動画|ドラゴンボール最強への道のネタバレ感想|8巻までを再構成したレッドリボン軍編
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今回は、劇場版『ドラゴンボール最強への道』についてみていきたいと思います!
この映画は、初期の頃の内容をかなり時間が経ってから再構成された、非常に珍しいタイプの映画です。
1作目の劇場版『ドラゴンボール神龍の伝説』もそうでしたが、登場するキャラの出会い方はそのままに(多少違いはありますが)いろいろな回、巻を一つの映画の中で上手にまとめられている作品だと思いました。
また、声優さんがアニメと異なったり登場の仕方が多少違ったりと、新しい見方と懐かしい見方で観賞できるのではないでしょうか。
映像もこの頃の最新の技術で描かれていてCGによる特殊効果もふんだんに盛り込まれているようで、見応えもバッチリです!
それでは詳しくみていきましょう!!
【動画】ドラゴンボール最強への道のネタバレ
奇想天外な物語はパオズ山の山奥から始まりました。
ブルマがドラゴンボールを探しに車でパオズ山に来ると、魚を引っ張って歩いている悟空にぶつかりそうになります。これが悟空とブルマの出会いとなりました。
そしてブルマは悟空にドラゴンボールのことを話し、一緒にドラゴンボールを探しに行くこととなります。が、ドラゴンボールを探しているのはブルマたちだけではありませんでした。
ブルマと悟空がバイクで走っていくと、変身したウーロンに出会います。その時、盗賊ヤムチャも現れました。女性が苦手なヤムチャはブルマを見て一旦引きます。
旅にウーロンも加わって北の大地にあるレッドリボン軍のマッスルタワーに着きました。
レッドリボン軍もドラゴンボールを集めていたのです。悟空は一人マッスルタワーに向かって行きメタリック軍曹と戦いました。敵の一人、人造人間8号は何故かホワイト将軍の言う事を聞きません。
心優しい人造人間8号は悟空を殺せませんでした。8号を爆破させようとするホワイト将軍を悟空は倒します。悟空はハッチャンと呼び、ハッチャンは喜びました。
北の大地を去り、旅の途中ウミガメに会います。そのウミガメを海に連れて行くと、お礼にと一人の老人を連れてきました。
亀仙人です。悟空に筋斗雲をあげ、ブルマはパンツを見せ(実際は履いていなかった)ドラゴンボールをもらったその時、レッドリボン軍の軍隊が攻めてきました。
亀仙人はかめはめ波を撃ち、たちまち軍隊を絶滅させます。今度は大量の潜水艦が浮上し責めてきました。すると悟空は見様見真似でかめはめ波を撃ち、潜水艦を全滅させました。
が、悟空は敵のミサイルに撃たれ気絶し、結局敵に囲まれ皆捕まってしまいました。一人になった悟空は落ちていたドラゴンレーダーを拾い、レッドリボン軍本部へと向かいます。
悟空は一人でレッドリボン軍本部を壊滅状態にしました。最後ブラック補佐とレッド総帥は逃げますが、自分のためにドラゴンボールを集めていたレッド総帥に腹を立て、ブラック補佐は殺してしまいます。
そして強化された巨大モビルスーツに乗り込んだブラック補佐と悟空は戦い、悟空は倒れてしまいました。そこへハッチャンが現れブラック補佐を蹴り飛ばします。ブラック補佐は起き上がり、ハッチャンは自分の体を呈して戦いました。
ハッチャンの体は砕けてしまい、悟空の体から悲しみと怒りで燃え上がるようなパワーが溢れ出ました。そしてブラック補佐を倒します。そしてボロボロになったハッチャンの体を神龍に頼み元に戻してもらいました。
【動画】ドラゴンボール最強への道の感想
今回この映画を観て一番初めに思ったことは、“懐かしい~っ!”でした。
ドラゴンボール映画17作目となるのですが、内容が初期の頃なので何とも言えない懐かしさが込み上げてきました。
