ドラゴンボール|ヤコン&プイプイ名言!二人の由来や戦闘力は?ベジータやフリーザとの強さ比較!
魔人ブウを復活させるためエネルギーを集めていたバビディ。手足となる部下を引き連れて地球へやってきました。その部下がヤコンとプイプイです。
作中でも最強クラスの悟空・ベジータと戦う2人ですが、その2人が強すぎて結局どの程度の強さなのかよく分からないまま終わってしまいました。
そこで、分かりやすい戦闘力数をなんとか求めてベジータやフリーザと比べたり、その名前の由来などをまとめてみたいと思います。
そんなヤコンとプイプイは、通常版ならコミック38巻から登場します。今だとカラー版も発売されていて、カラー版の場合は「魔人ブウ編③」から、登場します。
特にカラー版は、アニメのように動きがあるわけじゃ無いのにもかかわらず「キャラが動いている雰囲気」を味わえて、今までとは一味も二味も違うドラゴンボールを体験できます。
「アニメだと尺の引き延ばしが酷く、話が進まなくてアニメって見辛い」なんて方は、カラー版を一度、試し読みしてみるといいですよ!
ヤコン名言セリフまとめ!魔獣だけどちゃんと喋る!
「どいつから食ってやろうかな」
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) November 13, 2020
初登場時のセリフです。のちのちこの「食う」は光エネルギーを食べるという意味であることが分かります。人を食べていてもおかしくない見た目ですけど。
「こんなにうまくてボリュームのある光を食べたのははじめてだ~!!」
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) November 13, 2020
スーパーサイヤ人の光を食べた感想です。非常に強いパワーですから、それだけ美味しいということなんでしょう。特に純真な悟空のだからというのもあるかもしれませんね。
「いえ~っへっへ!!おまえがバカでうれしいぜ~!!」
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) November 13, 2020
さらに光エネルギーを提供してくれるという悟空に対して。ベジータに続き悟空もバカ扱いされています。さらにこちらは界王神も同意するというサイコっぷり。
プイプイ名言セリフまとめ!自信満々のセリフとその実力!
「つまりおまえたちはここでおしまいということだ」
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) November 13, 2020
バビディのもとへ行くにはプイプイを倒さなければなりませんが、それはできないよ、と遠回しに言ったセリフです。強さに自信がないと言えないセリフですよね。
「バビディ様が強いエネルギーをもったヤツだから気をつけろとおっしゃったがどうやら ただバカなだけらしいな」
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) November 13, 2020
プイプイと誰が戦うかじゃんけんで決めていたことに対してのセリフ。真剣勝負の前にじゃんけんで闘う相手を決めるというのは完全に相手を舐めている行為ですよね。ギニュー特戦隊vsベジータ・クリリン・悟飯のシーンと同じですね。
「こいつは本格的なバカだぜ!」
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) November 13, 2020
ベジータが地球にこの世で一番強いヤツがいると言ったセリフに対して。相手がバカだと確信した瞬間ですね。相手の強さが事前に分かる、分からないは相当なアドバンテージになることが分かる瞬間でもあります。
「ここの重力は地球の10倍はあるぞ・・・!」「オレはこの星で育ったんだー!!」
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) November 13, 2020
不利な状況になりバビディが惑星ズンに場を変えた時のセリフ。ですが、そもそもベジータの生まれ故郷の惑星ベジータが地球の10倍の重力であり、さらに300倍の重力を克服してましたので、全く無意味な結果に終わってしまいました。
