動画|ドラゴンボールZ銀河ギリギリぶっちぎりの凄い奴のネタバレ感想|ボージャック一味
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今回は、劇場版『ドラゴンボールZ銀河ギリギリぶっちぎりの凄い奴』についてみていきたいと思います!
前回の映画までは、悟空が最後敵を倒してきましたが、この映画では悟飯が大活躍します。悟飯の成長が見られる作品と言ってもいいのではないでしょうか。
また、たくさんのステージで戦うため、様々な背景が用意されていて、一つの映画の中でいろんな場所にいるような錯覚さえ覚えました。
そして、何と言ってもこの映画には、ドラゴンボールの主要キャラがほぼ全員登場します!映画では久しぶりのヤムチャや天津飯も登場しますよ!
今回は、ミスター・サタンの初登場映画ともなりました。相変わらずのサタンの行動は、なぜかピンチを救ってしまうという、いつもの不思議なシーンもあります。(笑)
この映画に出てくるボージャック一味。ボージャックとは一体何者で、彼らは何が目的で地球に来たのでしょうか!?
それでは詳しく覗いてみましょう!!
【動画】ドラゴンボールZ銀河ギリギリぶっちぎりの凄い奴のネタバレ
世界的大富豪のギョーサン・マネー氏がひとり息子のドルにせがまれて、『天下一大武道大会』を開催しました。優勝者には賞金と世界温泉めぐり、ミスター・サタンへの挑戦権が与えられます。
バトル方式は、予選が8つのバトルステージで一斉に開始され、それぞれのステージに悟飯、トランクス、天津飯、ヤムチャ、クリリン、ピッコロが参加しました。
最後に残った1名が準決勝へと駒を進めることができるのですが、ヤムチャ以外準決勝に残り、トランクス対天津飯、ピッコロ対クリリン、悟飯対ウドー、ドスコイ対カンフーで行われたのでした。
そして決勝には、悟飯、トランクス、クリリン、ドスコイが進みます。決勝はバトルゾーンで銀河戦士と戦い勝って一番初めに戻ってきた選手が優勝というルールで試合が開始されました。
銀河戦士は、東西南北それぞれの銀河を代表する戦士という振れ込みでしたが、実はサタンの弟子だったのです。
しかし、本来現れるはずのサタンの弟子らと入れ替わった謎の銀河戦士たちが出現しました。
この謎の銀河戦士は、界王たちが封印した宇宙の荒くれ者・ボージャックと仲間達でした。セルゲームで北の界王が死んでしまったために封印が解けてしまったのです。そして地球を支配するためやって来ました。すぐに異変を感じたZ戦士たちでしたが、敵の強さに為す術がありません。
様子がおかしい事に気付いた天津飯やヤムチャが駆けつけます。そして悟飯やトランクスのピンチには、ピッコロやベジータが加勢しました。それでもこのボージャック一味には敵いません。また、変身したボージャックはさらに強くなり、締め上げられた悟飯も限界がきていました。
そこへなんと、あの世から悟空が瞬間移動で現れ、ボージャックを一発殴り悟飯を解放させます。そして、意識が朦朧としている悟飯に『甘ったれてるんじゃねえぞ!!地球はおめえが守るんだっ!!』と言い残し消えていきました。
悟飯はその言葉を噛みしめ、立ち上がります。悟飯のパワーは先ほどとは比べものにならないほど上昇し、無事ボージャックを倒すことが出来ました。
【動画】ドラゴンボールZ銀河ギリギリぶっちぎりの凄い奴の感想
この劇場版『ドラゴンボールZ銀河ギリギリぶっちぎりの凄い奴』では悟飯の成長が見られた作品だったと思います。
そして、悟飯を中心とし久しぶりにZ戦士が皆登場するという、ファンには嬉しい内容となりました。
セルゲームの後で、悟空が不在の映画はどんな感じになるのだろうと思っていたら、悟空もちゃんと登場したので安心しました。ですが登場の仕方がまさかの瞬間移動で、一瞬だけだとは思いもしませんでしたが…。(笑)
