動画|ドラゴンボール魔神城のねむり姫のネタバレ感想|初登場のランチと強敵ルシフェル
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ドラゴンボールの映画と言ったら、どの作品が頭に浮かびますか?ドラゴンボールでは、これまでにたくさんの映画が公開されてきました。
今回はその中から初期の映画、劇場版『ドラゴンボール魔神城のねむり姫』をご紹介したいと思います!!
この映画は、ドラゴンボール第2作目の作品となります。
今では親友のクリリンも、最初はとても親友と呼べるものではありませんでした。
また映画オリジナルキャラや背景がツッコミどころが満載だったりと、笑って楽しめる映画だと思います。
今では登場しなくなってしまったランチさんも登場しますよ!
そしてやっぱり“はっくしょん”とくしゃみをして、…お決まりですね(笑)
それではどんなお話かみていきましょう!
【動画】ドラゴンボール魔神城のねむり姫のネタバレ
武道の達人、亀仙人に弟子入りするため悟空はカメハウスにやってきました。
そこへ同じく亀仙人に弟子入りしたいと、東の村からクリリンがやってきます。
亀仙人は、ずーっとずっと先の西にある“魔神城”に眠る、ねむり姫を連れてきた方を弟子にすると言いました。魔神城は、悪魔の手と呼ばれる連なった山が5つあり、その何処かにあるとされています。
悟空は筋斗雲を呼ぼうとしますが亀仙人は止め、“おまえだけ早く着いては不公平だから“”二人とも己の肉体のみで進むのじゃ!“と言い、悟空とクリリンは海に飛び込み魔神城へとスタートさせました。
悟空たちが魔神城に着く頃、カメハウスにはブルマたちが悟空に会いに来ましたが、亀仙人から遊園地に行ったと聞かされ、ブルマたちも魔神城へ向かいました。
魔神城には魔物がいて、悟空とクリリンは戦いますが、戦っても戦ってもキリがないほど次から次へと現れます。
悟空を追って行ったブルマたちの飛行機は魔物よって墜落してしまい、魔神城の主ルシフェルにブルマは捕まってしまいます。その捕まった目の前の祭壇には、大きな宝石が置かれていました。
そう、ねむり姫は“宝石”だったのです。また“ねむり姫”を狙っていたのは悟空たちだけではありませんでした。ランチも宝石を狙っていたのです。
ルシフェルは、満月の光を浴びて漲った宝石の力を使い、太陽を滅ぼそうとしていました。戦いの中で捕まってしまった悟空も満月を見て大猿に変身し、捕まってしまった他の仲間たちも囚われていた壁から脱出することが出来ました。
そして悟空は、ルシフェルの計画を阻止すべく、かめはめ波を撃ちルシフェルと魔神城もろとも崩し去りました。
【動画】ドラゴンボール魔神城のねむり姫の感想
この劇場版『ドラゴンボール魔神城のねむり姫』を見終わった後に感じたことは、やっぱり「この二人だな」でした。
最近は悟空が強くなりすぎて(笑)クリリンとの関係を忘れかけていました。
今では、“悟空の親友はクリリン”と誰もが知っている仲ですね。ピッコロ大魔王編でもフリーザ編でもクリリンが死んでしまった時に悟空は怒り狂いました。
フリーザに殺された時なんかは“スーパーサイヤ人”になるキッカケにもなったぐらいです。
なので、この映画の見どころの一つに、悟空とクリリンの“始まり”が描かれていることだと思いました。
原作でも、もちろん悟空とクリリンの出会った時は描かれていますが、原作と映画では若干の違いがあります。
まず、映画では悟空とクリリンは同じ時に亀仙人の元を訪れ、同時にねむり姫を連れてくるため魔神城を目指します。そしてクリリンが何かと悟空の邪魔をしました。
原作では、悟空の方が先に亀仙人の元に訪れ、“ピチピチギャル”(人魚)を連れて行き、その後にクリリンが現れ、今度は二人一緒に“ピチピチギャル”を探しに行きました。その時に連れて行ったギャルがランチさんです。映画では、ランチさんは一人で魔神城に乗り込む強盗で登場しました。
クリリンは魔神城に向かう途中、何度か悟空の進路妨害をします。それでも悟空は怒ることなく、先に着いた悟空は、後から着いたクリリンが崖から落ちそうになっても手を貸し、“やっと着いたな”と声をかけました。
また、悟空がねむり姫=宝石を手にしますが、ルシフェルにクリリンを人質に取られてしまい、クリリンを解放させるために躊躇なく宝石をルシフェルに渡します。
後の物語を知っているせいか、ドラゴンボールGTの最終回の悟空がクリリンに会いに行ったりしたシーンなどが浮かんでしまい、出会ったばかりの二人でしたが、何だかもう、悟空の親友のような振る舞いに心がくすぐられました。今では同じ師匠を持つ二人の絆は揺るぎないものですね!
