ドラゴンボール|天使とは?全12宇宙キャラ一覧と意外な日常|名前・声優・由来・関係性まとめ
ドラゴンボールにはこれまでにたくさんのキャラが登場しました。人気があるキャラもいればそうでないキャラも…。
そして『ドラゴンボール超』になってまた新たなキャラがたくさん仲間に加わります。特に『宇宙サバイバル編』ではとんでもない数の新キャラが登場しました。
こちらの記事では、その中の天使についてみていきたいと思います!
ドラゴンボールの世界の宇宙は、悟空たちがいる宇宙だけではありません。実は他に11個の宇宙が存在しています。悟空たちがいる宇宙は第7宇宙。そしてウイスという天使がいます。
12個の宇宙に対して天使が12人。
各宇宙に一人の天使が存在しているのです。
そしてその天使たちの頂点にいるのが大神官。このキャラもドラゴンボール超からの登場でした。
天使はなんとも不思議な存在で、これまでドラゴンボールに登場したキャラにはない立ち位置にいて、実力があるのに闘わなという謎多きキャラ。
彼らは一体どんな存在なのか!?詳しくみていきましょう!
まずは一覧表をチェックし、天使とは?どんな存在なのかを把握してから個々の天使について触れていく流れになってます。
ドラゴンボール天使の一覧表
どんな天使たちがいるのでしょうか!? 12宇宙の天使たちを表にしました!
※ それぞれのキャラの詳細については後半に記載
宇宙名 | 名前 | 備考 |
第1宇宙 | アワモ | 至高の宇宙 |
第2宇宙 | サワア | 優しさの宇宙 |
第3宇宙 | カンパーリ | 精神の宇宙 |
第4宇宙 | コニック | 陰謀の宇宙 |
第5宇宙 | クカテル | バランスの宇宙 |
第6宇宙 | ヴァドス | 挑戦の宇宙 |
第7宇宙 | ウイス | 我々の宇宙 |
第8宇宙 | コルン | 勤勉の宇宙 |
第9宇宙 | モヒイト | 姑息な宇宙 |
第10宇宙 | クス | マッチョな宇宙 |
第11宇宙 | マルカリータ | 正義の宇宙 |
第12宇宙 | マティーヌ | 究極の宇宙 |
上記の表で登場する天使はドラゴンボール超から!今なら電子版の場合はカラーも登場してます。
ドラゴンボールの天使とは?
天使の存在
ドラゴンボールに登場する天使は『ガイド』や『天使』と呼ばれていて、各宇宙の破壊神の付き人としてサポート的な仕事をしています。各宇宙に派遣されている感じですね。
天使の能力は非常に高く、特殊な超能力を使ったり破壊神より戦闘力が高いなんてことも。普段は破壊神の身の回りのお世話から、破壊の代行をしたり星々の移動をしたりしています。
また、ビルスは自身に付いている天使、ウイスのことを『師匠』と言っているシーンもありました。(漫画ドラゴンボール超1巻4話)
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
天使が派遣されているとわかる場面も。
『力の大会』では敗退した宇宙は神すらも消されるという中で、天使は消されることはありませんでした。これは天使が、全王・大神官側の立場だからです。
ウイスも「わたしはあちら側から派遣されたただのガイドですからねぇ」なんて言っているシーンもありました。(漫画ドラゴンボール超6巻30話)
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
天使の日常
そもそも生死などがあるのかさえ不明ですが、天使は長生きだと思われます。そんな天使の日常は、なんと・・・・!
眠ることがないのです。年中無休の開店状態だそうで。(笑)
しかし、天使は仕える神が死ぬと次の神が現れるまで機能を停止してしまうそうです。
何だかとても極端な感じがしますね。
天使の特徴・構成
大神官を合わせ、13人の天使がみな青白い肌の色をしています。
そして共通して
- 白い髪
- 青い輪
- 先端に球体がついた杖
を持っているのですが、ここからが衝撃事実。
天使は全員兄弟なのです!! しかも大神官は天使たちの父親!!
