話をしていた…!?
ドラゴンボール超17巻(75話)の感想
『我儘の極意』!!! なんてベジータらしいのでしょうか。(笑)
今まで『身勝手の極意』ってその技そのものを表しているのかなと思っていたけれど(そうだと思いますが)、こうしてみると『悟空が”身勝手”でベジータが”我儘”』、 もろ性格を表しているなと思いました。(笑)
そして宇宙一のグラノラ。そんなグラノラと闘っている悟空やベジータも実際は凄く強くて、ここ最近ドラゴンボール超の凄さが凄すぎてワケわからなくなってきちゃいますね。(笑)
ドラゴンボール超17巻(76話)のネタバレ
グラノラの言葉が物語っているように、今度はグラノラの攻撃をベジータが受けるように…。
地面に倒れたベジータにグラノラが手を振りかざし、ベジータも目を瞑ります。その時です! 横から悟空が現れグラノラを殴り飛ばしました。
「ここからはオラも戦うぞ」構える悟空。しかしベジータはそんな悟空を思いっきり蹴とばしました。
「いままでキサマと一緒に戦ってきたのは守るものがあったからだ」というベジータに、“自分の命も守るものだろ!!このままじゃ殺されに行くようなもんだぞ!!”と悟空が言ってもベジータは、「キサマと仲良く戦うよりマシだ」と唾を吐きます。
その時! グラノラが隙をついてベジータの急所を攻撃。間一髪、悟空がベジータを吹き飛ばしたことで、ベジータは気絶しましたがかすり傷で済みました。
悟空「おめぇの急所攻撃は見切った」 今度は悟空とグラノラの闘いに。
グラノラは、悟空の周りを高速で移動しながら近づき、首の後ろの急所を突きます。倒れた悟空に「そこで待ってろ」と後ろを向いた時、グラノラの背中に攻撃が!!
悟空です。再び急所を突くグラノラ。しかし悟空、今度は倒れません。急所をずらしていたのです。
ベジータが目を覚まし、グラノラと闘っている悟空に「オレとかわれ」と言いました。
再び『我儘の極意』になって闘うベジータ。シュガ人の街で闘いになり、グラノラがふと横を見るとシュガ人の親子が目に入ります。その姿は幼き頃サイヤ人に襲われ母に抱き着いていた自分と似たような姿でした…。
そこにベジータが現れました。「お前がサイヤ人を絶滅させたら同じことにならないか…? シリアル人はそんな野蛮な民族ではないんだろう?」
グラノラは「何もかもキサマらが奪った…許せるわけがないだろう!!!」と言うと、ベジータを吹き飛ばしました。
「オレもようやく覚悟ができた…オレの命はここで燃やしきる! すべての力を使ってお前を殺す!!!」
グラノラは狙撃の体制に入り渾身の力を込めます。ベジータも「これがサイヤ人の宿命か……」と、その場に立ちました。
その様子に急いで駆け付ける悟空の横を宇宙船が通り過ぎました。
現場に近づくも近寄れない悟空。すると宇宙船からモナイトの声が! 「やめるんじゃ グラノラ!!!!!」
この現状を止めたモナイトが発したのはとんでもない言葉でした。
「……すまないわしはウソをついていた サイヤ人すべてが我々の仇ではないんじゃ」
「40年前に我々を救ってくれたのは サイヤ人のバーダックじゃ」
ドラゴンボール超17巻(76話)の感想
ついにグラノラとサイヤ人である悟空とベジータの闘いも終わりか!?と思われた時に、まさかの『バーダック』です!!
バーダックと言えば、悟空の父親ですよね。なぜここでバーダック!?と少しパニックになりそうな展開でした。(笑)
そして何より急展開となった、グラノラの過去の記憶が真実ではないことが判明した76話。
このモナイトのウソが今後のグラノラと悟空たちの仲にどう影響していくのかがとても気になるところですね!
ドラゴンボール超17巻の感想まとめ
17巻も悟空、ベジータとグラノラの闘いは激しいものでした。
宇宙一のグラノラに悟空は『身勝手の極意』で闘い、そしてなんと!ベジータも『我儘の極意』になって闘うことに。
これで役者は揃った!と言ったところでしょうか。(笑) それぞれが違った特徴を持っているのがまたいいですよね。
グラノラは狙撃、悟空は身勝手、ベジータは破壊。もしリング上で闘ったら誰が一番強いのでしょうか。これはこれで気になります。(笑)
そして最後の最後に名前だけ登場した『バーダック』。一体過去にどんなことがあったのか!?
『ドラゴンボール超18巻』では、その辺りのこともわかってくるでしょう!
次巻もたのしみですね!!