動画|映画ドラゴンボールZ神と神のネタバレ感想|スーパーサイヤ人ゴットとビルス登場
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今回は、ドラゴンボール18作目となる映画『ドラゴンボールZ神と神』についてみていきたいと思います!
この作品は2013年に18年ぶりという長い時を経て公開されました。18年ぶりに18作目というのはこれまた偶然ですね。
そして多くの方が、またドラゴンボールを観られることに歓喜されたと思います。
この“神と神”では、本当にたくさんの見どころがあるのですが、超サイヤ人3以来の変身を観られる、そこが最大の見どころとなるのではないでしょうか。
しかもその変身は、神の域に達してしまうという今まででは考えられないスケールの大きさに、胸が高鳴りました。
また、いつものキャラたちも変わらず登場しますよ!
それでは詳しくみていきましょう!!
【動画】映画ドラゴンボールZ神と神のネタバレ
魔人ブウとの壮絶な戦いから4年後。遠い星々では只ならぬ事態に慌ただしくなっていました。
界王様のところで修行をしていた悟空は、界王様から聞くこの世で一番強いという破壊神ビルスに興味を持ちます。
ビルスの星では、ビルスが気になる事があると言い通常より早い39年で起きてきました。
“スーパーサイヤ人ゴッド”と戦う夢を見たビルスは、予言魚に39年前に予言したことを確認し、いることを確信します。そして界王様のところにいる悟空の元へと向かいました。
地球ではカプセルコーポレーションで皆が集まりブルマの誕生日会が行われています。
一方、界王様の星では界王様が大慌てで悟空を家の中へ隠しました。その時ウイスとビルスが現れ、“スーパーサイヤ人ゴッドを知っているか悟空に尋ねますが、知らないと言うと地球に行こうとします。
悟空はビルスを呼び止め「少しだけ力を見せてほしい」と言い、手合わせを願いました。が、悟空の拳は届くことなくビルスの軽い手刀で悟空はのびてしまいます。
界王様は、急いで地球にいるベジータにビルスが向かっていることを伝えました。ベジータは記憶の中のビルスに胸騒ぎを覚え、ビルスに警戒しながらもビルスの機嫌を損ねないよう立ち回ります。
それなのに、プリンを独り占めしたブウがビルスを怒らせてしまい、ビルスは地球を破壊しようとしました。その時、悟空が現れ”スーパーサイヤ人ゴッド“のことを神龍に聞きます。
お腹に赤ちゃんがいるビーデルを加え、サイヤ人皆で悟空を”スーパーサイヤ人ゴッド“にしました。髪や目が赤くなり、ゴッドの気を纏った悟空はビルスと激しい戦いを繰り広げ、その戦いは地底まで及びました。
そして激しさを増す戦いは次第に宇宙へと向かって行きます。気付くと悟空は超サイヤ人の姿で戦っていました。悟空は”スーパーサイヤ人ゴッド”の世界を自身に吸収していたのです。
そして悟空のかめはめ波に対し、ビルスは巨大な攻撃を仕掛けてきました。地球を背に悟空はその攻撃を押さえ耐えますが、堪えきれず一瞬怯んでしまいます。その時、皆の顔がよぎった悟空はその巨大な攻撃を消し去ってしまいました。
地球を破壊しようとするビルスは突然止めます。そして悟空に参ったと言わせ、地球に降りたビルスは小さな岩盤の一部を破壊しただけに止め、去っていきました。
【動画】映画ドラゴンボールZ神と神の感想
この映画『ドラゴンボールZ神と神』は、前作から18年経っての公開だったのですが、18年という時の間に映像の世界もだいぶ進んだなという印象を受けました。
動きがとても鮮明で、映像も透き通るような細かさを感じ、激しい戦いのシーンなどは風圧さえ体感してしまうのではないかと思う程です。
また内容も新しい世界に新しい存在と、とても爽やかなイメージで、その中でも“スーパーサイヤ人ゴッド”という新たな変身はとても衝撃的でしたね。
その昔、フリーザと戦い超サイヤ人になった時以来の変身で(サイヤ人2,3は除いて)この変身から新たな物語が生まれる予感もしました。
“破壊神ビルス”という、これまでの界王神や界王様とはまた違った神様が登場し、このビルスの底知れぬ強さにはワクワクした人も多かったと思います。
今回そんなイメージの傍ら、コメディ要素も随所に盛り込まれていました。