一族で天使をやっているということ!? それとも何か特別な関係なのでしょうか。天使、ますます不思議な存在に感じてきました。
天使の掟
天使には『ドラゴンボール超14巻』までに判明している掟が2つあります。
①『天使は常に中立の立場』
これはこんなセリフからも読み取れます。
以前、悟空が大神官に会う時に「ブラックの事も相談したら倒してくれんじゃねぇのか?」とウイスに言うと、「残念でした 私たち天使は常に中立 決して闘うことはありません」と言いました。(漫画ドラゴンボール超3巻18話)
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
また天使たちの父親でもあり、全王の側近でもある大神官も「我々天使は常に中立でなくてはなりません」という言葉を残しています。(漫画ドラゴンボール超12巻55話)
善悪どちらかに肩入れをしてはいけないのです。
②『天使は闘ってはいけない』
2つ目に天使は闘うことは禁止されています。稽古(修行)をすることは許されているようですが…。
天使の力を使ったり闘って掟を破ってしまうと、跡形もなく消滅してしまうのです。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
見習い天使だったメルスはモロと闘った時に天使の力を使ったことにより掟を破ったとして、一度消滅してしまいました。
ウイスが普段、悟空やベジータにしているのは”稽古”であり、決して闘っているのではないのです。
掟を破った天使は“消滅”というのは、天使が消えてなくなる唯一の事例だそう。ウイスは天使とはそういう生命体だとも言っていました。(漫画ドラゴンボール超12巻55話)
天使たちがそれぞれいる宇宙とは?
最初にこの天使たちがいる宇宙について少し触れてみたいと思います。この第1宇宙から第12宇宙、実は『対』にもなっているんですよ。それは表と裏があるように…。
- 第1宇宙と第12宇宙
- 第2宇宙と第11宇宙
- 第3宇宙と第10宇宙
- 第4宇宙と第9宇宙
- 第5宇宙と第8宇宙
- 第6宇宙と第7宇宙
これらの対の宇宙は、ほとんど同じで言わば双子のような関係なのです。ちなみに悟空たちがいるのは第7宇宙。なので、第6宇宙と対の関係にあります。
もうお気付きの方もいると思いますが、”足して13になる数字の宇宙同士”が対になっています。
宇宙にもレベルがある?悟空たち第7宇宙は格下!?
またこの12個ある宇宙にはレベルがあります。
宇宙の存続を懸けた『力の大会』では断トツで第1宇宙のレベルが高く、次に第12宇宙、第5宇宙と第8宇宙が人間の平均レベルが7以上で出場が免除されました。
悟空たち第7宇宙は星の平均レベルが3.18で下から2番目だそうです。ですが、力の大会後は下から3番目に上がりました。
宇宙レベル
【宇宙順】 | 【宇宙名】 |
1番目 | 第1宇宙 |
2番目 | 第12宇宙 |
3番目 | 第5宇宙 |
4番目 | 第 8宇宙 |
5番目 | 第11宇宙 |
6番目 | 第2宇宙 |
7番目 | 第3宇宙 |
8番目 | 第10宇宙 |
9番目 | 第4宇宙 |
10番目 | 第6宇宙 |
11番目 | 第7宇宙 |
12番目 | 第9宇宙 |
天使たちの正体!?現状分かる7つの状況
結論から言って今のところわかりません。ただ現在わかっていることをまとめてみると・・・
天使の正体は?
- 破壊神の付き人(サポート)
- 『ガイド天使』として派遣されている
- 天使は眠らない
- 使える神がいないと機能を停止する
- 天使は全員兄弟で大神官は父親
- 常に中立の立場
- 決して闘ってはいけない(天使の力を使ってはいけない)
破壊神のサポート的なことをしているのを見ていると、何となく天使は穏やかなのかなというイメージがあります。
しかし、常に中立の立場というのは時と相手によっては冷たく、または残酷な状況になるのではないだろか…と個人的には思いました。
だからこそ、”中立の立場”なのですが。(笑)
天使は特殊な力と、どのぐらい強いのかさえわからないほどの戦闘力があるようで。
ここが凄く気になります。
破壊神より強いウイス、ウイスより強い大神官。一体どれほど強いのでしょうか。
他にもどんな能力があるのでしょう。これからの天使たちの活躍に注目していきたいと思います!!
ドラゴンボール超から登場の天使とは?死ぬと頭に天使の輪がつくけど関係あるの?
天使は皆、青白い輪が首のあたりにあります。この輪は何なのでしょうか。ここではその輪について考察してみたいと思います。
ウイスや大神官などを見た時に目につくのが顔のあたりにある『青い輪』。これは天使全員同じ位置について(浮いて)います。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
肩の上と言うのでしょうか、首のまわり、人によっては顔の周りと言うかもしれません。とにかく皆同じ位置に輪があります。
ただ、大神官だけは頭の真後ろに輪が立つような形で浮いているのです。これは明らかに一人だけ違うので、身分によって輪の位置が違うのだと思いました。
さて、この輪にどんな意味があるのか!
と知りたいところですが、今のところ輪についての詳細は見つけられませんでした。また、輪を使った技なども特に見られないのであまりこの輪に意味はないのかもしれません。
強いて言えば、『天使の証拠』と言ったところでしょうか。
『輪』といえば、実は悟空も過去にあったことを知っていますか?
