漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(第78話)ネタバレ&感想!今度はガスが宇宙一!?
グラノラが覚えていた記憶とは違う、過去の真実が明らかになった第77話。
その真実はグラノラの記憶とは異なり、サイヤ人によって何もかも奪われたのではなく、一人のサイヤ人の存在によって『救われた』というものでした。
グラノラを救った男の名は『バーダック』。しかもバーダックは悟空の父親だったのです。
モナイトからこの話を聞かされたグラノラは頭の整理ができません。
さらにこの話には続きが・・・現在も不振な動きを見せるエレクたちですが、このエレクたちも過去の出来事に深く関わっていたのです。
徐々に過去と現在が結びついてくる中、真実を知ったグラノラと何かを企んでいるエレクたちは今後どう絡み合っていくのか!?
そして運命に引き寄せられたようにこの場に居合わせる悟空とベジータ。
それぞれの動きが気になるところです!! 78話で決定的な動きはあるのか!?
それでは気になる78話をみていきましょう!!
⇒Vジャンプ2021年12月号(2021/11/20発売)の最新話を読みたいならアマゾンがおすすめ
漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(第78話)ネタバレ
ここでは大まかに78話がどんな感じで構成されているかみていきたいと思います。
動き出したヒータ達
モナイトの登場によりグラノラと悟空たちの戦闘は終わり、ついにヒータ達が動き出しました。
マキとガスが先にグラノラたちの元へ、エレクはマキからレーダーとドラゴンを呼び出すための呪文を受け取り願いを叶えに行くことに。
エレクはガスに「ガス お前の願いは必ず叶えてやるからな」と言いました。
そう言われたガスは”別にこのままでも…”と返しますがエレクは
「オレたちが確実に目標を達成するためにはこれしかないんだぞ」と言い、「すべてお前にかかっているんだ 分かってるか?」とガスの肩に手を置きました。
一方、モナイトから過去の真実を聞かされたグラノラは、”なぜ知っていてヒータの元で働くことを止めなかったんだ”と詰め寄ります。
モナイトは”それが唯一我々が生き残る道だった”と言いました。グラノラは何も知らず何十年もエレクたちに使われてきたことに愕然と肩を落とします。
ベジータが口を開きました。「バーダックは勝ったのか?」
モナイトは”勝った”と言います。しかしベジータは、勝ったバーダックは下級戦士だったはずなのに、ガスってのはそんなに弱かったのかと聞きました。
そのことについてモナイトが「とんでもなく強かったんじゃが…」と言いかけた時です。
突如、空が暗くなりました。エレクたちがドラゴンを呼び出したのです。
空が元に戻ると同時に、凄いパワーを持つ何者かが一同の元へと向かってきました。
マキとオイルです。そしてもう一人・・・先ほどとは様子が違うガスがいました。
ガスのちから
さっきまでの小柄な姿とは異なり、厳つく背が伸びたガスが現れました。目を見開いて驚くグラノラ。
「やはりそうか…ドラゴンボールを使われてしまったのか…!!」モナイトが言います。先ほどの空が暗くなったのは、エレクがドラゴンボールを使ったからでした。
ガスはドラゴンボールによって『宇宙一』になったのです。
するといきなり攻撃を仕掛けてきたガス。ガスの指か出される攻撃で、グラノラの宇宙船は真っ二つに割れてしまいます。
と、その時です! ガスが今度は先が4つに割れた槍をビッと頭上に出すと、グラノラ目掛けて投げました。
不意を突かれたグラノラ。槍は手足に刺さり、そのまま宇宙船に貼り付けられる形で刺さってしまします。
「オレはずっとお前が気に入らなかった」というガス。そしてグラノラにトドメを刺そうとします。
そこへ悟空が止めに近づきますが、ガスに手足に重りを付けられ身動きが取れない状況に。
ガスは“我々の計画に邪魔になるものはすべて排除する”というと、今度は斧を出し悟空に向かって斧を振り下ろしました。
ドン!! 悟空に斧が落ちる前にガスの背中に攻撃が当たります。
「宇宙一の戦士は…このオレだ!!」
グラノラの狙撃でした。ガスの攻撃はグラノラに向きます。今度は先が丸くトゲトゲの棍棒を出し、グラノラを滅多打ちにします。
グラノラがエレクに使われた理由
ガスの攻撃によって吹っ飛んだグラノラ。そして再びガスは言います。
「エレクはお前の力をかっていたがオレは認めない」
二人が対峙している端では、ナメック星人のモナイトがガスに付けられた悟空の重りを外していました。そして傷を治しながらモナイトは悟空に頼みます。
「なんとかグラノラを助けてもらえんじゃろか…」
悟空「もちろん やれるだけはやるさ!」
闘っているグラノラとガス。悟空たちとの闘いで体力が減っていたグラノラと、宇宙一となったガスでは、力の差が歴然でした。
そんな中グラノラは、自身が生かされた理由をガスに聞きます。
~回想~
“噂の賞金稼ぎはやはりあいつだったか”そう言いながら狙撃の練習をしているグラノラを見ているエレクとガス。
そこに”何しにきた”と現れたモナイトにエレクは”グラノラの母親を殺したことを言ってないんだろ?”とモナイトに問いました。
モナイトはグラノラが真実を知ってエレクたちに挑んでも返り討ちにあうだけ…とグラノラには真実は言っていません。それを逆手に取ったエレクは”黙っておけよ”と言い、あろう
ことかグラノラに”オレのところで働かないか”と誘っていたのです。
悟空対ガス!!
