動画|ドラゴンボールオッス帰ってきた孫悟空と仲間たちのネタバレ感想|ジャンプツアー作品
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今回ご紹介したいのは、『ドラゴンボールオッス帰ってきた孫悟空と仲間たち』です。これは劇場版として公開された映画ではなく、『ジャンプスーパーアニメツアー08』で上映されたオリジナル作品です。
この作品は、公式サイトで2008年~2009年のある期間限定で無料配信もされていたようです。
また2013年9月13日に発売された『ドラゴンボールZ神と神』のDVD、Blu-rayにも特典映像として収録されました。
現在この作品自体、単体で販売されているわけではなさそうなので(当時『ジャンプスーパーアニメツアー08』では販売されていたかもしれません。)ご存じない方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。ある意味貴重な作品だと思います。
上映時間は約35分と短いですが、登場するキャラの多さ、ある人物の弟の登場など見どころがたくさんあり、楽しめる内容となっています。
とても濃く印象に残る作品だと思いました!
それでは詳しくみていきましょう!!
【動画】ドラゴンボールオッス帰ってきた孫悟空と仲間たちのネタバレ
予約してた「劇場版ドラゴンボールZ神と神」の特別限定版が届いたよ!ブックレットにベジータが踊ってたダンスの振り付けが載ってて吹いたwwwジャンフェスで公開された「オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!」も収録されてるよ! pic.twitter.com/oB3OI6tzQT
— 留美 (@rumi_brolist) September 13, 2013
魔人ブウとの熾烈な戦いが終わった後、地球には平和が訪れました。しかしその2年後に小さな戦いがあったことは知られていません。今回はその戦いのお話です。
ミスターサタンのホテルが完成した記念に、サタンはみんなを招待してパーティを開きたいと言いました。ビーデルに誘われていた悟飯は、あまり気乗りしない悟空をごちそうで釣ります。
何だかんだとパーティが始まろうとしている矢先、別のところでは2つのポットが地球に不時着しました。中からはスカウターを付け尻尾を生やした謎の者達が出てきます。
皆異変に気付き、庭に行くと二人の人物が!誰もが警戒する中、皆の後ろから「ターブル」という声がしました。なんと、ベジータの弟だったのです!
ターブルは、自身の星に“アボ、カド”という兄弟がやってきて暴れ放題なのだと言い、戦ったのだけど敵わないので手を貸してほしいということでした。
その話を聞いた皆は、自分が戦いたいと言い始めます。そこで悟空は自分たちの畑の大根を引き抜いて、一番長い大根を引き抜いた人が闘うことを提案しました。そこでトランクスと悟天が闘うこととなります。
アボ、カドはフリーザにも匹敵する強さだと言いますが、トランクスたちも引けを取りません。アボ、カドが分身の術を使うとトランクスたちは本物を見抜けないでいました。そんな様子にベジータはイライラします。
そこで悟飯がトランクスたちにアドバイスをし、本物を見破りました。するとアボ、カドは合体し更に強敵になります。ここでトランクスたちもフュージョンをしますが、会場はめちゃくちゃになってしまいました。
最後アボ、カドの巨大攻撃に悟空とベジータが阻止しようとしますが、悟空がベジータを出し抜きかめはめ波で倒しました。地球にとって恐ろしい敵でありながら、現れた時代が僅かに遅かったために強敵と認められず、人々の記憶にも残らなかった悲しい悪人の物語でした。
【動画】ドラゴンボールオッス帰ってきた孫悟空と仲間たちの感想
https://twitter.com/sakuramkicicchi/status/999203916993646593
私がこの『ドラゴンボールオッス帰ってきた孫悟空と仲間たち』を初めて観たのは、ネットサーフィンをしている時でした。
この作品にたどり着いた時の衝撃と言ったら、とんでもなかったです。原作やアニメでもない、映画でもない、これは一体何!?状態でした。(笑)とてもレア感を感じた記憶があります。