悟空は過去に二度死んでいます。一度目は兄・ラディッツと闘った時。二度目はセルの自爆に巻き込まれて…。
その時、悟空の頭上には黄色の(金色?)輪がありました。大きさは頭ぐらいの大きさです。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
この輪は死んだら頭の上につくモノだそうで…。
悟空はセルの自爆で死んだ後に一日だけ生き返って天下一武道会に出場したことがあります。
その際に女性アナウンサーにどこから来たかとインタビューをされた時のシーンでの悟空の返答が「オラはあの世からだけど」。
すると女性アナウンサーは「頭の上にあるのは変わったアクセサリーですね」と言い悟空の返答が「あ これ? これはさあ かざりじゃなくて死ぬと……」と答えています。(漫画ドラゴンボール36巻431話)
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
このことからドラゴンボールの世界では死ぬと頭の上に輪が浮くようですね。力の大会に出場するために、地獄から出てきたフリーザの頭上にも輪がありました。
ここで比べたいのが、以下の2点
- 天使が身にまとっている『輪』
- 悟空たちが死んだ後に頭上に浮かぶ『輪』
これには同じ意味があるのでしょうか。実は個人的にひょっとしたら!と思ったことがあります。
先ほどは『天使の証拠』ではないか?と考察した天使たちの輪なのですが、天使たちの存在に少し注目してみてください。
彼らは眠らない、つかえる神がいないと次が現れるまで機能を停止する、何だかこれだけ見ると生命として存在しているようには感じなくなってきませんか?
悟空が死んでいたあの世の過ごし方と変わらないような気がしてきます。
これはあくまでも個人的な考察なので真相はわかりませんが、天使の特性などを見ていると、現実離れした印象を受けるので、『輪』には案外”あの世”と通ずるものがあるのかも!?しれませんね。
銀河パトロール隊メルスも天使だった!ウイスとの関係性は?
不思議な存在の天使。天使を知れば知るほどどんどん不思議になってくるという(笑)天使ですが、実は銀河パトロールにも天使がいたのです!
どういうことなのでしょうか、詳しく見ていきましょう!
メルスが天使だと発覚するまで
『ドラゴンボール超・銀河パトロール囚人編』では“星食いモロ”というとんでもない凶悪犯を捕まえるために、銀河パトロールのメルスを筆頭に悟空やベジータがモロ捕獲に参加することになりました。
メルスは悟空たちの目の前に現れた時から、普通の人ではない動きを見せます。ベジータもメルスの実力にはいち早く気づきました。
そんな中でどんどん力をつけていくモロに悟空たちは手も出せなくなっていきます。そこで悟空は実力を隠しているであろうメルスに手合わせを頼みました。
「やっぱり思った通りだ」と言い、悟空は改めてメルスに修行を頼みます。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
悟空は『身勝手の極意』を完成に近づけるには、メルスに修行してもらうことが必要だと考えてのことでした。
二人は離れた場所で修行をします。修行の中でメルスは「迷いが晴れた」と言い、精神と時の部屋に悟空を連れて行きました。「私が全力を出しても外にはバレませんから」と言うメルス。
激しい修行を続ける二人。両者全力で最後の手合わせをしようとした時でした。二人は突然外に出てしまします。「はい そこまでです」そこにはウイスの姿がありました。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
- メルス「お…お兄さま」
- ウイス「メルスさん お久しぶりです」
- メルス「やはりお気づきでしたか…」
- ウイス「天使同士で隠しごとなど…不可能ですよ」
メルスが天使だと発覚した瞬間でした。
実は悟空が知る前に!?メルスが天使だと発覚したシーン
悟空はこの時メルスが天使だと知ったのですが、遡ること少し前…。ウイスは大神官のところを訪れていました。『天使の掟』の確認にやってきたのです。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
大神官はメルスのことだとわかっていました。「私が見習い天使であるメルスさんを第7宇宙に派遣したのは世界を知り広い視野を身につけさせるためです」と言います。
ウイスも大神官も、メルスが悟空に稽古をつけていることを知っていたのです。
本来、天使は中立でなければいけないのに、メルスは偏りが出ていて掟を犯しかねない、メルスの下界への派遣は中止…と大神官が言ったところでウイスが言いました。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
「メルスさんの処遇を私に預けていただくことはできませんでしょうか」