また、上の方でも書きましたが、ツッコミどころも満載です!
原作でも度々ブルマは色男に目がなく、今回は魔神城の主ルシフェルに目がハートマークになってしまいます。そして遊園地だと思っているブルマは騙され囚われてしまいました。あまりにも危機感がなさすぎです(笑)
そして悟空とクリリンは捕まるまで魔物たちと戦うのですが、なぜか悟空が戦っていると“かぷぅ~”と悟空に噛みつく“小さな魔物”がいました。なんの意味があってこの小さな魔物“は出てくるのだろうと思っていましたが、この“小さな魔物”、実は地味に大役を果たしていたのです。
クリリンがルシフェルに捕まっている時、魔物が一斉に悟空に飛び掛かるのですが、この“小さな魔物”が悟空の尻尾に噛みつき、悟空は力が抜けてしまい囚われてしまいました。この“小さな魔物”がちょくちょく出てきたのはこのためか!と納得した瞬間でした(笑)個人的見解です。
また大猿になった時、元に戻すためにプーアルがハサミになって尻尾を切ったのですが、元に戻った悟空は“尻尾がないっ!”と大騒ぎします。皆が申し訳なさそうにする中、次の瞬間には“まぁいっか”と散々大騒ぎしたのはどこへやら。(笑)原作でもピラフ編でありましたね。
そして最大の見せ場!ねむり姫を連れて帰れなかった二人はランチさんを連れて行きます。スケベな亀仙人は喜んで家の中に入れますが、「はっくしょんっ!」で一変。頭に銃弾を撃たれた亀仙人は慌てて出てきました。定番ですが安定のオチでした!!
【動画】ドラゴンボール魔神城のねむり姫の作品情報・登場人物
劇場版『ドラゴンボール魔神城のねむり姫』にはどんなキャラが登場するでしょうか。またいつ公開された作品なのか、ご紹介したいと思います!
登場キャラ
孫悟空 | 野沢雅子 |
ブルマ | 鶴ひろみ |
クリリン | 田中真弓 |
ヤムチャ | 古谷徹 |
ランチ | 小山茉実 |
ウーロン | 龍田直樹 |
プーアル | 渡辺菜生子 |
亀仙人 | 宮内幸平 |
ウミガメ、ガステル | 郷里大輔 |
映画限定キャラ
ルシフェル | 野沢那智 |
執事 | 飯塚昭三 |
ナレーター | 八奈見乗児 |
作品情報
制作年 | 1987年7月18日 |
時間 | 44分 |
監督 | 西尾大介 |
脚本 | 照井啓司 |
OPテーマ | 「摩訶不思議アドベンチャー!」唄ー高橋洋樹 |
EDテーマ | 「ロマンティックあげるよ」唄―橋本潮 |
劇場版『ドラゴンボール魔神城のねむり姫』は1987年7月18日に公開されました。ドラゴンボール映画の第2作目です。
1作目、2作目と原作に沿っていながらも、少し違ったシチュエーションがとても新鮮でした。
共通して言えることは、映画の内容は原作やアニメにはなく完全オリジナルなので、観ていてワクワクしてきます!
映画ならではのキャラの出会い方や流れは、原作を短縮したような感じになっていますが、それがまた映画を引き立たせていて楽しめるのだと思いました。
今回、個人的には悟空とクリリンが印象に残りクローズアップしましたが、観た方それぞれがいろいろな感想を持てる映画なのではないでしょうか。どの映画も最高ですが、初期の良さを楽しめる映画の一つだと思います!
初期の悟空を観たくなった時、是非ご覧になってみてはいかがでしょうか!!