今では有名な『ベジータのビンゴダンス』はこの“神と神”の中でも目を疑う程ビックリしました。(笑)この他にビルスがブルマを叩いた時に、『オレのブルマを!』発言など、新しいベジータの一面を見ることができましたね。
私が個人的に気に入っているシーンは、ビンゴ大会の時にピッコロのビンゴカードはほとんど空いているのにも関わらず、なかなかビンゴしないというシーンです。一瞬の映像でとてもシュールなのですが、ピッコロ、ビンゴしかかってるし…と何故か印象に残りました。(笑)
他にも、悟空が界王様のところでビルスと戦った後に、ブルマの誕生日会の会場となるカプセルコーポレーションが写し出され、ドラゴンボールのキャラたちが登場するのですが、その場面もお気に入りの一つです。映像の綺麗さと、キャラの集合率の高さに、“これぞドラゴンボール!”という気分になりました。
また、ビンゴ大会でブルマは、景品のお城や飛行機など面倒だったらお金にしていいと言うのですが、現実ではあり得ないほどのブルマのお金持ちぶりは、観ているこちらも気持ちが良いほどですね。美人で頭が良く、お金持ち、旦那は強い、ブルマは全てを持っていて羨ましくなってしまいます。(笑)
今回の映画でいろいろなことも分かりました。界王様の星が何故小さいのかや、(実は昔ビルスがかくれんぼで負けた腹いせに破壊して小さくなった)惑星ベジータをフリーザに破壊させたのはビルスだったり、今までのドラゴンボールに繋がる内容となっていました。
この“神と神“は『ドラゴンボール超』の中でも触れています。映画と見比べてみても面白いかもしれません。
【動画】映画ドラゴンボールZ神と神の作品情報・登場人物・主題歌
映画『ドラゴンボールZ神と神』にはどんなキャラが登場するでしょうか。またいつ公開された作品なのか、ご紹介したいと思います!
登場キャラ
孫悟空、孫悟飯、孫悟天 | 野沢雅子 |
ブルマ、ブルマの母 | 鶴ひろみ、川浪葉子 |
ベジータ | 堀川亮 |
亀仙人、ベジータ王 | 佐藤正治 |
クリリン | 田中真弓 |
ピッコロ | 古川登志夫 |
ヤムチャ | 古谷徹 |
天津飯 | 緑川光 |
トランクス | 草尾毅 |
ビーデル | 皆口裕子 |
チチ、プーアル、マーロン | 渡辺菜生子 |
牛魔王 | 大友龍三郎 |
ミスター・サタン | 石塚運昇 |
ウーロン | 龍田直樹 |
ブウ | 塩屋浩三 |
18号 | 伊藤美紀 |
ピラフ、シュウ、マイ | 千葉繁、玄田哲章、山田栄子 |
バブルス | 藤本たかひろ |
デンデ | 平野綾 |
北の界王、ブリーフ博士 | 八奈見乗児 |
老界王神 | 田中亮一 |
キビト界王神 | 三ツ矢雄二 |
神龍 | 内海賢二 |
すし職人 | 軽部真一[フジテレビアナウンサー] |
白バイ警察官 | 松本薫 |
予言魚 | 中川翔子 |
ウイス | 森田成一 |
ビルス | 山寺宏一 |
ナビゲーター | [フリーザ]中尾隆聖 |
作品情報
制作年 | 2013年3月30日 |
時間 | 85分(特別版105分) |
監督 | 細田雅弘 |
脚本 | 渡辺雄介 |
OPテーマ | 「CHA-LA HEAD-CHA-LA」歌―FLOW |
EDテーマ | 「HERO~希望の歌~」歌―FLOW |
映画『ドラゴンボールZ神と神』は2013年3月30日にドラゴンボール映画18作目として公開されました。
原作者の鳥山明先生が初めてアニメシリーズに脚本の段階から深く関わった劇場公開作品で、コミックの原作と違わぬほど書き込んだ台詞入りプロットの中から、90%以上のストーリーと台詞が採用されているそうです。
また、「東日本大震災以降、悲惨な話じゃなくて、友情や仲間、コメディを盛り込んだ明るいポジティブな内容にしたい」という思いもあったようで、その通りに『神と神』はドラゴンボールの仲間の繋がりを再認識でき、今までに見たことのないキャラのコメディタッチな一面など、たくさんの面白いシーンが観られました。
そして、ドラゴンボール映画では珍しく、街の崩壊やパニック、民間人が死んでしまうシーンもありません。こちらも鳥山先生の強い要望だったそうです。
ハリウッドでの実写版のドラゴンボールにも思うところがあったようで…「原作者としての意地を見せたかった部分もある」と語っていました。(笑)
映画『ドラゴンボールZ神と神』!最初から最後まで見どころ満載です!
ぜひ機会がありましたらご覧になってみてはいかがでしょうか!!