これにより、メルスの管理はウイスがすることになったのです。そして下界に派遣されていたメルスは派遣の中止を言い渡され、銀河パトロールの恰好から天使の姿となりました。
ウイスとメルスの関係
只者ではないと思われていたメルスでしたが、まさかの天使でした。しかも普通の天使ではなく、『見習い天使』。
これまで登場した天使で、見習いというのはメルスが初めてでした。各宇宙に一人の天使、第7宇宙にはウイスがいます。
メルスは、世界を知り広い視野を身につけさせるために大神官が第7宇宙へと派遣しました。そして銀河パトロールへの入隊は善の側面を見るということで入隊したようです。
考察になりますが、このことから普段ウイスとメルスは頻繁に交流しているわけではないのかなと思いました。
あくまでもメルスは大神官から第7宇宙へ見習い天使として派遣されているだけで、ウイスの指示や管理ではなかったと思われます。
それにはウイスのこんなセリフからも。「メルスさんお久しぶりです」「これよりあなたの身分は私の預かりとなります」(漫画ドラゴンボール超12巻55話)
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
見習いと言ってもメルスは天使で「お兄さま」と言っているのでウイスと面識はあるようですね。
そしてメルスはモロと闘うまではウイスと行動を共にするのですが、その光景はまるで上司と一緒にいる部下のような感じでした。(笑)
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) April 2, 2021
またその様子は恰好にも。同じ天使としてウイスとメルスは似たような恰好をしていますが、若干違いがあります。
天使たちの服には細長い前掛けみたいのがあります。どの天使にも細長い長方形のマークの下に〇や▽、♢など様々な記号らしきものが付いているのですが、メルスにはそういった記号は付いていません。
これは天使と見習い天使の違いを表しているのでは?と思いました。
ざっくりまとめると・・・
- ウイスとメルスは同じ天使。兄弟。
- メルスは大神官が派遣している
- 問題を起こしそうなメルスをウイスが預かった
個人的意見ですが、上記でも述べましたがメルスとウイスの関係は、普段からそんなに深い繋がりがあるような印象は受けませんでした。
ウイスが天使として見習い天使を指導しているという、そんな感じでしょうか。
参考⇒12の天使も集まる力の大会はドラゴンボール超6巻から!今なら電子版限定でカラーも登場してます!冒頭お試し数ページみれますよ
12の天使をまとめる大神官と全王
天使は特殊能力を持ち、戦闘力も破壊神より凄い者がいることがわかりました。しかし! その超人のような天使をはるかに上回る存在がいるのです! その名は大神官と全王。
この二人についてみていきたいと思います!
まず簡単な天使から上の相関図をみてみましょう!
全宇宙の頂点に君臨しているのは全王!!
12個ある宇宙の頂点にいるのが全王。神々や天使、大神官の上に立つ存在です。全王には常に二人の付き人がいます。
全王に対して界王神も破壊神も頭が上がらない存在なのですが、誰とでも気さくに話す悟空は気に入られ友達に。悟空は『全ちゃん』、全王は『悟空』と呼び合う仲になりました。
そして全王の実力はと言うと…とんでもない能力を持っています。それは消滅の能力。何せ、宇宙を一瞬で消してしまうことが出来るのですから…。次元が違いますね。
『未来トランクス編』や『宇宙サバイバル編・力の大会』で全王の能力が描かれていますよ。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
性格はというと、とても純粋で子供のようなしゃべり方をし、一見可愛らしい印象も受けます。
しかし! 消滅させる能力を持つ全王。時折見せる冷たい口調は周りの者をヒヤッとさせます。
こんな場面も。悟空と会った時の全王は大はしゃぎでした。悟空に「遊ぼうよ!」と話しかけます。悟空は「それだけでオラを呼んだわけ?」と言うと全王は「わるい?」と言いました。
その言葉に一緒にいた界王神はフォローを入れると、全王は「黙ってて」と冷たい顔で言います。
その後も何も気にせず話す悟空に付き人たちは見ていられなくなり、「お…おのれ! 口の利き方に気をつけろ!!!」と怒鳴ってしまいました。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
すると、それまで悟空とニコニコしながら話していた全王は、またしても真顔になり「うるさい 消しちゃうよ」の一言。(漫画ドラゴンボール超3巻18話)
可愛らしい姿や話し方からはとても想像できないようなこの表情が、全王の怖さの全てを物語っているなと思いました。
大神官は天使たちの父親!?