悟空の傷を治しながら”あのときの私の判断は間違いじゃった…”と悔いるモナイト。
「おまえの体力を回復させてやることもできん」と言うモナイトの言葉で悟空が何かを思い出しました。
「ベジータ! そういや仙豆がもういっこなかったか?」
!!!
「さっきジャケットごと捨てちまった…!」
ドウ―ン!!!
ガスにやられ、気を失ったグラノラが吹っ飛んできました。悟空は自身が食い止めるから仙豆を探しに行ってくれとベジータに言います。
そして1つ目は自身が食べたから、今度はベジータが食べろと言いました。
「またあのおっかない顔に変身してガスってのをやっつけてくれ!」
「おっかない顔とはなんだ…我儘の極意だ 覚えてけ」
そして今度は悟空がガスの前に立ちます。右手に剣を装着したガス。剣を受け止め折る悟空。
次の悟空の攻撃にガスは盾を出し、悟空の攻撃をかわします。
悟空が合間に気功波を撃ち、ガスに当たったと思われたが、「そんなものが通用すると思っているのか マヌケ」と後ろから大きなハンマーを持ったガスが悟空を打ち飛ばしました。
仙豆を見つけたベジータが戻ってきます。その仙豆はベジータが食べろと言った悟空。しかしベジータは食べずに仙豆を持ってきました。
そして予想外の言葉をグラノラに言います。「起きろグラノラ こいつを食うんだ」
「とっとと食ってやつらと戦うんだ あいつらはキサマの仇だったんだろ? だったらキサマ自身の力でけりをつけろ!」
漫画Vジャンプ|ドラゴンボール超(第78話)感想
これまでグラノラVSサイヤ人だった構図が、一気にグラノラたちVSヒータ一族という構図になってきました。
正直、待ち焦がれていた構図です。(笑)
人から見たら”何が正義か”はそれぞれですが、それでもグラノラVS悟空たちの構図は、正VS正という感じで、勝ち負けで考えちゃうと少しスッキリ感がありません。(苦笑)
もちろん面白いことには変わりありませんよ!!
それに比べ、正義VS悪の闘いは爽快です! (笑)
爽快感もそうですが、勝ち負けがわかった時の喜びや絶望感も半端ないですよね!
これからは敵がはっきりしたので、また違った面白さを見ることができるのではないでしょうか。
個人的にグラノラはもう悟空たちの味方です。(笑)
そして78話最大のキーワードはベジータの
「とっとと食ってやつらと戦うんだ あいつらはキサマの仇だったんだろ? だったらキサマ自身の力でけりをつけろ!」
だと思いました。
これまで見てきてなんとなくですが、グラノラの過去って誰かと似ていると思いませんか?
その誰かとは”ベジータ”です。作中にグラノラのこんなセリフがありました。
「オレは…何も知らず… 何十年も…………あいつらに使われていたのか……」
私は真っ先にベジータとフリーザの関係が頭に浮かびました。
ベジータも過去、自身の母星をフリーザに破壊されたとは知らず、”隕石が衝突した”と聞かされフリーザの元で働いています。
もちろんグラノラとベジータの立場や考えていたことは同じではないですが、大きく分けたら似た立場にいるのではないかと思いました。
だからこそ、ベジータはグラノラに自身の姿を重ねた、そう思えてなりません。
まとめ
ついに動き出したヒータ達。そして闘いは悟空VSガスに。
グラノラがドラゴンに願い『宇宙一』になったと思ったら、今度はガスが『宇宙一』になりました。
過去のヒータ達のことも徐々にわかってきて、少しずつ過去と現在が繋がってきましたね。
モナイトはグラノラのことを思ってあえて過去の真実を知らせることはしませんでした。しかし真実を知った今、グラノラは今後どんな動きを見せるのでしょうか。
そして過去のバーダックとガスの闘い。”我々は勝った”と言ったモナイトですが、下級戦士のバーダックはとんでもなく強いと言われたガスにどうやって勝ったのか、まだ疑問は残されています。
ガスの力は78話ではまだまだわからないことだらけ。けれど、武器をその場に出す能力があることがわかりました。この先他にもどんな技を見せてくるのでしょうか。
気になることだらけですね!! 79話ではさらに激しい闘いが待ち受けていそう!?