フリーザの一族や家族の名前一覧|種族に女は?パパから兄弟とご先祖様まで!
ドラゴンボールの中でも知名度の高いフリーザ。
そんなフリーザの身内って?とふと疑問に思いました。なので、今回は『フリーザ一族や家族』について調査していきたいと思います!
実は、本編でも「パパ」なる人物は登場しました。名は「コルド大王」といい、体は大きくフリーザとよく似ています。
そして映画ではチルドが登場しました。こうしてみると、だんだんとフリーザの家系図が見えてきそうですね!他にもいるのでしょうか!?そして「ママ」や「女性」は存在するのか?とっても気になります。
そもそもフリーザ一族とはどんな種族!?
今回は本編だけでなく、可能な限りの登場人物を調べてみたいと思います!それではみていきましょう!
フリーザ一族や家族の一覧表|パパから兄弟とご先祖様まで
ここではフリーザに関する人物たちを表にしてみました。
名前 | 続柄 | 備考 |
フリーザ | 本人 | 『宇宙の帝王』と称され、界王たちすらフリーザの悪事を放置せざるを得ない。 |
コルド大王 | 父 | 一族の中でも特に戦闘力が高い突然変異。狂暴性や残忍性も極めて強いという。 |
クウラ | 兄 | 映画『とびっきりの最強対最強』に登場。4段階の変身のフリーザを超える5段階までの変身が可能。 |
チルド | 遠い先祖 | スピンオフ作品『エピソードオブバーダック』に登場。フリーザの遠い先祖。 |
フロスト | 第6宇宙の
フリーザ一族 |
『ドラゴンボール超』に登場。第6宇宙のフリーザ一族の戦士。 |
クリ―ザ | 同作者作品
『ネコマジン』 |
鳥山明の漫画『ネコマジン』に登場するフリーザの息子 |
現在にフリーザが存在しているということは、過去にはご先祖様がいても不思議ではありません。
そして・・・いました。(笑)
また、『ドラゴンボール』という漫画の枠を超えてしまいますが、同作者の作品になんと!フリーザの息子が登場するようです!
個人的にはここが一番驚きました。
次の項目ではもう少し詳しくキャラたちをみていきたいと思います!
それでは次からキャラを一人ずつみていきましょう。
フリーザの部下や一味をまとめた記事はこちら
フリーザ|悪の帝王
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) August 26, 2020
最初にフリーザ。彼は悟飯たちも向かったナメック星で初めて登場します。(漫画ドラゴンボール21巻247話)
ザーボンやドドリア他大勢の兵を従え、フリーザ軍の頂点に君臨し、悟空に敗れるまでは絶対的な力を持ち宇宙を支配していました。
登場した当時のフリーザの戦闘力は53万あり、それも変身前の戦闘力で、この数字がどれほど凄いかと言うと、当時の悟空が全力で闘っても足元にも及ばないぐらいの数字です。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) August 26, 2020
悟空がサイヤ人になれなければ『ドラゴンボール』の漫画は終了しちゃっていたかもしれません。
その脅威なるフリーザが今でも登場して観られるのは嬉しくもありますね。
そして特徴の一つとしてフリーザは、元の姿を含め4段階の変身をすることが出来ます。後に『ゴールデンフリーザ』という新たな変身も出来るようになりました。
変身に伴い、戦闘力もケタ違いに上がっていき、当時ドラゴンボール史上最強の敵だったことは言うまでもありません。
サイヤ人を恨み、トランクスや悟空に負け何度壊滅しても軍を維持できていることから、相当なカリスマ性を持っていると個人的には思っています。(笑)
フリーザは今でも悟空たちの敵に変わりはないのですが、最近は昔に比べたらあまりピリピリした緊張感がなく、悟空たちとの“距離が近い敵”?に変わってきたような気がしました。
それもこれも“第7宇宙の危機”のため、「力の大会」で一緒に闘った経験があるからかもしれませんね。(漫画ドラゴンボール超6巻~9巻)
コルド大王|フリーザのパパ
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) August 26, 2020
フリーザの家族、父親のコルド大王。
フリーザがナメック星で悟空に敗れ、復讐のため地球に行くのにコルド大王も一緒に向かいました。
コルド大王の外見はフリーザの変身前にソックリで、違いがあるとするならば大きさです。小柄なフリーザに比べ、圧倒的な大きさを持つコルド大王。
フリーザの第二形態に似た感じでしょうか。
コルド大王は、自分たちの一族が宇宙一でなければいけないと考えています。
「地球人などどうでもいいが超サイヤ人だけはかならず息の根をとめねばならん どんな手段を使ってでもだ 宇宙一の力を持つ者は かならず我が一族でなければならん」(漫画ドラゴンボール28巻330話)
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) August 26, 2020
という発言がありました。
ですが、この後フリーザはトランクスに切り刻まれてしまい、トランクスと向き合ったコルド大王は、