大神官は全王の付き人同様、全王の側近にいる天使で、全王に関することに携わった職務のようです。
全王の代弁をしたり、天使や破壊神、界王神に招集をかけたりと、まとめたり指示を出したりする姿が度々見られました。また力の大会ではリングを作ったりもしています。
実力は全王の側近の天使だけあって、相当な実力の持ち主。悟空は大神官の第一印象を「あの人ああ見えてなかなか強そうな感じだな」と言いました。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
その言葉に対してウイスは「よくわかりましたね 私の知る限りこの世界で最強なのがあの大神官様ですよ」と発言しています。
また「私でさえ足元にも及ばない」とも。(漫画ドラゴンボール超3巻18話)
相当な強さだと思われます。(笑) 只でさえウイスの強さが計り知れないのに、それ以上だと言われてしまうと、もう想像の域を超えてしまいますね。
そんな大神官の姿は天使と同じく青白い肌をして、輪があります。ただ、その輪は他の天使たちと違って、頭の後ろに浮く形に。
背格好はあまり大きくなく、どちらかと言えば小柄です。性格はとても丁寧な話し方で誰に対しても常に敬語。また対応もとても丁重です。
ウイスや他の天使にも敬語で話す大神官ですが、なんとこの大神官、実は天使たちの父親でもあるのです!!
それはこんな場面からわかりました。『未来トランクス編』での出来事です。
— DBP公式デザイン課 (@dragonballpress) January 28, 2021
悟空は未来に行き、ザマスで溢れかえってどうしようもなくなった世界に未来の全王を呼びます。そして全王は未来の世界ごと消してしまいました。
その未来の世界で一人浮かんでいた全王を迎えに行き、現代の全王のところに連れていきます。それは以前、全王に友達を連れてくると約束をしていたからでした。
そして全王を連れて行った時です。大神官がウイスに聞きました。
- 大神官「ウイスさんあなたのお考えですか?」
- ウイス「いいえ孫悟空さんの仕業です」
- 大神官「そうですか 第7宇宙がうらやましいですね」
- ウイス「よかったら遊びにきてください ……お父様」
まさかの『お父様』発言で発覚!
天使、大神官はみな年齢を感じさせないキャラなのでまさか親子関係にあるとは思いもしませんでした。また天使たちの話し方や態度からも、兄弟や親子とは結び付かなかったです。
次は各宇宙の天使たちにスポットを当ててみましょう!!
ドラゴンボール天使<第1宇宙>アワモ
名前 | アワモ |
由来 | 泡盛 |
声優 | ― |
第1宇宙のガイド天使アワモはふくよかな風貌をしています。温厚さと崇高な精神を持ち合わせていてレベルが高く、すべてを見通すことが出来ると言われています。
宇宙レベルも断トツに高いと言われているのも納得ですね。彼女の存在の影響もあるのかもしれません。第1宇宙は至福の宇宙とも言われています。
見るからに優しそうで、争いなども無縁のような印象を受けました。
名前の由来は沖縄の有名なお酒『泡盛』からきているようです。
声優
どうやらアワモはアニメでセリフがなかったようで…。声優さんの名前は出てきませんでした。ですが温厚そうな顔を見ると、優しい声が聞こえてきそうですね。
第1宇宙の破壊神はイワン 界王神はアナト
ドラゴンボール天使<第2宇宙>サワア
名前 | サワア |
由来 | サワー |
声優 | ― |
第2宇宙のガイド天使であるサワアは、長髪の青年の姿をしていて知的な性格です。界王神のペルが鍛え上げた腕力を自慢しているのとは対象的にマッチョが苦手。
力の大会では大会の様子を天使の杖を通して自分たちの宇宙に中継していました。ちなみに第2宇宙は優しさの宇宙と言われています。
見た目は天使の中で一番美男子なのではないでしょうか。この宇宙の破壊神ヘルスは美しいものを好みます。第2宇宙は『美』にこだわりがあるのかも!?
名前の由来はレモンサワーなどの『サワー』からきているようです。
声優
サワアもアニメではセリフがなかったようです。声優さんは見つかりませんでした。一言もしゃべらなかったサワア。セリフがあったらどんな声になったのでしょうか。とても気になりますね!
第2宇宙の破壊神はへレス 界王神はペル
ドラゴンボール天使<第3宇宙>カンパーリ
名前 | カンパーリ |
由来 | カンパリ |
声優 | 島田敏 |
第3宇宙のガイド天使はカンパーリ。男性の姿で高い鼻が特徴。彼は第3宇宙の破壊神モスコの声(電子音)を言葉として理解し、通訳することができます。
漫画では全王の不興を買ったモスコの失言をフォローし、「嘘も方便ですよ」と言う場面もありました。(漫画ドラゴンボール超5巻28話) 精神の宇宙と言われています。
出来る男なのでしょうか。天使全般に言えることですが、腹の底が全く見えなくて少し怖い気もしてきますね。
名前の由来はイタリア生まれの赤いリキュールのひとつ『カンパリ』から。よくカンパリソーダやカンパリオレンジなどで知られています。
声優
カンパーリの声を演じたのは、島田敏さん! 島田さんはドラゴンボール以外にもたくさんの作品に出演しています。作品には、
- 『ちびまる子ちゃん(3代目さくら友蔵役)』
- 『ドラゴンボール超ブロリー(ブロリー役)』…
などたくさんの作品があります。
同じドラゴンボールでも、天使のカンパリとあのブロリーが同じ人の声なんてビックリですよね!