ヤコンの名前の由来!暗黒惑星で育った巨大な魔獣の特徴は光を食べる?登場は450話
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) November 13, 2020
ヤコンの初登場はコミックス第38巻其之四百五十です。
バビディやダーブラからの評価が非常に高く、プイプイレベルでは勝てないと判断された結果の登場となりました。界王神の慌てようからある程度知られた存在なのでしょう。
ヤコンが得意とされる暗黒星ですが、真っ暗なこと以外は分かりません。だたヤコンが「オレにはおめえらがよ~く見えるぜ」と言っていることから夜目が効く生物だということが分かりますね。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) November 13, 2020
ヤコンの特徴として光エネルギーを食べるというものがあります。食べることで特にパワーアップすることもなさそうで、単に食事として吸収するだけのようです。
そんなヤコンですが、暗黒星にいたらエネルギーをどうやって調達していたのかが謎ですね。他の惑星に移動するほどの文明もなさそうですし。また、ヤコンは魔獣ということですので、もしかしたらダーブラと同じ魔界の生き物だった可能性もあります。
全宇宙のエリートであるギニュー特戦隊よりも強い設定なのですが、フリーザと出会わなかったのもそれが理由かもしれませんね。
ヤコンの名前の由来は『ひみつのアッコちゃん』の主人公アッコが唱える「テクマクマヤコン」です。
プイプイの名前の由来!惑星ズンの重力は地球の10倍?登場は447話
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) November 13, 2020
プイプイの初登場はコミックス第38巻其之四百四十六です。
生まれである惑星ズンは地球の10倍ほどの重力を持つと言います。10倍の重力と言えば界王様と同じですね。今や10倍程度の重力は悟空たちにとって全くデメリットにはなりませんが・・・。
プイプイの名前の由来はおまじない用語の「ちちんぷいぷい」からきています。一般に子どもが怪我をしたときなどに唱えるおなじないとされています。
ヤコンとプイプイの戦闘力を考察!公式の設定で計算すると強すぎる?
悟空とベジータにあっさりと敗れたヤコンとプイプイですが、実際の強さはどの程度なのでしょうか?
はっきりと分かるのは、バビディのエネルギー測定機が出した数値のみです。
スーパーサイヤ人になった悟空が3000キリ、ヤコンが800キリでした。また、悟飯が「ふたりでならスーパーサイヤ人にならなくても勝てます」と言っていることから、1人ならスーパーサイヤ人にならないと勝てないと考えられます。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) November 13, 2020
となるとノーマルの悟空の強さは800キリ以下。当然ベジータも悟空と変わらないレベルのはずなので800キリ以下。ノーマルベジータに倒されたプイプイはそれよりもっと下ということですね。
『Vジャンプ』では「1キリ=戦闘力5万」とされています。これを当てはめるならば、スーパーサイヤ人悟空は戦闘力1億5000万。ヤコンは4000万ということになります。プイプイは4000万以下と考えられます。
ただプイプイが変身前のフリーザ(戦闘力53万)にも勝てるイメージが全くできませんので、実際はもっと低いと考えたいところではありますね。
ヤコンとフリーザはどっちが強いのか?戦闘力で比較
上で述べたようにヤコンは戦闘力にして4000万です。対してドラゴンボール大全集にてフリーザは最終形態のフルパワーで1億2000万とされています。さすが宇宙の帝王といったところではありますが・・・。
界王神はフリーザを1撃で倒せる腕前を持っています。その界王神がヤコン相手に「みんなで闘いましょう!!」と言うくらいですから、ヤコンはフリーザよりも強くなくてはなりません。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) April 7, 2021
この矛盾を強引に解決するとなるとこう考えられます。
第2形態ですら誰にも見せたことのなかったフリーザ。界王神がその事を知らなくても当然・・・ではないでしょうか?