この作品の他に、『ドラゴンボール超サイヤ人絶滅計画』というのがあるのですが、こちらはバンダイから発売されたファミコンソフト『ドラゴンボールZ外伝サイヤ人絶滅計画』を元にストーリーを再構成して、全篇新規作画にて作成されたリバイバルアニメーションで、『ドラゴンボール レイジングブラスト2』のゲーム内特典映像として収録されていました。
こういった種類の映像は、何かのきっかけがない限りなかなか知ることが出来ません。
ドラゴンボールが大好きな私としては、お宝映像を見つけたような気分でした。(笑)
今回この『ドラゴンボールオッス帰ってきた孫悟空と仲間たち』では、ドラゴンボールの仲間がワイワイとするような内容になっています。
どちらかと言うと、ドラゴンボールのプロモーションビデオを観ているような雰囲気でしょうか。
随所に面白さがあり、悟空とベジータの相変わらずなやり取りや、“アボ、カド”という敵との戦い、ブルマとベジータのケンカ、ピッコロの師匠ぶり、…等々あげたらきりがない程です。
その中でも一番ビックリしたのが、ベジータに“ターブル”という弟がいることでした。あのベジータに(あのと言ったらベジータに悪いですが(笑))まさか兄弟がいるなんて考えもしなかった人は(私を含め)多いのではないかと思います。
そしてそのターブルには、グレという奥さんもいました。ベジータはグレに挨拶をされ、しっかり返します。普段人の話を聞いてなさそうなベジータですが、意外に律義なのかもしれませんね。(笑)
そして個人的に一番気に入っているところは、ドラゴンボール戦士の技がふんだんに出てくるところです。敵の“アボ、カド”とトランクス、悟天が戦うのですが、アボ、カドが合体したのでトランクスたちもフュージョンをしてゴテンクスになりました。
そこで使われた技が、ヤムチャの狼牙風風拳や天津飯の排球拳です。会場が破壊され始めた時は瓦礫を吹き飛ばすため、ヤムチャは繰気弾を、ピッコロは魔貫光殺砲、クリリンは気円斬、そして悟空はアボ、カドにトドメのかめはめ波と、ドラゴンボール戦士の技のオンパレードでした。
また、悟天やヤムチャ、クリリンなど最初私服でいたのですが、いざとなったら服を脱ぎ道着姿になるのは、さすがとしか言いようがありません。
表現が適切か分かりませんが、ものすごくお得感を感じる作品だと思いました。(笑)
【動画】ドラゴンボールオッス帰ってきた孫悟空と仲間たちの作品情報・登場人物
『ドラゴンボールオッス帰ってきた孫悟空と仲間たち』にはどんなキャラが登場するでしょうか。またいつ公開された作品なのか、ご紹介したいと思います!
登場キャラ
孫悟空、孫悟飯、孫悟天 | 野沢雅子 |
ベジータ | 堀川亮 |
ヤムチャ | 古谷徹 |
クリリン | 田中真弓 |
ピッコロ | 古川登志夫 |
ブルマ | 鶴ひろみ |
チチ | 渡辺菜生子 |
ウーロン | 龍田直樹 |
トランクス | 草尾毅 |
亀仙人 | 増岡弘 |
18号 | 伊藤美紀 |
ビーデル | 皆口裕子 |
ミスターサタン | 郷里大輔 |
ターブル | 森田成一 |
グレ | 西原久美子 |
アボ | 沼田祐介 |
カド | 田中一成 |
合体アカ | 増谷康紀 |
作品情報
制作年 | 2008年 |
時間 | 約35分 |
監督 | 上田芳裕 |
脚本 | 小山高生 |
OPテーマ | 「CHA-LA HEAD-CHA-LA」歌―影山ヒロノブ |
EDテーマ | 「ORANGE HERO」歌―jealkb(よしもとR and C) |
『ドラゴンボールオッス帰ってきた孫悟空と仲間たち』は2008年に、『ジャンプスーパーアニメツアー08』でオリジナル作品として上映されました。
アニメや原作、映画とも異なった印象を受けたこの作品は、まるで悟空たちのプライベート、いわばドラゴンボールの世界の中に入ったような感覚で観られるのではないかと思います。
何よりキャラが集合している様子は、心のどこかでウキウキしてくる、そんな気持ちになれる作品ではないでしょうか。
激しいバトルではなく、賑やかなドラゴンボールを観たい方におススメです!
ぜひ機会がありましたらご覧になってみてはいかがでしょうか!!