漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(第77話)ネタバレ&感想!知らされていなかった新事実
76話では、グラノラとベジータの激しい闘いが繰り広げられ、終始ハラハラした展開に目が離せませんでした。
そしてついに勝負がつくか!と思われたときです。二人の元にナメック星人のモナイトが現れ、思わぬ名前を口にしました。
その名は『バーダック』。
名前が出てきたことにも驚きですが、『サイヤ人にすべてを奪われた』と思っていたグラノラがモナイトに聞かされたのは、
『40年前に我々を救ってくれたのは サイヤ人のバーダックじゃ』という言葉。
この”救ってくれた”というのは一体どういう意味なのでしょうか。
あのバーダックなだけに非常にきになるところです!! (笑)
新しい”事実”によって、グラノラ、ベジータ、悟空の関係も変わっていくかもしれない!?
それでは気になる77話をみていきましょう!!
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漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(第77話)ネタバレ
ここでは大まかに76話がどんな感じで構成されているのか見ていきたいと思います。
40年前の真実
ナメック星人のモナイトが、40年前のことについて話し始めました。
当時、ナメック星人とシリアル人は協力しながら平和に暮らしていたと言います。
しかし、満月のある日のことです。突如空から数々の宇宙船が降り立ちました。サイヤ人やフリーザ軍です。
サイヤ人は大猿になると、街を破壊しあっという間に侵略してしまいました。ナメック星人はモナイト一人になり、残るシリアル人も必死に闘います。
そんな中、頬に傷がある大猿が、走って逃げる一人の少年を見つけ後をつけて行き…
少年は屋根に穴が開いてしまった建物へと逃げ込み、大猿がその穴から中を覗くと、その少年と母親らしき女がいました。
少年は大猿が覗いたことにより、母親の腕の中で気絶してしまいます。
他の場所では、シリアル人が大猿化したサイヤ人を止めるために月を狙撃。
元の大きさに戻ったサイヤ人。シリアル人は喜びますが、元に戻ったサイヤ人に敵うことはなくシリアル人は敗れてしまいます。
そして、建物の中にいる親子の前にも、元の大きさに戻ったサイヤ人が突っ立て親子を見つめていました。
バーダックが取った行動
突っ立ているサイヤ人。母親はすぐさまサイヤ人に向けて狙撃します。それはサイヤ人の左腕をわずかに掠りました。
サイヤ人は微動だにしません。そして何かを思い出しています。それは自身の妻と子供のことで、子供に名前を付けた日のことでした。
舌打ちをするサイヤ人。「バーダックさん?」 そこへこの男の仲間がやってきました。この男の名はバーダックという。
仲間は”任務完了で引き上げる”と伝え、バーダックは、「俺は生き残りがいないか 確認してから行く」と言うと、スカウターで生き残りを探し出しました。
すると、山奥に反応がありました。モナイトです。
バーダックはモナイトの元に行きます。腕には気絶した少年を抱え…。そしてバーダックは、「じきにフリーザがここにくる 見つからないように隠れておけ」と言いました。
疑いが拭えないような顔でモナイトは「…………………おぬしはサイヤ人じゃろ? どういうつもりじゃ」と聞きます。
バーダックは「………ただの気まぐれだ」と答えました。
次々と明かされる過去
そして現代。
グラノラは自身が生き残っている理由は、”そのサイヤ人“のおかげだというのか、と興奮しながらモナイトに問い詰めます。
謝るモナイト。そしてモナイトは悟空を見て「おぬしはそのバーダックにそっくりじゃ」と言い、親しい者のなかにいないかと聞きました。
知らないと答える悟空にベジータが、「カカロット バーダックは…キサマの父親の名前だ」と言います。
その場にいた者たちが驚きました。しかし、グラノラには気になることが。
「なぜ母さんは生き残っていないんだ!?」
再びモナイトは過去を話し始めました。
―過去―
家の外に出て、モナイトがバーダックの傷を治しているときです。バーダックのスカウターが突如鳴りました。
バーダックが「誰かいる」と言い、二人は木の陰に隠れます。そして二人が見たのは”ヒータたち”でした。
ヒータたちは、「シリアル人とナメック人は片付いたようだな」と言うと、シュガ人に土地を売る話をしています。
その話を木の陰から聞いているバーダックの元に、グラノラの母親がやってきました。3人で隠れてヒータたちの話をきいていると、グラノラが母親を求めやってきます。
グラノラはバーダックの尻尾が目に入ると驚き、「サ…サイヤ人!!!!」と声を上げてしましました。