どちらかと言うと、16作目までは“カッコいい!”とハラハラドキドキで観ていたのですが、この劇場版『ドラゴンボール最強への道』は“にんまり”と見守るような気持ちで観ていたと思います。(笑)
というのも、悟空が今では当たり前の仲間と出会っていく様や、パオズ山から初めて出た悟空が雪や海に喜び、はしゃいでいる姿に自然と顔がにやけてきてしまうからです。(笑)
他にも、最近戦う敵は人間ではなかったりしますが、(笑)この頃は人間と戦っていたんだなぁと…。いろいろと感銘を受けました。
また今では考えられない、ブルマのお色気シーンもありました。
原作やアニメでもあったのですが、この映画のお色気シーンは少し過激かな…と思います(苦笑)特に悟空がブルマのパンツを脱がしてしまったところなどは“うわぁ~”と思ってしまうほどでした。
ブルマはベジータと結婚した今、この過去がベジータにバレてしまったら『カカロット~~っっ!!』と追いかけ回すこと間違いないですね。(笑)
そしてレッドリボン軍も登場するのですが、映画のレッドリボン軍は原作やアニメとだいぶ違った印象を受けました。ホワイト将軍は、アニメや原作とは全く違った描かれ方をしていて、ブルー将軍は大佐として登場し更に声優さんも変わっています。
他にも多々異なっているところがありました。原作やアニメと比べてどちらが良いと言う訳ではないですが、見慣れていたキャラが少し違うだけで、こうも印象が変わるんだなと思いました。そういった点から見ても楽しめる作品かもしれませんね。
今回もう一つ驚かされたのが映像です。内容は、“ドラゴンボールをリメイクするというコンセプトの元、原作コミックスの1巻~8巻までのエピソードをベースに再構成した物語を新規作画によって作成した作品”と言われています。
過去の内容を当時の最新技術で表現されたこの作品は、最近作られたと言っても通用するような内容&映像と言えるのではないでしょうか。
とても鮮明で、動きの一つ一つがとてもリアルに感じます。
個人的な感想ですが、悟空がレッドリボン軍本部を攻めて敵に追いかけられるシーンなどは、あの“スターウォーズ”が頭を過りました。(笑)
最初はコメディ要素も高く、後半はバトルシーンなどもあり最初から最後まで楽しめる映画だと思います!
【動画】ドラゴンボール最強への道の作品情報・登場人物
劇場版『ドラゴンボール最強への道』にはどんなキャラが登場するでしょうか。またいつ公開された作品なのか、ご紹介したいと思います!
登場キャラ
孫悟空 | 野沢雅子 |
ブルマ | 鶴ひろみ |
ウーロン | 龍田直樹 |
プーアル | 渡辺菜生子 |
ウミガメ | 郷里大輔 |
ヤムチャ | 古谷徹 |
亀仙人 | 愛川欽也 |
ナレーター | 八奈見乗児 |
レッド総帥、神龍 | 内海賢二 |
ブラック参謀、ホワイト将軍の手下 | 佐藤正治 |
ブルー将軍 | 島田敏 |
ホワイト将軍、巨大魚 | 掛川裕彦 |
メタリック軍曹 | 江川央生 |
ハッチャン | 飯塚昭三 |
作品情報
制作年 | 1996年3月2日 |
時間 | 80分 |
監督 | 山内重保 |
脚本 | 松井亜弥 |
主題歌 | 「DAN DAN 心惹かれてく」歌―FIELD OF VIEW (ZAIN RECORDS) |
劇場版『ドラゴンボール最強への道』は1996年3月2日に公開されました。
この映画が公開されて24年経ちますが、全く色あせることなく、最近公開されたと言ってもいいほど鮮明な映像で、面白い作品だと思います。
また、大人から子供まで幅広く楽しめる内容となっているのではないでしょうか。
久しぶりに“ドラゴンボール見てみようかな”と思っている方におススメな映画です!!
ぜひ機会がありましたらご覧になってみてはいかがでしょうか!!