「1撃で倒せる腕前」という力の差を求めるのに仮に悟空vsリクーム戦を参考にしてみます。リクームの戦闘力4万(ネイルの記事参照)に対し悟空は戦闘力18万でした。悟空はフルパワーではなかったですが、相手の戦闘力の4倍程度あれば余裕で1撃で倒せるということです。
これを前提に考えると、界王神がフリーザの第1形態(戦闘力100万以上)がフルパワーだと思っていたとしたら、界王神の戦闘力は400万辺りでしょうか。戦闘力4000万のヤコンにビビるのは当然ですね。
スーパーサイヤ人になって随分経つ悟空たちの強さを知らなかった界王神。フリーザのフルパワーを知らなかったとしても無理はありません。
ただ、そうすると天下一武道会でピッコロが「次元が違う」と恐れたことが引っかかってきます。この時のピッコロはフリーザと戦った時よりもずっと強くなっています。「次元が違う」ほどの差があるとは思えませんが、これは「神」としての格が違うということにしておきましょう。
ということで、戦闘力はヤコンよりもフリーザの方が3倍程度高いと結論付けられます。
プイプイとベジータはどっちが強いのか?戦闘力で比較
満を持して悟空たちの前に現れたプイプイ。ベジータにあっさりとやられてしまいました。
バビディはそこらじゅうから強い戦士だけを集めていたようなので、プイプイもそこそこの強さだったはず。やられた時にバビディが驚いていたことから、ある程度強さを認めていたからでしょう。
— 身勝手の悟空 (@dragonballpress) November 13, 2020
魔界の王・ダーブラを仲間にしているので、一定以上の強さの者しか洗脳しないはずですしね。
上述の通り、ベジータはバビディの測定機だと恐らく800キリを下回るくらいだと思われます。さらに上述の仮定を前提に考えた場合、1撃で相手を倒すのに必要な強さが相手の4倍なら、プイプイは200キリ以下と考えられます。戦闘力に換算して1000万です。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) November 13, 2020
界王神がみんなで戦うのを呼びかけるのも分かる戦闘力ですね。ですが、これは洗脳されてパワーアップした力なので、洗脳前の状態ではもっと弱いことになります。では洗脳されるとどれほどパワーアップするのでしょうか?
スポポビッチは元々格闘技をしていたようですが、第24回天下一武道会では1回戦敗退していました。アニメではサタンに敗れています。サタンの強さを越えているビーデルよりは弱かったことになります。
それが舞空術や気功波を使え、首の骨が折れても倒れない超人になっていました。銃火器を持った強盗と戦えるビーデルですから、戦闘力は5以上はあります。
舞空術を使え、パワーアップしたスポポビッチの首を蹴りで折ったくらいですから、仮に戦闘力を10としましょう。スタミナの差もありビーデルをボコボコにしましたが、戦闘力は恐らくビーデルとそう変わらないと思います。
となると一般人の戦闘力5と比べるとバビディに洗脳されると倍のパワーアップが可能という事になります。が、悟空とベジータにそれほどの差があったとは思えません。
ベジータが言っていたように当時の悟空たちは強くなりすぎてしまい、限界までの伸びしろがほとんどなかったのかもしれません。
スポポビッチは鍛えられる余地があったから倍近く強くなった・・・。となるとプイプイも同様に考えるとしたら洗脳前は半分の戦闘力500万。だとしても強すぎる気がしますが・・・。
どちらにせよ、ベジータ>プイプイなのは間違いありません。
また、バビディは強い戦士を集めていたということですが、この頃はすでにフリーザ軍は壊滅しており、フリーザやギニュー特戦隊を仲間に引き入れることは出来なかったのでしょう。
壊滅していなかったら間違いなく引き入れていたと思われます。ベジータと同じくフリーザのプライドもやっかいかもしれませんが。
では逆にフリーザ軍はプイプイを仲間にスカウトしなかったのでしょうか?強さ的にはギニューを遥かに上回る戦闘力を持っています。モロ率いる囚人たちが辿り着ける場所ですから、行けないほど遠くではないと思うのですが・・・。
ちなみにドラゴンボール超コミックス第11巻の其之五十一にてプイプイの故郷・惑星ズンはそのモロたちによって滅ぼされてしまいます。
まとめ
魔人ブウ編のバビディに使える戦士、プイプイとヤコンについて考察してみました。それぞれ結構強いのですが、相手が悪かったとしかいいようがありません。ダーブラですら恐らく勝てないのですから。
それぞれ登場の巻はコミックス第38巻です。登場シーン自体が少なかったので1冊にすべてが詰まっています。
王家の秘宝を外に置いているズン星人は残念ながら滅亡してしまいましたが、まだ暗黒星や魔界といった世界が残っていますので、今後のストーリーにも絡んでくるかもしれませんね。