第3宇宙の破壊神はモスコ 界王神はエア
ドラゴンボール天使<第4宇宙>コニック
名前 | コニック |
由来 | コニャック |
声優 | ― |
陰謀の宇宙と言われている第4宇宙のガイドはコニック。洞察力に優れた有能な天使で、大きな前髪が目立つ男性の容姿をしています。第4宇宙の監視役のような存在。
力の大会で第4宇宙が消滅した際は特に反応することはありませんでした。コニックの第一印象は冷静そうでした。これもまた天使全般に言えることですが…。(笑)
名前の由来は『コニャック』から。コニャックはフランスにある同名の街、コニャックから名付けられたブランデーの一種です。
声優
コニャックもアニメでセリフはなく、声優さんは見つかりませんでした。セリフがあったらどんな声をしているのでしょうか。私は外見から知的な感じの声を想像しました。
第4宇宙の破壊神はキテラ 界王神はクル
ドラゴンボール天使<第5宇宙>クカテル
名前 | クカテル |
由来 | カクテル |
声優 | ― |
第5宇宙の天使ガイドはクカテル。バランスの宇宙と言われています。クカテルは優秀な界王神と破壊神を見守りながら、自らも二人の優秀さから学ぼうと努めています。
外見は厳つい巨漢のような姿なのですが、女性タイプの天使。正直、私は最初見た時に男性タイプの天使かと思いました。(笑)。ですが、厳つさとは別に優しさも備わっていそうです。
名前の由来は『カクテル』から。カクテルはベースになるお酒にジュースやお酒などを混ぜたアルコール飲料。
声優
クカテルもアニメでセリフはありません。勝手な想像ですが、大きな身体をしているので声量のある声をしていそうなイメージです。オペラ歌手を想像しました。
第5宇宙の破壊神はアラク 界王神はオグマ
ドラゴンボール天使<第6宇宙>ヴァドス
名前 | ヴァドス |
由来 | カルヴァドス |
声優 | 山口由里子 |
第6宇宙のガイド天使はヴァドス。外見はロングのポニーテールの髪型をしています。ヴァドスはシニカルで棘のある物言いをすることがありますが、いつも破壊神シャンパを優しくたしなめているイメージがあります。第6宇宙は挑戦の宇宙。
第7宇宙のガイド天使であるウイスの姉。1000年前はウイスの武術の師匠で、本人曰く現在もウイスより少し強いと発言していますが、ウイスは否定しているので本当のところはわかりません。(笑)
名前の由来は『カルヴァドス』から。リンゴを原料とする蒸留酒で、フランスのノルマンディー地方で造られた物のみカルヴァドスを名乗ることができるようです。
声優
ヴァドスの声を演じたのは山口由里子さん! 山口さん、ドラゴンボール以外でもたくさんの作品に出演されています。
- 『新世紀エヴァンゲリオン(赤木リツコ役)』
- 『ONE PIECE(ニコ・ロビン役)』
…など他多数
どの役の声もすぐに頭の中に再現されてきますね。こうして見ると、芯がある女性の役のイメージが強いのかなと思いました。
第6宇宙の破壊神はシャンパ 界王神はフワ
ドラゴンボール天使<第7宇宙>ウイス
名前 | ウイス |
由来 | ウイスキー |
声優 | 森田成一 |
第7宇宙のガイド天使はウイス。ドラゴンボールでは一番お馴染みの天使ですね。飄々とした性格で地球の美味しいものが大好き。地球の美味しいものと引き換えに悟空やベジータに修行を付けています。第7宇宙は我々の宇宙。(笑)
外見は青年の姿をしていますが中性的な顔立ちをしていて、また話し方なども中性的で最初はとても不思議な印象を受けました。
名前の由来は『ウイスキー』から。ウイスキーは蒸留酒の一つです。
声優
ウイスの声を演じたのは森田成一さん! ウイスの声が独特で頭の中に残ってしまいそうですが、他にもこんな作品などに出演されています。
- 『キングダム(2012年-2021年信役、田慈役)』
- 『学園BASARA(前田慶次役)』
…など他多数
実は森田さん、アニメ『ドラゴンボール超』で登場した複製ベジータの声も演じています。紫色のベジータ。これにはびっくりしました! (アニメ・ドラゴンボール超44~46話)
第7宇宙の破壊神はビルス 界王神はシン
ドラゴンボール天使<第8宇宙>コルン