「やるではないか すばらしいぞ まさに想像以上だ……わが子フリーザをあの一瞬で消してしまうとは……」
「どうだフリーザのかわりにわが子にならぬか 宇宙一強いおまえこそわが一族となる資格がある この地球などよりもっとすばらしいすべての星もおもいのままとなる…」(漫画ドラゴンボール28巻332話)
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) August 26, 2020
と、トランクスのスカウトに入ります。(笑)
このコルド大王のセリフは本気で言っているのか、トランクスを油断させるためなのかはわかりませんが、もし前者であったならこの一族には情も何もないなと思いました。
息子がやられてしまったのに、あまりにも非情過ぎると思いませんか。この非情さが宇宙一と言われたフリーザ一族をつくりあげていったのかもしれませんね。
クウラ|フリーザの兄
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) August 26, 2020
クウラはフリーザの兄で、映画『ドラゴンボールZとびっきりの最強対最強』に登場します。
フリーザが悟空(サイヤ人)にやられたことで、一族に泥を塗ったサイヤ人への復讐を目的に地球にやってきました。
ここで注目したいところは、あくまでも“フリーザがやられたから”ではなく、“一族に泥を塗ったサイヤ人への復讐”なんですね。この一族の冷酷さがわかるような気がしました。
外見の特徴としては、通常でもフリーザの最終形態に相当する姿を持ち、さらにもう一回変身して戦闘力が上昇します。
性格は、フリーザのことを「まだまだ甘い」とみていることから、フリーザやコルド大王以上に冷酷さがあるように思いました。
またこのクウラも悟空に敗れ太陽まで吹き飛ばされるのですが、実は脳だけが宇宙空間を漂い、ビッグゲテスターに辿り着きます。
そしてメインコンピューターと融合することによってメタルクウラとして再生されました。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) August 26, 2020
それが映画『ドラゴンボールZ激突!!100億パワーの戦士たち』です。
このメタルクウラと闘う悟空たちを見ていると、メタルクウラの無敵感がハンパなくてドキドキしてきます。しかも大量。(笑)
この圧倒的な存在感を放つメタルクウラは必見ですよ!
チルド|映画のみのご先祖様
さっきからフリーザ…フリーザって…!!失礼な奴だね pic.twitter.com/YF05z0w89I
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) August 20, 2020
チルドは、スピンオフ作品『エピソードオブバーダック』に登場したフリーザの遠い先祖です。
悟空の父、バーダックは惑星ベジータと共に消滅したと思われたのですが、彼が目覚めるとそこは惑星ベジータと呼ばれる以前の惑星プラントでした。
そこをフリーザの先祖、宇宙海賊チルドが惑星プラントの侵略を企てていたのです。
フリーザが軍として成り立っているのに対して、フリーザの先祖チルドは宇宙海賊のリーダーという、規模が小さい印象を受けました。まだ宇宙を支配し始める前だからなのでしょうか。
だけど、そこはフリーザの先祖。冷酷さはフリーザに引けを取りません。また闘ったバーダックも「なんてパワーだ」と言うほど、力も相当強いようです。
外見は第一形態のフリーザに似た姿をしていて、フリーザより少し小柄な感じでしょうか。
また、オレンジ色でレスリングのレオタードみたいなのを着て?います。
性格や口調はフリーザと似ていて、感情的になると乱暴な話し方になるようです。
バーダックを圧倒する力を見せますが、超サイヤ人になったバーダックに返り討ちにされてしまいました。(どこかで見たパターンですね)
チルドは一族に向け「金色に変化するサイヤ人に気をつけろ」と遺言を残し、それがフリーザ一族に語り継がれることとなります。
金色に変化する…サイヤ人には気を付けろ pic.twitter.com/kpcJL9ioXM
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) August 20, 2020
フリーザがサイヤ人を鬱陶しく思っていたのにはこんな理由があったのですね。
こうしてみると、サイヤ人とフリーザ一族は昔も今も、切っても切れない縁なのだろうとつくづく思いました。
フロスト|別宇宙のフリーザ種族
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) August 26, 2020
『ドラゴンボール超』で登場したフロスト。
ドラゴンボールンの世界では、宇宙が12個あり、悟空たちのいる世界が第7宇宙で、対関係にあるのが第6宇宙です。
第7宇宙に悟空たちサイヤ人がいるように、第6宇宙でもサイヤ人やナメック星人がいて、フリーザと同じ種族のフロストもいました。
フロストが初めて登場したのは、第7宇宙と第6宇宙の格闘試合です。(漫画ドラゴンボール超7話)