今回の映画は、言葉で表すとするならば“繋がり”ではないかなと思いました。というのも、毎度と言っては何ですが、悟飯のピンチにピッコロが現れます。
今回トランクスのピンチにはベジータが登場し、そして最後悟飯に後がなくなると悟空が現れました。一人一人がとても強いドラゴンボールのキャラですが、キャラ同士の繋がりが垣間見えた作品なのではないかと思います。
そして、ファンにはたまらない主要キャラのほぼ全員が登場するという、珍しい作品でもあります。ヤムチャや天津飯は、この作品までしばらく登場はありませんでした。
やはり、Z戦士全員が登場するのはワクワクしてきますね。アニメや原作でも人造人間編、セル編には登場しましたが、この“揃う”っていうのがポイントです。(笑)もっと欲を言うならば、敵に向かってZ戦士全員が並んで構えている姿が見てみたいです。(ゲームとかでは見られるのでしょうか?)あのアニメ『ドラゴンボール超』の“力の大会”で第三宇宙の戦士が合体した時に、フリーザ、17号、ベジータ、悟空、悟飯が並んで攻撃をしたときはとても痺れました。
またそんなシーンが観られるといいなと思います。
またこの映画は、悟空がいなくなって悟飯が主になり、敵ボージャック一味を倒します。その姿は誰の目から見ても立派な戦士の一人でした。セル戦では気力のなかで悟空と共同のかめはめ波でしたが、今回は悟空から言葉をもらっても、倒したのは悟飯一人の力です。
悟飯の自立した姿が見られる映画だったのではないでしょうか。
そして今回、映画初登場となったミスター・サタン。毎度おなじみの不思議な偶然によって、悟飯の動きを封じていた敵の前に現れます。結果悟飯のピンチを救いました。(笑)
サタンはある意味、ドラゴンボールのヒーローです!
【動画】ドラゴンボールZ銀河ギリギリぶっちぎりの凄い奴の作品情報・登場人物
劇場版『ドラゴンボールZ銀河ギリギリぶっちぎりの凄い奴』にはどんなキャラが登場するでしょうか。
またいつ公開された作品なのか、ご紹介したいと思います!
登場キャラ
孫悟空、孫悟飯 | 野沢雅子 |
ピッコロ、プロデューサー | 古川登志夫 |
クリリン | 田中真弓 |
トランクス | 草尾毅 |
ヤムチャ | 古谷徹 |
天津飯 | 鈴置洋孝 |
餃子、ドル・マネー | 江森浩子 |
ベジータ | 堀川亮 |
ミスターサタン | 郷里大輔 |
ブルマ、トランクス[赤子時]オッカネー・マネー | 鶴ひろみ |
チチ | 渡辺菜生子 |
ウーロン、バブルス、グレゴリー、ブージン、ギョーサン・マネー、ドスコイ | 龍田直樹 |
亀仙人、ウドー | 宮内幸平 |
ボージャック | 玄田哲章 |
ゴクア | 森川智之 |
ザンギャ | 丸尾知子 |
ビドー、天下一大武道大会アナウンサー | 江川央生 |
ナレーター、北の界王 | 八奈見乗児 |
作品情報
制作年 | 1993年7月10日 |
時間 | 50分 |
監督 | 上田芳裕 |
脚本 | 小山高生 |
OPテーマ | 「CHA-LA HEAD-CHA-LA」唄―影山ヒロノブ |
EDテーマ | 「銀河を超えてライジング・ハイ」唄―影山ヒロノブ |
ドラゴンボール12作目となった今回の作品『ドラゴンボールZ銀河ギリギリぶっちぎりの凄い奴』は1993年7月10日に公開されました。
この作品は、未来トランクスが人造人間17号たちを倒したことを語っているので、セル編から数ヶ月後のストーリーではないかと言われています。
またこの作品で、ヤムチャや天津飯が登場して戦いに加わりましたが、実はチャオズや亀仙人、チチやブルマといったキャラも登場し、本当に豪華な演出だと思いました。
バトルは激しいですが、セル編後の平和な背景が描かれており、楽しい雰囲気の作品です。
ぜひ機会がございましたらご覧になってみてはいかがでしょうか!!