名前 | コルン |
由来 | コルン |
声優 | ― |
第8宇宙のガイド天使はコルン。外見は短髪の青年の姿をしています。思い込みが激しく自己主張が強い天使。自分が良いと思ったことは我先に主張します。第8宇宙は勤勉の宇宙。
ドラゴンボール超6巻ではウイスがコルンのことを『お兄様』と呼んでいる場面もありました。
(29話) また、お父様…いえ大神官様と言い直したことからも、大神官の息子だと言うことがわかります。
名前の由来はお酒の『コルン』から。主にドイツ西部で生産される蒸留酒の一種です。
声優
コルンもアニメではセリフがありません。漫画ではやはりコルンも天使特有の丁寧な話し方で、きっと声にしたらさらっとした綺麗な声なのでは?と思いました。
第8宇宙の破壊神はリキール 界王神はイル
ドラゴンボール天使<第9宇宙>モヒイト
名前 | モヒイト |
由来 | モヒート |
声優 | ― |
第9宇宙のガイド天使はモヒイト。第9宇宙は姑息な宇宙と言われています。モヒイトの外見は優男のような男性の姿で、知的な天才児タイプです。
ダメな破壊神と界王神に呆れていて、二人を冷たいまなざしで見つめていました。第9宇宙が力の大会で消滅した際は悲しむことなく、「順当なんですけどね」と平然とした表情で割り切ります。
名前の由来は『モヒート』から。ラムをベースとしたカクテルの一種。
声優
モヒイトの声を演じたのは緑川光さん! 緑川さんもたくさんの作品に出演されています。
- 『新機動戦士ガンダムW(1995年-1996年ヒイロ・ユイ役)』
- 『GTO(菊池善人、三島軍人役)』
…など他多数
実はドラゴンボールZでは、人造人間16号やパイクーハン、ドラゴンボール超ではモヒイトの他に天津飯(2015年-2018年)も演じていました。脳内に再生されます。(笑)
第9宇宙の破壊神はシドラ 界王神はロウ
ドラゴンボール天使<第10宇宙>クス
名前 | クス |
由来 | クスケーニャ |
声優 | 今村宏美 |
第10宇宙のガイド天使はクス。小柄で三つ編みをした少女のような可愛らしい姿をしています。しかし、クスは天使たちの中で一番年上だということが判明。(漫画ドラゴンボール超6巻29話最終頁)
力の大会では代表選手たちの筋肉にホレボレする一面もある模様。第10宇宙はマッチョな宇宙。また代表選手が決まった時、”神チューブ”に上げるための動画ではノリノリで踊ったりもしています。(アニメ・ドラゴンボール超91話) 第10宇宙が消滅した際は寂しがっていました。
名前の由来は『クスケーニャ』から。南米ペルーの街、クスコの地ビール。
声優
クスの声を演じたのは今村宏美さん! 可愛らしい声が印象的でした。今村さんは他にもこんな作品に出演されています。
- 『ゲゲゲの鬼太郎(第5作)2007年-2009年ねこ娘、子ぬりかべ役』
- 『らき☆すた(子神あきら役)』
…など他多数
クスは天使たちの中で一番年上ですが、声だけ聞いているとむしろ一番年下なのではと思えてくるほど可愛らしい声です。
第10宇宙の破壊神はラムーシ 界王神はゴワス
ドラゴンボール天使<第11宇宙>マルカリータ
名前 | マルカリータ |
由来 | マルガリータ |
声優 | 佐々木愛 |
第11宇宙のガイド天使はマルカリータ。ツインテールで女性の姿をしています。語尾に「ですますよ」を付けて話すのが特徴。第11宇宙は正義の宇宙。
破壊神と界王神の偏った正義に対してよく苦言を呈しています。しかし、力の大会では脱落したトッポに労いの言葉を掛けるなど気遣いのある一面もありました。
名前の由来は『マルガリータ』から。マルガリータはテキーラをベースとするカクテルです。
声優
マルカリータの声を演じたのは佐々木愛さん! 佐々木さんは「あいあい」という愛称で呼ばれているそうですよ。出演されている作品には
- 『ゲゲゲの鬼太郎(第5作)』
- 『美少女戦士セーラームーンCrystal』
…など他多数
佐々木さんアニメの他に映画の吹き替えなども演じていました。その作品は『アン・ハサウェイ 魔法の国のプリンセス』。マルカリータと似た感じなのでしょうか、とても気になります!