ヒータたちもバーダックたちもグラノラの声に気が付きます。モナイトは瞬時にグラノラを眠らせました。
ヒータたちに気付かれ・・・
ヒータたちに気付かれてしまったバーダックたち。
バーダックはローブを被り、モナイト、グラノラ親子に向けて攻撃の構えを見せました。
「キサマは何者だ?」と聞くエレクにバーダックは「…生き残りを見つけたから抹殺するところだ」と答えます。
エレクは「そうか フリーザ軍か では早くやれ」と言いました。
しかし何もしないバーダック。エレクは「なにを躊躇している」と疑問を持ちます。
バーダックが「さっきこのナメック人が不思議な力を使った 殺す前に調べたほうが…」と言い終わらないところでエレクが発砲。
その発砲された先はグラノラの母親の左胸で、母親はそのまま倒れてしまいました。
“ナメック人を残してそっちのガキも早く殺せ”と言うエレクにバーダックはたまらず攻撃をします。しかしガスがバリアを張り、エレクたちは無傷でした。
そしてその隙にバーダックたちもその場から離れます。モナイトが母親の傷を治そうとするも救うことが出来ませんでした。
「くそっ オレはいったい何をしているんだ…」とイラ立つバーダック。
「これからどうするつもりじゃ?」と言うモナイトに、グラノラを見つめながら、このまま見逃してくれるってことはないだろう…とバーダックは答えました。
一方エレクたちも、フリーザが来る前に片を付けたいと考えていました。3人とも抹殺するためにガスがバーダックたちの元へ向かいます。
そして現代。
佇んでいるガスにエレクが話しかけました。「思い出しているのか? 40年前を」。
そしてサイヤ人との闘いがリベンジになるという。「もう2度とあんな醜態はさらさない」というガス。
一体40年前に何があったのか!?
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漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(第77話)感想
前回までは、グラノラとベジータらによる先の見えない激しいい闘いが続きました。
打って変わって77話では、思いもよらない人物による衝撃的な過去が明らかになります。
その思いもよらぬ人物とは‥『バーダック』!!
まさかの悟空の父親です。これまでグラノラは、サイヤ人に復讐をするために悟空たちと闘ってきました。
しかし、モナイトの新事実から実はグラノラは、”サイヤ人に救われた”と聞かされます。しかも救ってくれたのは”悟空の父親、バーダック”。
とても複雑な展開となりましたね。だって、今まで憎くて闘っていた相手の父親が、自分を救ってくれた相手なんて、グラノラも思いもしなかったでしょう。
グラノラはこの事実を知ったときに真っ先に母親の事を問いました。モナイトの回想の中で母親ミューズリはエレクに撃たれ死んでしまいます。
そして撃たれた原因、元をたどればグラノラだったのです。バーダックとモナイトと隠れ、エレクたちの会話を聞いていたミューズリ。
そこへグラノラが母親を見つけ、その横にいるサイヤ人バーダックの尻尾を見て叫んだことでエレクたちに気付かれてしまったのです。
原因とまでは言いませんが、”もしこの時にグラノラが起きて来なければ母親は死ぬことはなかったのでは…”、もしくは”グラノラが大きな声を上げなければ気づかれることもなかったはず”と、個人的には思いました。
あれだけ”サイヤ人が憎い”と、執念で力を手に入れたグラノラ。けれど、グラノラがずっと持ち続けていた記憶は、真実とは少し違ったようです。
そうなると、気になるのはこれからの悟空たちとグラノラの関係。タッグを組んでフリーザに挑む展開あるかも!?と想像したらワクワクしてきました。(笑)
今後の展開が非常に気になるところです!
まとめ
一旦ベジータとグラノラの闘いが中断された77話。
その代わりに、とんでもない衝撃事実がわかりました。
サイヤ人に何もかも壊され奪われたと思っていたグラノラの記憶ですが、しかしそうではなく、聞かされていない事実が明かされたのです。 それは『サイヤ人に救われた』ということでした。
モナイトとグラノラを救ってくれたのは、”悟空の父親バーダック”。
グラノラにしてみれば、すべてがひっくり返るような出来事です。もう闘いどころではないですよね。(笑)
また、40年前もエレクたちが絡んでいたことが、モナイトの話から徐々に分かってきました。
40年前にバーダックとエレクたちに何があったのでしょうか。ガスは再びサイヤ人(悟空たち)と闘うことはリベンジになると言っています。
バーダックのこともそうですが、エレクたちの40年前もまだまだわからないことだらけ。
78話で明らかになるのでしょうか!? 次話も楽しみですね!!