外見はフリーザによく似ていて、一目で“これは第6宇宙のフリーザだろう”とわかるような容姿をしています。
ですが、最初のフロストの印象には度肝を抜かれました。
リングに上がり、対戦相手の悟空に「よろしく!」と握手を求めたのです。そして「お互いベストを尽くしてがんばりましょう!」と言うではないですか。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) August 26, 2020
あの“フリーザ”を連想していると、やられます。(笑)フリーザからは絶対に聞くことはできない言葉ですね。
けれど、やはりと言うのかさすがと言うのか、フリーザと同種なだけあってとんでもないヤツだったのです。
体に細工して針のようなものを忍ばせそれを試合中に使用し、悟空とピッコロに勝ちました。
その異変をジャコが見破った際には「…ちっ ばれちゃしょうがない 殺されなかっただけでもありがたいと思えよ……」の捨て台詞。
紳士どころか卑怯極まりない行為です。怒ったシャンパには
「賞金も出ないような試合を早く終わらせたかっただけだ」と言い、ある意味では我々の期待を裏切らないフロストでした。
また最初は人を欺くような性格をしていた分、フリーザより質が悪いかもしれません。
クリーザ|番外編のフリーザの息子
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) August 26, 2020
クリーザは本編『ドラゴンボールシリーズ』から少し離れてしまうのですが、同作者の漫画『ネコマジン』に登場するフリーザの息子です。
外見はフリーザに似ていますが、角がなく後頭部が尖っています。
正直、この漫画はドラゴンボールではないのでご紹介するのに迷いましたが、ドラゴンボールなどのパロディが取り込まれているようなのでご紹介しました。
この作品について、作者の鳥山先生の「掟破りでやっちゃいけないことなんだけど、どうもアイデアが浮かばず自己作品のパロディ的なことでうまくお茶を濁して終わらせようという感じだった」という発言を見て、無関係ではない!と思ったのです。
というより寧ろ、超絶見てみたくなりました。(笑)
フリーザの息子が登場なんて絶対面白い感じしかしません!本編にも登場してくれないでしょうか。
フリーザの種族の女はいないの?母親は!?そして種族は何?
ここで最大の疑問です。「パパ」コルド大王がいるということは、「ママ」がいてもいいのではないだろうか?ということです。
しかし、何度調べてもフリーザの“母親”らしき者は登場しません。
そこで、私なりにいろいろなことを組み合わせて考察してみました。
まず最初に注目したのは、フリーザ軍にある再生装置です。フリーザは、悟空にナメック星で敗れたとき体の大部分を失っても生きていて、ツギハギながら元の姿に戻りました。(アニメドラゴンボールZ第119話)
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) August 26, 2020
次に、フリーザ軍の残党により地獄からバラバラの状態で生き返ったフリーザは、再生装置でまたしても見事元の体に戻ります。(アニメドラゴンボール超第19話)(映画『復活のF』)
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) August 26, 2020
このことからフリーザ軍の装置に頼れば、フリーザを作ることも可能ではないか?と思ったのです。
言うならば、フリーザ一族では生まれるという観念がなくて、一族の細胞を取り入れながら作られるという感覚なのではないかと…。
そうすれば、フリーザ軍に女性がいなくても成立するのではないでしょうか。
また、種族的にもこうして保たれてきたのではないかと考えました。
コルド大王にとって、クウラやフリーザは子供的存在として作られ(跡継ぎ)、フリーザにとっては、「パパ」的存在なのだと思います。
なのでフリーザ達は、身内がやられてもさほど気にせず、どちらかと言えば「一族のプライド」のために行動している節があるなとも感じました。
(漫画ドラゴンボール28巻330話)( 映画『ドラゴンボールZとびっきりの最強対最強』)
あくまでも個人的推測です。
まとめ
今回はフリーザ一族について調査してみました。
意外にいるようでいない、いないようでいる、フリーザの身内たち。
調べていて思ったことは、総じて皆冷酷そうだ…ということです。(笑)
名前もフリーザ筆頭に冷たそうな名前ですよね。フリーザは冷蔵庫、コルドは冷気、クウラはクーラー、チルドは冷却、フロストは霜、クリーザは?などと言われたりしています。(中には諸説あったりするものもあるようですが…)
とにかく『冷たい』イメージが強いです。冷酷で背筋も凍るような恐怖を植え付けるフリーザ一族にはピッタリの名前だと思いました。
またフリーザ一族が一同に揃ったらとても迫力がありそうですね。一つの物語ができちゃいそうです!ドラゴンボールシリーズに登場するフリーザたち。
機会がありましたら是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか!!