第11宇宙の破壊神はベルモッド 界王神はカイ
ドラゴンボール天使<第12宇宙>マティーヌ
名前 | マティーヌ |
由来 | マティーニ |
声優 | ― |
第12宇宙のガイド天使はマティーヌ。外見はふっくらとした女性の姿をしています。第12宇宙は究極の宇宙と言われ、破壊神や界王神が優秀なため彼女は苦労がありません。
しかし、優秀な二人をさらなる高みへと押し上げようとしています。
マティーヌの第一印象は”しっかりしてそう”だと思いました。何となくどっしりと構えているような印象だったので…。(笑)
名前の由来は『マティーニ』。ジンベースのカクテルで、通称カクテルの王様と言われたりもしているそうです。
声優
マティーニもアニメでセリフはなかったので、声優さんがいません。少しだけ第一宇宙のアワモと雰囲気が被っているので、声も似ているのかも…と思いました。
第12宇宙の破壊神はジーン 界王神はアグ
ドラゴンボール天使<大神官>
名前 | 大神官 |
由来 | ??? |
声優 | 高塚正也 |
全宇宙の天使の頂点にいる大神官。全王の側近であり、全王に進言できる唯一の人物です。天使たちと同じく、丁寧で温和な言葉使いをしていますが、全王の意向に逆らう者には静かな威圧を行うことも。
外見は少年のように小柄ですが、実は天使たちの父親。実力は天使たちの中でも別格で、ウイスでさえも足元にも及ばない実力を持っています。
名前の由来は『???』。由来などはわからなかったのですが、大神官に至っては特に意味がなさそう。普通に上位職名のような気がします。
声優
大神官の声を演じたのは高塚正也さん! 高塚さん、実はドラゴンボール超の中で大神官以外に記者や付き人、銀河密漁団ボス…他たくさんの役を演じていました。他の作品では、
- 『戦国無双(直江兼続役)』
- 『銀河伝説WEED(ジェロム役)』
…など他多数
たくさんの作品に出演されています。また一つの作品で何役もこなしている印象を受けました。
<おまけ>ドラゴンボール見習い天使<第7宇宙>メルス
名前 | メルス |
由来 | スルメ、スルメ酒 |
声優 | ― |
第7宇宙の見習い天使。天使に戻る前は『銀河パトロール』に所属していました。外見はおかっぱ頭が特徴で物腰が柔らかく温和な性格。ウイスの弟。
見習い天使のメルスは広い世界を学ぶために大神官の指示で第7宇宙へと派遣され、銀河パトロールへの入隊は善の側面を見るためでした。
名前の由来は『スルメ』だと言われています。ですが、天使と判明した時には『スルメ酒』なんて声も。
声優
アニメ『ドラゴンボール超』が以前放送された時は、力の大会で終わってしまいました。メルスが登場したのはその後の『銀河パトロール囚人編』。
なので、現時点ではアニメ化はされていません。もしメルスのセリフに声が入ったとしたならば、
漫画の中のメルスのようにきっと優しい声だと思います。
12人の天使たちは全員、名前の由来が『お酒』でしたね。少し崩しただけなのに、それぞれの名前がとてもしっくりとハマっていました。
またコルン、ヴァドス、クスはウイスより年上、メルスは弟だということが判明。クスなどを見る限り天使は、見た目と年齢はあまり関係ないようにも感じました。
まとめ
12宇宙の天使たちを見てきて、いろいろな天使がいることがわかりました。また外見もさることながら性格もいろいろでしたね。
また、天使全員が兄弟という衝撃事実も。そして大神官は父親という…。とんでもないファミリーです。(笑)
まとめてみて思ったのですが個人的には、父親だという大神官と一番年上の姉のクスが天使たちの中で一番若く見えました。
ひょっとしたら天使は人間とは逆で、年齢が(年齢の観念があるのかもわかりませんが)上がるたびに若くなって(見えて)いくのかも!?そうだとしたら羨ましいですね。(笑)
そして基本温厚で丁寧な口調が特徴の天使たちですが、やはり『中立』の立場だとどこか”冷静”で見ようによっては”冷酷”だなという印象がありました。
あまり感情の起伏がなさそうなので、知れば知るほど不思議な存在になってきます。
そんな天使たちが揃って登場するのは『ドラゴンボール超』の『宇宙サバイバル編』。この力の大会では各宇宙の天使&破壊神&界王神が一堂に見られますよ!!
この神々と天使の集合は圧巻です!!